☆カヴァリエリ代理人(フォッジャの代理人)
「パレルモがフォッジャの扉をノックしているというのは真実ではない。以前、パレルモがフォッジャの近くに居たことは確認しているけどね。パレルモとの交渉が再開する可能性があるかはわからない。パレルモはグイドリンからコラントゥオーノへ監督が代わったしね。フォッジャがカリアリに残留するか?質問に答えることはできないし、フォッジャはラツィオに復帰する可能性もある」(Tuttomercato)




☆デリオ・ロッシ監督
「ロティート会長が本当に私を信じているのならば、コッパ・イタリアの結果を待つ必要は無いだろう。もしもお互いに信頼関係が無くなったとしたら、夫婦の関係のように離婚することになるだろう」(datasport.it)
「もしロティート会長が私を信頼しているのならば、試合が上手く行かないことを待ってはいけない。もし妻への信頼を失い、妻を裏切る意向があるのならば、待機せずにすぐに本性を現すだろう。逆に信頼があるのならばゴシップがあろうが身を引かないはずだ。私はインテルとの試合の結果が将来を左右するとは思っていない」(DIRE)




☆パンデフが2010年にEU内選手に
ゴラン・パンデフはイタリアの法律に基づき、2010年にEU内のパスポートを求めることが可能となる。2000年、パンデフはインテルによって発掘され、イタリアへ到着した。そしてその後はスペーツィア、アンコーナを経てラツィオへ加入した。
パンデフにはバイエルンやレアル・マドリードが獲得に動いているが、パンデフ自身はラツィオに残留することを望んでいる。そしてラツィオのロティート会長は2010年までの契約を延長するために交渉を開始した。(Corriere dello Sport)




☆新シーズンの計画を立てるラツィオ
ラツィオは既に新シーズンへ向けた計画を立て始めている。
ラツィオは新たなサイクルを始めるためにフロントを解体する準備が出来ており、サバティーニGMとの離婚が迫っている。そして彼の後釜にはトリノのアントネッリ氏を招聘しようとしている。アントネッリ氏はトリノと2年間の契約が残っているが、ラツィオがトリノよりも多くの野心を示した場合、彼はラツィオに到着するかもしれない。
新監督についてはジャンパオロ氏が検討されており、ジャンパオロ氏もラツィオと結婚する準備が出来ている。新監督にはジーコの名前も挙がっているが、彼は現在300万ユーロの年俸を稼いでいるため現実味は無いだろう。その他にはル・グエン、ベレッタ、ノヴェッリーノ、アコリといった名前が挙がっているが、現段階ではどの監督もロティート会長を納得させることは出来ずにいる。
メルカートについては先日のユヴェントス戦の際にステンダルドについてユヴェントス側と会談を行った。ユヴェントス側はステンダルドを完全に買い取ることを望んだが、これに対しラツィオ側はパッラディーノの情報を尋ねた。またラツィオはマルキジオとランザファーメにも関心を示している。ただマルキジオはラニエリ監督の将来の構想に入っており、ランザファーメについてもジェノア入りに向けて話が進められている。なおステンダルド-パッラディーノの交渉にはマウリも含まれるかもしれない。マウリは今もユーヴェの標的となっているのである。
最後に、フォッジャの代理人のカヴァリエリ氏は「パレルモはもう興味を持っていないし、フォッジャはラツィオに戻るかもしれない」と語っている。フォッジャがジャンパオロ監督から気に入られているのは偶然ではないだろう。(Il Tempo)




☆新シーズンへ向けて
ロッシ監督が新シーズンもラツィオに残留するかは定かではないが、ラツィオは新たなプロジェクトに向けて動き出そうとしている。監督に対する問題は今も解決はしていなく、ラツィオはコッパ・イタリアとカンピオナートの残り試合の結果が出るまで、監督にまつわる決定は避けると見られている。
メルカートについては他クラブに移籍する可能性のある選手が多くなっている。まず経験を積むことが必要なコラロフとムスレラがレンタルで放出されるかもしれない。コラロフについては十分な潜在能力を示しているが、守備面の改善のために継続的に試合に出場する必要がある。ムスレラに関しても若干の潜在能力を持ってはいるものの、まだまだ成長する必要があり、ローマのようなプレッシャーの多い街ではない他のクラブで経験を積むべきだろう。
DF陣では完全移籍に500万ユーロが必要となるロゼフナルは獲得しない意向となっている。ロゼフナルはチームに馴染むに当たって多くの問題が発生し、ロッシ監督の選択肢に入ることが出来なかった。サンプドリアと共同保有されているアルティポリもロゼフナルと同じ状態にある。またクリバリもメルカートに出されるかもしれない。
中盤についてはバローニオがラツィオを去ることが確実となっていることに加え、ダボにポジションを奪われて不満を抱えているムディンガイも移籍するかもしれない。またほとんど影を残せなかったデルネーロとメグニもラツィオを去る運命にある。なお放出候補には新たな補強に使う移籍金を得られる可能性があるマウリの名前も入っている。
FWではビアンキの完全移籍オプション行使を決めあぐねている一方でヴィニャローリ、ターレとの契約が満了する。
放出ではなく補強の方向ではロッシ監督はプロジェクトに変化を与えることができ、チームをさらに競争的なものにできる選手を求めている。GKではカリーソの獲得が待たれており、DFにはステンダルドが復帰する可能性があることに加え、もう1人の選手を獲得すると見られている。中盤ではチガリーニ、マルキジオ、グアーナの名前が挙がっており、FWではビアンキを完全に買い取らなかった場合にはパッツィーニ獲得を試みると見られている。(Messaggero) 




☆レンタル移籍中選手について
ラツィオは1ヵ月後にはレンタルで放出している12,13人の選手が復帰する。
レンタルで放出している選手ではユヴェントスへ移籍しているステンダルド、アタランタへ移籍しているシモーネ・インザーギ(年俸120万ユーロであと1年の契約が残っている)、ベッレーリが居る。ボローニャへレンタル移籍しているボネットに関してはボローニャ側は買い取りオプションを行使するのか決めあぐねている。
1月にレッジーナへレンタル移籍したマキンワに対しては、ラツィオは総額700万ユーロの移籍金を支払ってパレルモから獲得したものの、現在市場価格は急落している。マジョルカへレンタル移籍しているスカローニは引き続きマジョルカに留まることになる。
若手についてはガッリポリで良いシーズンを送ったコレアが少なくとも7月の夏のキャンプに召集される見込みとなっている。その他にはサンタレッリ(ガッリポリ)、グレコ(サッスオーロ)、サンニバーレ(スカファテーゼ)がレンタル終了に従い復帰することになる。(Corriere dello Sport)