☆フィオレンティーナ・サポーターがザウリに皮肉のバナー
ザウリはフィオレンティーナ移籍が決定し、キャンプ場にて18:30からプレゼンテーションを行った。ただ、練習場の柵にはフィオレンティーナサポーターが「Oh、ザウリ。俺たちに手を貸しに来たのかい?」という皮肉のバナーを張り出していた。(ANSA)




☆フスコ代理人(マツザレムの代理人)
「今朝、ラツィオはサラゴサと合意を完了した。移籍形態は1年間のレンタルだ。それだけしか知らない。買い取りオプションが付いているかどうかは私は知らないよ。これは両クラブ間に関することだからね。我々はすぐに飛行機に乗り、ロティート会長と話す予定だ。明日にはメディカルチェックを行うかもしれないね。マツザレムはイタリアでのプレイにすごい熱意を持っている」(Datasport)



☆正式決定:フィオレンティーナがザウリ獲得
フィオレンティーナは正式にルチアーノ・ザウリを獲得した。両クラブは300万ユーロの買い取りオプションを付けたレンタル移籍で合意した。(Tuttomercato)



☆正式決定:フィオレンティーナがザウリ獲得
正式発表が届いた。昨日Piazza della Libera.itによって予想されていたように、ザウリは買い取りオプション付きレンタルでフィオレンティーナへ移籍する。
フィオレンティーナは公式サイト上にて「フィオレンティーナはレンタル移籍でルチアーノ・ザウリを獲得したことを発表する。彼はラツィオから到着する。18:30からCastelrottoのキャンプ場にてコルヴィーノDSがプレゼンテーションを行う」と明記している。(Piazza della Libera)



☆正式:マツザレム獲得が合意
レアル・サラゴサはイタリアのラツィオとマツザレムの移籍に関して合意に達しました。マツザレムは金曜日に契約にサインするためにローマへ向かいます。(realzaragoza.com)



☆正式決定:アルティポリがモデナへ移籍
モデナはラツィオとサンプドリアが共同保有しているイヴァン・アルティポリをレンタル移籍で獲得することが合意したことを伝えます。(Modena.F.C)



☆ターレがDS資格取得コースに参加
ターレはスポーツマネージャーの資格取得コースに参加することになり、コヴェルチャーノへ向かった。ロティート会長はまだサバティーニの後釜を決めておらず、ターレを任命する可能性は除外されていない。なおターレは25日に35歳の誕生を迎える。(Corriere dello Sport)



☆ベーラミがウェスト・ハム移籍へ
ベーラミはウェスト・ハム移籍を完了させようとしている。ベルトラーミ代理人はSkysports.comに対して「ウェスト・ハム?我々は待っている。今日にも明らかになるだろう」とコメントした。ウェスト・ハムはラツィオからベーラミを獲得するために700万ユーロをオファーしている。(Tuttomercato)




☆Piero Ausilioが新DSに浮上
ロティート会長は今もなおDSを模索しており、現在注目している名前はインテルの下部組織責任者Piero Ausilio氏となっている。
ただ、モラッティ会長がボルゾーニやバロテッリを発掘したAusilio氏を手放すことは考えがたい。(Calciomercato.com)



