☆マッシモ・ムタレッリ(ボローニャ) インタビュー(Bolognafc.it)
−マッシモ、あなたはまだボローニャでのデビューを果たしていませんが?
「身体的な問題は解決したし、僕は万全だ。5週間前からこのチームと共に完全なリズムでトレーニングしているし、できるだけ早くチームに貢献を与えることができるよう望んでいるよ」



−ラツィオとの試合はあなたにとってどのような意味を持っているのかな?
「僕たち全員にとって重要な試合になる。ムタレッリの試合ではなく、ラツィオvsボローニャという試合だよ。僕はローマで国際的なレベルの中での重要な2年を過ごした。最後の6ヶ月間までは良い思い出だよ」



−プレイすることができなかったあなたにとって、ボローニャでのデビューは第二のキャリアの開始を意味しているよね?
「まぁそんな感じかね。強制的に試合から除外されたあと、僕はプレイを再開できることになった。僕が求めていたのはまさにプレイすることだけだった。ただ、デビューについて意識してはいないよ。単にプレイする状況に帰ってくることができたとだけ感じている。ラツィオ戦がデビューになったら、運命のイタズラだろうね。僕はボールを蹴るためにプレイすることが何よりも好きだ」



−ボローニャには元ラツィアーレが3人いる。あなた、ムディンガイ、ベッレーリ。
「皆が再スタートを切ろうとしているのは事実だ!でも誰一人、リヴェンジなどは望んでいない。僕たちはボローニャに利益をもたらすことだけを考えて、勝ち点を持って帰ってくるために僕たちの試合をやりにローマに行く」



−オリンピコではどのような対応を待っている?
「それは知らない。僕はピッチ上でラツィオのためにしなければならないことをやってきたつもりだ。僕は常にチームに貢献を与えようとしてきた。グループから除外されたことはティフォージとは無関係で、僕とクラブだけの問題だった」




☆ガビー・ムディンガイ(ボローニャ) インタビュー(Corriere dello Sport)
−ガビー、土曜日にはラツィオと対戦だ。どんな気持ちかな?
「非常に美しい思い出ばかりの3年間だった。僕にとっては特別な試合になる。でも僕は穏やかにピッチに向かうよ。そして僕のチームの勝利に力を捧げる」



−ビアンコチェレステでの3年間で得たものは?
「ラツィオは僕のカルチョのキャリアを軌道に乗せてくれた。CLでデビューしたことは、僕のキャリアにとって最も重要な出来事だった」



−離婚は回避不能だったのかな?
「僕はローマですごく満足していた。会長と監督がチャンスを与えてくれたことに感謝しているかどうかを抜きにしても、それは何とも言えないね。でも今はボローニャで成功を収めたいと思っている」



−不満を露にしたインタビューによって移籍が生まれたのでは?
「僕はあの発言の影響があったとは思っていない。僕は反論をしたかったわけではないんだ。きっと僕は考えていることを正直に言い過ぎたんだと思う。ラツィオが僕を必要としていなかったから、僕は何の問題もなく移籍を受け入れた」



−ロッシ監督とロティート会長に対する気持ちは?
「プロなら当たり前の決定さ。繰り返し言うけれど、僕はローマですごく満足していたし、舞台を変えることになるとは思いもしなかった。それでも、僕はラツィオに感謝している」



−オリンピコではどんな対応を待っている?
「良い対応。僕は3年間、ラツィオのために魂とハートを捧げてきた」



−ビアンコチェレステ復帰のために頑張る?
「僕はボローニャにいるし、クラブとは4年契約を結んでいる。でも人生は決してわからない」



−ミハイロヴィッチと一緒にローマに帰るかもね。
「繰り返し言うけれど、人生は決してわからない」



−ミハイロヴィッチはいつかラツィオを率いることになるのかな?
「彼は高水準の監督だよ。彼がラツィオに行くのか他の所に行くのか、僕にはわからない」




・コラロフのゴールが世界中に知れ渡る
コラロフのゴールは世界中を巡った。レッチェ戦でのコラロフの信じ難いゴールは、アメリカのスポーツ番組の議論の対象となった。ESPNの“Top Ten Sport Center”による、今週のスポーツのスーパープレイ集にコラロフのゴールが含まれたのだ。この番組では主にバスケット、フットボールといったスポーツが扱われており、カルチョのシーンが放送されることはめったにない。(Messaggero)




