☆チガリーニを諦めないラツィオ
これまでもラツィオはパルマのMFチガリーニ('86)への興味を隠していなかった。そして今回サバティーニGMは6月に共同保有の交渉を行う事をパルマに依頼した。しかしパルマのギラルディ会長はA残留のためにいかなる会談も延期する方針となっている。(Piazza della Liberta)



☆“RO-TO-GO”完成へ向けて
「様々な課題があっても、私はトリデンテを気に入っている」。ロッシ監督はこうしてトリデンテを使用し続けている。
トリデンテはそれぞれロランド、トンマーゾ、ゴランのイニシャルを取り、“RO-TO-GO”と名づけられた。この3人は新シーズンもラツィオのユニフォームを着ることを望んでおり、更なる爆発に期待が掛かっている。ロティート会長もマンチェスター・シティからレンタル獲得中のビアンキを1250万ユーロの移籍金、年俸100万ユーロという条件で完全に買い取ることが確実となっている。
ビアンキは1月にラツィオに加入し、クラブのプロジェクトを学んだ。そしてロッシ監督(来季も残留するのなら)、またはその後任監督(ロッシ監督残留よりも可能性が低い仮説)の下で新シーズンは夏からラツィオのキャンプに参加する事になる。(Il Tempo)




☆“RO-TO-GO”の貢献
トリデンテの愛称は“RO-TO-GO”と“BI-RO-PA”という二つのものが挙がっていたが、ラジオ調査ではラツィアーレの多くが“RO-TO-GO”を好んでいた。
このトリデンテが使用されたリヴォルノ戦、ローマ戦(共に勝利)、ミラン戦、インテル戦、パルマ戦(全て引き分け)ではラツィオは全9ゴールを決めた。そしてそのうちの8ゴールがトリデンテによって記録され、ローマデルビーで決勝弾を決めたベーラミだけがこの中に唯一入り込んだ。
この3人はそれぞれ1年間で15ゴールは決められる力を持っている。つまり、単純に考えればこの3人で45-50ゴールが生まれるということである。ただパンデフには多くのクラブが獲得に動き出している。バイエルン・ミュンヘンはパンデフのために1800万ユーロをオファーし、レアル・マドリードもパンデフを欲しがっている。ロティート会長はパンデフを放出する意向が無い事を繰り返し強調しているものの、ラツィアーレはパンデフの流出に怯えながら「ロティート、パンデフを守れ!!」とざわめいている。(Repubblica Ed.Roma)



☆サンターナとベーラミをトレード?
フィオレンティーナはサンターナとベーラミのトレードを狙っている。(Tuttosport)



☆新シーズンに向けた構想
ムスレラについてはもう1年現役でプレイすることを望んでいるバッロッタ次第となっている。バッロッタが現役を続行する場合にはムスレラはレンタルで放出される事になるかもしれない。
マンチェスター・シティからレンタル加入しているビアンキに関しては1050万ユーロの移籍金や100万ユーロの年俸など、交渉を難航させる可能性のある深刻な問題が存在している。またベーラミとムディンガイについては、不安を払拭させるために急いで契約更新を締結させなくてはならない。今シーズン不運な1年を過ごしたマウリに関しては微妙な状態にある。
ターレはあと1年ラツィオの残る可能性があるが、バローニオ、マンフレディーニ、ロゼフナルはクラブを去ることになるかもしれない。
レンタル組ではフォッジャはカリアリが買い取りオプション(450万ユーロ)を行使しなかった場合にのみ復帰する事になる。その他にはステンダルド、シモーネ・インザーギ、ベッレーリ、ボネットがレンタル中となっており、ロッシ監督によって今後が決定される。(Messaggero)


残留濃厚
ムスレラ 
ラドゥ  
デ・シルヴェストリ
シヴィーリア
クリバリ
ザウリ
コラロフ
ダボ
レデスマ
ムタレッリ
フィルマーニ
パンデフ
ロッキ
微妙
バッロッタ 
ベーラミ  
ムディンガイ
マウリ
メグニ
バローニオ
ビアンキ
ターレ
ディアキテ
マンフレディーニ
退団濃厚
ベルニ 
アルティポリ  
ヴィニャローリ
ロゼフナル
デルネーロ
他クラブにレンタル中
カリーソ 
ベッレーリ  
ボネット 
インザーギ
フォッジャ※
ステンダルド

※カリアリには450万ユーロで完全に買い取れるオプション付き。