☆ムディンガイ:涙のお別れ
ムディンガイのボローニャ移籍。交渉は昨日終えられた。彼はボローニャと5年契約を結び、ラツィオには600万ユーロ前後の移籍金に加え、メグニの保有権が完全に譲渡された。
ムディンガイは電話で、涙を流しながらファンへの感謝を語った。「僕を成長させてくれたクラブに感謝している。そしてファン、チームメイトにも感謝している。ここから去ることは本当に残念だ」。ムディンガイは売られた。5月にロッシ監督を批判したことがクラブの決定に影響を与えたのだろう。昨年の夏にCL予備予選第2戦を終えラツィオ一同がイタリアに帰ってきた際、ロティート会長は真っ先にムディンガイを抱き締めた。しかし今夏ロティート会長はムディンガイに対するボローニャの貪欲なオファーを受け入れた。「クラブ側は僕に対して、恐らくもう完全な信頼を持ってはいなかったんだろう」。
契約−ムディンガイはラツィオとの契約更新を話し合っていた。そしてその場で彼はFIFAの条項を行使しないことを約束し、年俸アップを待っていた。その矢先のボローニャ移籍。ボローニャではラツィオよりも30万ユーロ高い年俸を稼ぐことになる。昨晩、ローマに居たムディーはビアンコチェレスティファンによって励まされた。「ありがとう。本当にありがとう。電話はずっと鳴りっ放しでメッセージが溢れ返っている。カルチョでは選択がなされるものだ。僕はクルヴァと一緒に過ごせた時間に感謝している」。
苦さ−ガビーは繰り返す。「ラツィオは僕にとって最も大きな存在だったし、僕はキャリアの大半をラツィオで過ごすつもりだった。契約更新のことも話していたし、クラブを去ることなんて考えていなかったよ」。ボローニャへは完全移籍となる。「共同保有は不可能だった。ラツィオから話を聞かされた時、チームメイトたちは誰もそのニュースを信じていなかった。本当に言葉を失ったよ」。それでも彼の将来はもうボローニャにある。「アッリゴーリ監督とはトリノ時代に少しの間共に過ごしていた。ボローニャは僕を連れてくるために全てを尽くしたし、僕のことを重要な選手だと見なしてくれている」。(Corriere dello Sport)




☆ザウリがフィオレンティーナに合流
ザウリは今日の午後からフィオレンティーナのキャンプに合流する。移籍はまだ正式決定していないが、彼は既にメディカルチェックを終えており、買い取りオプション付きレンタルでフィオレンティーナに加入することになった。(ANSA)



☆新シーズンの構想
ロッシ監督は3-4-1-2というシステムを試行しており、様々な戦術的なアイデアを模索している。
システム変更はサラテの加入によって浮上した。ラツィオはサラテに1700万ユーロを費やしており、それほどの額を使って獲得した彼をベンチに置くことはありえないだろう。そしてロッキとパンデフがラツィオに留まるならば、この3人で年間30ゴールを保証できるはずだ。サラテは2列目でもプレイすることが可能で、ロッキとパンデフの背後となるトレクァルティスタの役割に好都合な存在となっている。
DF陣ではシヴィーリア、クリバリ、ロゼフナルという3バックを敷いている。ただ彼らはいずれもカリスマ性のあるリーダーとは言えない選手たちである。なおロッシ監督はラドゥについて、3バックの一角として起用するのか、中盤のサイドとして起用するのかまだ選択していない。
中盤では中央にレデスマとマツザレムを配置し、左にコラロフが入り、右にはデ・シルヴェストリと新加入したリヒトシュタイナーが居る。そしてトレクァルティスタにはサラテが入るが、マウリやメグニの存在も忘れてはならない。(Messaggero)




☆ベーラミの後釜リヒトシュタイナー
中盤の底、SBでプレイする若い有望なスイス人。リヒトシュタイナーはロッシ監督にとってベーラミに代わる新たな右SBとなった。ベーラミより1歳年上のリヒトシュタイナーは昨日メディカルチェックを受けた。正式発表はまだ行われていないが、移籍金は180万ユーロ前後で、ラツィオとリヒトシュタイナーは年俸50万ユーロの5年契約を結ぶことになる。「僕はフロント陣、そして監督と長い間話した。それで問題は何もなかった。クラブは本気で僕を欲しがっているし、両クラブが3日以内に全てを解決してくれることを望んでいる」。(E Polis)




