☆デキがコラロフとユニフォーム交換
デヤン・スタンコヴィッチはコラロフとユニフォームを交換し、オリンピコを後にした。スタンコヴィッチは敬意を示してくれたラツィアーレへ感謝している。「スクデット?まだシーズンは終わっていないけど、僕たちが取る。僕たちは少し疲れていて、最高の状態には無い。ラツィオとの試合では苦しんだよ。ロッシ監督のクラブはとても良いプレイを見せていた」。(Messaggero)




☆ラツィオで蘇ったダボ
ラツィオから離れた1年半、ダボはロッシ監督を忘れることはなかった。そして現在再びラツィオへ戻ってきたダボは中盤の底で不可欠な存在となっている。
ダボにとってイングランドでの経験は満足感の無い、ローマへのノスタルジアを感じさせるだけの苦しいものであった。1月のメルカートではフランス、ドイツのクラブからオファーが届き、ダボ自身も新たなキャリアを開始することを決断していた。しかし突然、ダボに対してラツィオから電話が掛かってきた。「君が望むのならば、我々は君を復帰させるために動く」。その瞬間、ダボはマンチェスター・シティとの契約を解除し、ラツィオに対しては6月までは1万ユーロ前後という最低賃金で契約を結ぶことを受け入れた。なお契約は2010年までとなっており、給料は上昇して行く内容となっている。
ラツィオ復帰後の最初の試合でダボは全く力が錆び付いていないことを示した。そして今や不可欠な存在となり、レデスマの復調にも貢献している。レデスマとダボは理想的な連携を見せており、ロッシ監督は素晴らしい戦術を仕掛けることができている。
インテル戦でカンピオナート200試合出場を達成したダボは、この記念すべき試合を自らのゴールで祝えなかったことを残念に思っている。前半のシュートはジュリオ・セーザルの好セーヴに遭い、後半のシュートはバーに弾かれてしまった。だがこの試合で最も素晴らしいプレイを見せていたのはダボであった。インテルにはダボと同い年のマニーチェが居るが、両者の存在感の差は明らかだっただろう。
ダボはラツィオに復帰してすぐにかつてのチームメイトと馴染み、これがロッカールームの精神面にもポジティヴな要素をもたらしている。ムディンガイからポジションを奪ったダボ、将来有望なラドゥを1月に補強したことはラツィオにとって非常に大きいものだったと言えるだろう。(Messaggero)




☆ベーラミには1200万ユーロを要求
ラツィオはベーラミを守ることを望んでいる。2010年までの契約のためFIFAの条項を行使することも可能となるベーラミにはフィオレンティーナ、セヴィージャ、リヴァプール、ウェスト・ハム、トッテナムが興味を持っているが、ラツィオ側はベーラミに対しては1200万ユーロの評価を下している。(Corriere dello Sport)



☆フィオレンティーナがベーラミを狙う
フィオレンティーナはベーラミの獲得を狙っている。ラツィオ側は1400万ユーロの移籍金を要求する予定となっているが、フィオレンティーナはポテンザの共同保有とアヴラモフの完全移籍オプション付きレンタルを提示しようとしている。(La Nazione )





☆ゴールを重ねるロッキ
ロッキはインテル戦でもゴールを決めた。
今シーズンの前半戦は19試合5得点という数字に留まっていたロッキだが、ラツィオとの契約更新が決まった後には4ゴールを決めている。ただそれ以上に重要だったと言えるのはロランディーノ(ビアンキ)の加入だろう。ビアンキが加入して以降、刺激を受けたのもあったのか、ロッキは12試合で7得点を決めているのである。トンマーゾは現在1年間を通しての通産得点の記録を更新しようとしている。これまでのロッキの記録は昨シーズンの19ゴール(カンピオナートで16ゴール、コッパ・イタリアで3ゴール)だが、今シーズンは既に17ゴール(カンピオナートで12ゴール、カップ戦で5ゴール)を挙げており、記録更新はすぐ目の前にある。
最後に、ロティート会長は近況について次のようにコメントした。「ロッシ監督には2009年以降の契約延長をオファーするつもりだ。メルカート?レアル・マドリードからはある一人の選手を譲るという話を受けた」。この、ある一人の選手というのはサヴィオラであると見られている。(La Repubblica Ed.Roma)




☆バプティスタを望むラツィオ
ロティート会長は昨日「レアル・マドリードは我々に対して、ある一人の選手を譲るという話を持ちかけてきた」とコメントした。
レアル・マドリードはバルセロナ、バイエルン・ミュンヘンとの競争に競り勝ちパンデフを獲得することを望んでおり、重要な移籍金に一人の選手を加えるという条件を用意している。ただサヴィオラに関してはロティート会長を確信させることはできていなく、ロティート会長とサバティーニGMはバプティスタという名前を頭に浮かべている。
バプティスタは「獣」というあだ名を持っており、ブラジルのジェラードと言われている。レアル・マドリードとは2010年までの年俸200万ユーロで契約を結んでいるが、ラツィオは彼を納得させようと努力するかもしれない。(Piazza della Liberta)