☆ユヴェントスと交渉
ユヴェントスは先日のラツィオ戦でステンダルドについて会談を行った。ユヴェントスのラニエリ監督はCL出場へ向けてCBに4人の選手を揃えることを望んでいる。ただステンダルドについては買い取り額が1200万ユーロに設定されており、ラツィオ側にはこの額を譲る意思はない。
しかしラツィオは現在ユヴェントスが所有しているマルキジオとランザファーメの獲得を検討しており、これによって移籍金が下げられるかもしれない。マルキジオについてはロッシ監督の意向に見合う存在となっており、1月にも獲得に動いていた。ランザファーメに関してはサバティーニGMが注目しており、トレヴィーゾのルッソットと共に長い間監視を行っている。
なおユヴェントスはステンダルドだけでなく、ベーラミに対する問い合わせも行った。ユヴェントスのコボッリ・ジーリ氏とラニエリ監督はどれほどの額でベーラミを獲得できるのかを見極めようとしているが、ロティート会長は1200万ユーロの移籍金を要求している。(Corriere dello Sport)




☆レデスマ放出を拒むラツィオ
クリスチャン・レデスマに対しては、昨夏にヴァレンシアから2000万ユーロのオファーが届いたが、ラツィオはこれを拒絶した。しかしレデスマには現在もスペインやユヴェントスからの関心が寄せられており、ユヴェントスはアルミロンをトレード要員として提示しようとしている。
ラツィオの中盤には現在ダボ、ムタレッリがおり、ムディンガイとも契約更新を交渉している。ベーラミについては契約更新の可能性は失敗に終わる可能性が高く、アルミロンはラツィオにとって理想的な存在になるかもしれない。
なおラツィオはマウリ、メグニに関しても評価を行っている。(Corriere dello Sport)




☆ビアンキを獲得しない場合はパッツィーニを狙う
ラツィオは1月にビアンキをレンタルで獲得した際、完全移籍オプションに関して、2010年までの3年分割払いの1200万ユーロという条件で合意している。しかしラツィオは現在ビアンキの価格を再交渉しようとしており、800-900万ユーロほどに移籍金を下げようとしている。マンチェスター・シティ側も再交渉を受け入れる用意ができているが、どこまで譲歩するかはわからない。
もしもビアンキを完全に獲得しなかった場合、ラツィオはフィオレンティーナのパッツィーニ獲得を狙うと見られている。ロティート会長はロッキとの契約を更新し、パンデフも残留させようとしている。ただパンデフについてはレアル・マドリード(サヴィオラのレンタルを提示、またサンプドリアへの完全移籍が実現しなかった場合はカッサーノも提示される可能性)やバイエルンが追跡を行っており、契約調整を行わなくてはならない。ターレに関しては契約が満了し、レンタル先からはマキンワとシモーネ・インザーギが復帰することになる。ただサバティーニGMは若手の獲得を考えており、ルッソットとランザファーメがリストアップされている。(Corriere dello Sport)





☆マテラッツィ獲得の夢
ロゼフナルは今週の試合で完全な評価が下される。現在ラツィオDF陣のリーダーとなっているのは34歳のシヴィーリアとなっている。ロッシ監督は常にCBのリーダーの獲得を夢見てきたが、シヴィーリアはラツィオで大きなパフォーマンスを見せている。
ラツィオとシヴィーリアの契約は2010年までとなっている。シヴィーリアは自らの経験をクリバリに伝え、彼の成長を促進させた。クリバリについては現在契約更新の会談が開始されたが、ラツィオは2006年W杯前にも獲得に動いていたマテラッツィの加入を今も夢見ている。(Corriere dello Sport)