☆ムディンガイがボローニャ移籍
ムディンガイのボローニャ移籍。これにはムディンガイ自身も驚きを隠せず、何も準備ができていなかったようだ。彼はラツィオから去ると言う大きな苦さを今も感じている。「僕はキャリアの大半をラツィオで過ごすことになると思っていた。自分はラツィオにとって安定した存在だと思っていたし、まさかこんなことになるとは考えてもいなかった。クラブが僕をボローニャに譲渡したことを聞いて、僕は渋々ボローニャとの話し合いを開始した。もう拒否することはできなかったんだ。ラツィオが僕を必要としていないのならば、ここから去る方が好ましいしね。だから僕はラツィオから去る。でも、すごく失望しているよ。ラツィオは僕にとって美しいものであり続けるだろう。このユニフォームを着て、チームメイトと一緒に分かち合った喜びは絶対に忘れないよ。ロッカールームの問題は何も知らない。クルヴァは本当に美しかったし、彼らは僕に対して常に声援を捧げてくれた。本当に感謝しているよ。初めてオリンピコでプレイした時、僕はミスを連発してしまって、正直言うとファンの反応が怖かった。だけど彼らはキャンプの時から僕にすごく良くしてくれた。ラツィオ、そしてラツィアーレの元から去るのはすごく難しいよ。僕に愛情を注いでくれたビアンコチェレスティファンには感謝の気持ちを伝えたい」。
ムディンガイのボローニャ移籍により、ラツィオ側には600万ユーロの移籍金が支払われる。そしてムディンガイの後釜についてはマツザレムがやってくることになるだろう。ラツィオとサラゴサは既に買い取りオプション付きレンタルで合意しているが、サラゴサ側はマツザレムとの契約を2011年まで延長した上で放出することを望んでいる。なお現在マツザレムの代理人であるフスコ氏はロティート会長と話し合いを行っており、年俸が焦点となっている。マツザレムはサラゴサで200万ユーロの年俸を稼いでいるが、交渉は最終的には成立すると見られており、楽観的な状況にあると言えるだろう。
放出ではザウリが300万ユーロでフィオレンティーナへ移籍することが近付いている。一方でボローニャ移籍が近付いていたステンダルドは現在交渉が減速しており、イングランドのクラブ(フルハム、マンチェスター・シティ)などが獲得に動き出そうとしている。ステンダルド自身はおよそ10日前にレンタル移籍でのみクラブを去る意向を明らかにしており、良いオファーが届けばローマから去る準備が出来ている。最後に、ロッシ監督はムタレッリに関して他のクラブが興味を示さない場合にはキャンプに合流させることを検討している。(E Polis)





☆メルカートの動き
ロッシ監督は許さなかった。ロッシ監督は昨シーズンの終了後、ロティート会長に対してロッカールームにおいて非機能的な要素となっていた選手を“追放”することを要請し、昨日の朝ムディンガイはボローニャ移籍のためにAuronzoから去った。そしてザウリもフィオレンティーナでプレイすることになった。
ムディンガイの移籍金は500万ユーロ前後で、これに加えてメグニの保有権がラツィオへ完全に譲渡された。ザウリに関しては320万ユーロ前後の買い取りオプション付きレンタル移籍で合意に近付いているが、ダイネッリが交渉に含まれる可能性もある。
補強ではマツザレムがサラゴサとの契約を2011年まで延長した上でラツィオにレンタル加入することになるだろう。(DNews)





☆バローニオのヴァジャドリード移籍が消滅へ
ヴァジャドリードはウルグアイのCanobbio獲得に近付いている。バローニオにとってヴァジャドリードは最も理想的な移籍先となっていたが、Canobbioのヴァジャドリード入りによりこの線はほぼ消滅した。バローニオとラツィオはこの状況に戸惑いを隠せずに居る。(Piazza della Liberta)




☆メルカートの動き
ムディンガイは600万ユーロ+メグニの完全譲渡という条件でボローニャへ移籍し、ザウリも320万ユーロの買い取りオプション付きレンタルでフィオレンティーナへ移籍することになった。ベーラミについてはウェスト・ハムがFIFAの条項を行使せずに移籍金600万ユーロを支払って獲得しようとしている。
マツザレムに関しては1600万ユーロの買い取りオプション付きレンタルでラツィオにやってくることになりそうだ。ロティート会長はマツザレムに対して200万ユーロ前後の年俸を支払わなければならない。(Corriere dello Sport.it)




☆マツザレムを獲得へ
ラツィオは近日中にマツザレムの獲得が決定するだろう。マツザレムはロティート会長との合意を見つけたのだ。彼は年俸80万ユーロでローマに到着することになり、買い取りオプション額は800万ユーロに設定された。
アッボナメンティについてはサラテ効果なのか、7000枚の売り上げを記録している。(Leggo)