・記録を目指すロッシ監督
ロッシの挑戦は始まったばかりだ。彼はレッチェ戦で分岐点を迎えたと言える。彼は今後のカンピオナートで復調し、コッパ・イタリアを制し、将来に向けて再び大きなスタートを切ろうとしている。ラツィオの歴史に名誉を刻むために。ロッシ監督はセリエAでビアンコチェレステを5年間続けて率いる史上初の監督になろうとしているのだ。
2,3週間前だったら、誰もロッシ監督の続投への賭けはしなかったはずだ。もちろん、現在もまだ大いに複雑な状況にある。しかし、ロティート会長は遅れを打破して周囲を驚かせようとしている。「デリオはこのクラブの現在と将来を代表している。誰も彼に触れてはいけない」。ロティート会長はラディオ・キス・キス上で怒鳴った。
ロティート会長とロッシ監督がティフォージから愛されていないことは誰もが知っていることだろう。しかし、時間はあらゆる傷を癒すことができる。結果という単純なモノによって。現在ロッシ監督が率いるクラブが身体的にも技術的にも爆発する春がやってきた。すべてが最善の結果になるのならば、デリオがラツィオの新たな歴史を作る可能性は十分にある。(Messaggero)




☆ボバン氏
「サラテは良い意味でも悪い意味でもフェノーメノだ。彼はまだ若くて未熟だけど、成長できる多くの時間が残されているよ。彼は単にボールを離すことを学ばなきゃいけない。マトゥザレムは大きな補強だった。私はブレシア時代から彼を気に入っていたんだ。彼は美しい左足と広い視野を持った良いMFだよ。簡単にプレイする方法を知っているという点が彼の持つ最高の才能だね。コラロフは大きな美しいゴールを与えてくれた。彼の左足については何の議論の余地もないけれど、守備面や安定感は改善しなきゃいけない。彼には大きな成長の余地があるよ」(Tuttomercatoweb.com)




☆クラウディオ・ロティート会長 インタビュー(La Lazio siamo noi.it)
−会長、レッチェでのラツィオをどう見ている?
「私には否定的なサイクルが終焉を迎えるという予感がしていた。チームは良いカンピオナートを再び開始したんだ」



−マトゥザレムはラツィオに留まりますか?
「サラテとマトゥは昨夏の大きな補強の1つだ。マトゥは怪我のためになかなかプレイできなかったが、復帰してからは価値を示してくれている。今後もこの調子を保ち続けるのなら、ラツィオは彼を買い取ることになる」



−あなたはロッシを常に守ってきました。ロッシ監督は留まる...?
「私は常にデリオの傍にいた。彼のお陰でラツィオは競争できるクラブになれたんだ。私が監督に関して様々なことを考慮しているというのはすべてデタラメだ。私はこのクラブの補助の価値であるロッシを常に守ってきた...」



−パンデフとの契約更新サインには失敗するのでは?
「パンデフについて、我々は交渉を開いている状態にある。彼の要求を満たす解決を見つける状況と有効性は存在しているよ。全員が幸せになれる選択肢を見つける必要性はあるが、私はパンデフとの契約更新を楽観視している」



−ユヴェントスがパンデフに関心を持っているのは本当?
「No。ユヴェントスではなく他の欧州クラブは別の選手の情報を尋ねてきたけど(おそらくディアキテ)、パンデフについては何も話していない」



−新スタジアムについて
「私は世界中で最も近代的なプロジェクトの1つといえるプロジェクトを準備している。この意図を理解するには時間が必要だ」



−我々はいくつかの夢を見たがっている。欧州の舞台で新スタジアムを持ったラツィオがプレイする見る夢を抱くことはできるのかな?
「スタジアムは1億ユーロの利益をラツィオに流し込むことになる。この資金があればラツィオはさらに大きな競争力を持ったクラブになることができるだろう。例えば、現在のラツィオでは範囲外の選手がやってくることになるかもしれない。メッシーといった超有名選手のことではないけれどね。でも、スタジアムを所有することはラツィオの国際的信頼も飛躍させるはずだ。我々はレアル・マドリードのような構造を作ろうとしている」