☆メルカートの動き
昨日キャンプ場を去ったムディンガイはボローニャと4年契約を結び、ラツィオ側には500万ユーロの移籍金に加え、両クラブ間で共同保有していたメグニが完全に譲渡された。ステンダルドについてはボローニャが獲得に動いているが、ウディネーゼもピンツィとのトレードを検討している。一方で、補強に関してはマツザレムが1500万ユーロ前後の買い取りオプション付きレンタルでやってくることになり、DFではMoti獲得へ向けて動き出そうとしている。
最後にベーラミにはウェスト・ハムがラツィオ側に600万ユーロを準備しており、エヴァートンとの競争に勝とうとしている。(Gazzetta dello sport)




☆フィオレンティーナ、ザウリを予約
数週間前、ザウリのフィオレンティーナ移籍はほぼ定められていたのだが、フィオレンティーナのサポーターが「ザウリなどいらない」という抗議を行い、その後交渉はストップされていた。しかしフィオレンティーナは再びザウリ獲得に動き出し、ザウリは本日メディカルチェックを受けることになった。コルヴィーノDSは本日ロティート会長と決定的な会談を行うことになっており、両者は40万ユーロのレンタル移籍に300万ユーロ前後の買い取りオプションを付けるという条件で合意するだろう。(Gazzetta dello sport)




☆ムディンガイがボローニャへ
ボローニャ移籍が決定したムディンガイは昨日の夕食の場で複雑な感情にあるかのような微笑を見せた。Auronzo-ローマ-ボローニャ:2ヶ月前から移籍が噂されていたムディンガイは、ついに首都にさよならを告げた。「僕は移籍を待ってはいなかった。でも最終的に、こういう結末を迎えられたことはきっと良かったんだろう」。
6月19日、ロティート会長はブランキーニ代理人と会い、ムディンガイとの契約を2012年まで更新しようとした。「うん、僕は契約更新を本気で考えていた。ローマに留まるためにね」。ただ、ラツィオ側はボローニャがムディンガイに用意した年俸100万ユーロの4年契約と同等の条件を保証してはいなかった。「僕は本当に自分がラツィオのプロジェクトにとって重要な存在なのか、確信できていなかった」。
昨日の朝、ムディンガイはAuronzoから去った。実際には、彼はその前日の夕方の時点で既にラツィオとボローニャの交渉が終えられていたことを知っていた。「皆に挨拶する時間はなかった。ロッシ監督?彼とも会っていないよ。彼は僕をキャンプに招集したけれど、僕のあの発言以降、彼と会話をすることは少なくなった。結局彼からの説明は受けていない」。ロッシ監督との関係が移籍に影響を与えたことは確かだ。「若干失望していることは認めるけれど、きっとラツィオから去ることはお互いにとって良い選択なんだと思う。ラツィオに残っていてもきっと出場機会はなかっただろうし、僕を欲しがってくれたクラブに行くのは正しいことだ」。(Gazzetta dello sport)




☆リヒトシュタイナーが合流
リヒトシュタイナーは昨日の夕方にAuronzoに到着し、ラツィオ移籍後初のトレーニングを行った。つまり、リヒトシュタイナーのラツィアーレ冒険は正式に開始されたのだ。彼は明日のテストマッチでデビューすることになる。
一方でマツザレムは1500万ユーロの買い取りオプションを付けたレンタル移籍で到着する。年俸はおよそ100万ユーロとなる。
キャンプに関しては、フォッジャが水曜日のテストマッチで右太腿を痛めたため、練習に参加しなかった。なお右ヒザの炎症によりテストマッチを欠場していたマウリはグループに合流した。(Gazzetta dello sport)




☆新シーズンの構想
カリーソ、サラテ。さらにリヒトシュタイナーとマツザレム。ラツィオは08-09シーズンに向けて既に動き出している。ロッシ監督は現在様々なシステムを試行しており、新シーズンは相手にとって予測が難しくなる状況を作ろうとしている。
3-5-2:新生ラツィオはこのシステムを計画しており、水曜日のテストマッチにもこの布陣で挑んだ。このシステムではデ・シルヴェストリ、コラロフの特徴である上下運動を生かすことが出来ると考えられている。シヴィーリア、ロゼフナル、クリバリという3人のCBを並べることで、デ・シルヴェストリとコラロフは怖がらずに攻め上がることができるのだ。リヒトシュタイナーの獲得により、デ・シルヴェストリの選択肢は満たされ、コラロフの選択肢にはマンフレディーニ、必要に応じてマウリも居る。このシステムでは、中盤の中央左よりのポジション争いにマツザレムが割り込むことになる。ロッキとパンデフが孤立してしまうという恐れは、中央の左よりの選手(マツザレムかマウリ)によって解決されるだろう。
3-4-3:3-5-2は3-4-3に変身させることができる。CBの3人は上記と同じで、中盤には右にデ・シルヴェストリ(またはリヒトシュタイナー)、中央にレデスマとマツザレム(またはダボ)、左サイドにコラロフを置くことになる。そして攻撃陣にはスピードに溢れ、簡単にゴールを奪えるパンデフ-ロッキ-サラテというトリデンテを敷くことになる。ただ、リスクを避けるためにマウリかフォッジャがサラテのポジションに入る可能性があるほか、3-4-2-1という布陣も考えられている。
4-3-1-2:3バックを考えているロッシ監督だが、使い慣れた4-3-1-2というシステムも頭に残っている。ロッシ監督はここ2シーズン、4-3-1-2という形でプレイしていたことを選手たちが忘れないよう願っている。そして実際に特定の状況では4バックを敷くこともあるかもしれない。このシステムではデ・シルヴェストリ、コラロフ(ラドゥの方が有力となる可能性も)が両SBに入り、中盤にはダボ-レデスマ-マツザレムが配置される。トレクァルティスタの一番手にはマウリがいるが、フォッジャが追い抜く可能性もある。またロッキ-サラテの2トップの背後にパンデフを置くという布陣も考えられている。(Gazzetta dello sport)




☆サイクルの終焉
2年前、CL出場権を獲得したラツィオの中で重要な存在となっていた選手たちは次々とクラブを去っている。ペルッツィ、ベーラミの退団の後、昨日ムディンガイのボローニャ行き(移籍金600万ユーロ+メグニの完全譲渡)が明らかになった。「僕はここから去る。すごく失望している」。そしてムディンガイと同じくザウリも昨日フィオレンティーナと結婚することになった。
選手放出の仕事はグリエルモ・アクリ氏が担っている。彼は連続的に、素早く動いており、ステンダルド、シモーネ・インザーギ、バローニオ、ベルニ、クァドリの移籍先も見つけようとしている。
その一方で、ラツィオはマツザレムの獲得を完了させるために動いており、ラツィオとサラゴサは1600万ユーロの買い取りオプション付きレンタルで合意している。サラゴサ側はマツザレムを無償で失うことを避けるために、2011年まで契約を延長させた上で、ラツィオに放出することになるだろう。(La Repubblica)




☆ムディンガイがボローニャへ
ガビー・ムディンガイは600万ユーロでボローニャへ放出された。彼のチームメイトたちはこの予想外の決別に非常に驚いており、結果的にはAuronzoの静けさが壊された。「僕はここから離れる。僕は今まで、ラツィオのユニフォームのために常に最大のモノを与えてきたつもりだ。僕はここから去るけれど、良心はここに置いて行く。繰り返して言うけれど、僕は常に最大限のものを与えてきたし、後悔はない」。
ムディンガイはクラブから去ることは考えていなかったようだ。「一部のクラブが僕に関心を持っていることは知っていたけど、予想外のニュースだった。僕は移籍することを待ってはいなかったし、キャンプ中にラツィオから去ることになるなんて思いもしなかった。ローマではすごく美しい3年間を過ごせたし、今のこの状況とは違う処置を待っていた」。
2,3ヶ月前、ムディンガイは自らの公式サイト上にてロッシ監督の戦術を批判していた。そのため今シーズンはロッシ監督からほとんど考慮されないのでは、という見方もあった。「僕自身が、移籍に繋がる重大なことを言ったかどうかはわからない。僕は単に自分の冒険を続けることを考えていた。誰かが選択を下した際に、怪しいところにあるものを探したくはない。カルチョはこういうものなんだから。ロッシ監督とは話す時間がなかったけど、僕に多くのことを教えてくれて、チャンスも与えてくれた彼には感謝している」。
ラツィオでの3年間、彼は常にファンを愛していた。また、これはファンだけに限った話ではない。「チームメイトと共にトレーニングをして、フォルメッロではすごく美しい時間を過ごすことができた。そういえば僕が大ケガを負ったとき、ラツィアーレからは多くのメッセージが届いたんだよ。僕はラツィアーレとの絆を感じていたし、このことが僕の心から消えることは永遠にないだろう」。
彼はすぐにボローニャでの新たな冒険を開始する。「ラツィオから去るのは残念だけれど、プレイするためにボローニャへ行けることに満足している。今、僕は新たなクラブで良いパフォーマンスを見せられることを望んでいる」。
ムディンガイの移籍により、ラツィオはマツザレムをレンタルで獲得しようとしている。ただ、サラゴサとマツザレムの契約は2010年までとなっているため、サラゴサ側は1年延長した上で放出しようとしている。(Corriere della sera)





☆ロドリゴ・メンデス:ラツィオにもう1人ブラジル人が加入?
メルカートで動いているラツィオは今度はグレミオとの契約が満了するロドリゴ・メンデスの名前が浮上している。南米から届けられた声によると、ラツィオの一部の特使はロドリゴのイタリア移籍へ向けた可能性を切り開くために、本人と連絡を取ったようだ。ただ、33歳のロドリゴがロティート会長のプロジェクトに含まれるとは考えがたい。「ラツィオからの関心はとても名誉なことだし、幸せだ。僕にとってこのニュースは非常にポジティヴなものだし、新たな動きを待っている。グレミオのフロント陣がこの種の移籍を容易にすることを望んでいる」。
ロドリゴ・メンデスは国外で数多くの経験を積んできた。「国外クラブでは6年間過ごしてきたけど、スポーツマンの誰もが欧州でのプレイを夢見ていることは知っている。僕にはイタリア国籍があるから、これが移籍を非常に後押ししくれるはずだ」。
ブラジル、日本、サウジアラビアでプレイしてきたロドリゴ。今度はセリエAにやってくるのだろうか?(Piazza della Liberta)



☆マツザレム インタビュー(Piazza della Liberta)
「ローマに到着してラツィオという重要な名門クラブと合意するのが待ちきれないよ」。現在マツザレムはサラゴサで最後の詳細を詰めている。彼はサラゴサとの契約にサインした後、ローマ行きの飛行機に乗り、ラツィオとの1年契約にサインする。「特別なファンが存在する大きなクラブであるラツィオの一員としてイタリアに帰ることができて満足している。今はサラゴサで最後の詳細を詰めているけれど、飛行機に乗るのが待ちきれないよ。出来るだけ早く首都に着くことを望んでいる」。



−君はレデスマの傍でプレイすることになるかもね。
「彼のことはよく知っている。僕はイタリアを去ったけれど、彼はずっとカンピオナートでプレイし続けている。彼とは問題なく統合できると信じている」



−どのポジションが好き?
「僕は本職ではないポジションに適応する方法を知っている。攻撃は僕が得意としているものだ」



−ラツィオからの関心はいつ知ったの?
「代理人からローマのクラブが僕に関心を持ってるってことを知らされて、僕は出来るだけ早く交渉を終えたかった。イタリアとラツィオは重要な場所だと思っているし、僕はそこでプレイしたいという大きな願望があった」



−君はイタリアでは重要なクラブでプレイしたことがない。ラツィオでプレイする準備はできていると思う?
「スタートが待ちきれない。ピアチェンツァ、ブレシア、ナポリ、パルマでプレイした後にローマに到着できたのは美しいことだ。ラツィオは勝利を目指す名門クラブだよ。そして僕も勝利を目指す目的と共にイタリアに帰る...ラツィオと共に勝利を収めたい」



−昨シーズン、君は酷いケガに苦しみました。現在は?
「完全に治ったよ。バルセロナ戦でTourèにやられたわけだけど、今は万全の状態だ。ラツィオのキャンプに合流するのが待ちきれないよ」



☆クラウディオ・ロティート会長
「我々はダイネッリには興味を持っていない。ザウリのフィオレンティーナ移籍?ラツィオには少しの障害もないし交渉は進んでいる。フィオレンティーナとは良い状況にあるが、我々は技術的な補償には少しも興味は持っていない」(violanews.com)