☆Kaboul代理人
「Kaboulにはユヴェントス、リヨン、マルセイユ、バイエルン・ミュンヘン、ラツィオが獲得を考えている」(controcampo.tv)





☆ダイネッリを狙う
ラツィオはメルカートに向けて動き出しており、ロティート会長はDF陣の補強としてダイネッリ獲得を考えている。ダイネッリはスタメンから外れる機会が増えており、フィオレンティーナを去ることは濃厚と見られている。
ただラツィオはフィオレンティーナだけでなく、ユヴェントスとの接触も強めており、両クラブはステンダルドとマルキジオのレンタル移籍を検討している。ユヴェントスのセッコGMはステンダルドについてラツィオ側が付けた1200万ユーロという移籍金を支払う意思は無いが、選手のトレードで補填を行うかもしれない。そこでラツィオはランザファーメ(ユヴェントスが放出する可能性は低い)、パッラディーノ、マルキジオを気に入っている一方、ユヴェントスはマウリを気に入っている。
中盤に関してはベーラミが移籍することになるかもしれない。ベーラミにはフィオレンティーナが獲得に乗り出しており、ダイネッリとのトレードの可能性があるほかセヴィージャ、トッテナムも興味を持っている。
ビアンコチェレスティの真のヒットはオビンナとなるかもしれない。ロティート会長はオビンナを共同保有しているインテル、キエーヴォとの最初の接触を開始している。(controcampo.tv)




☆ダヴィデ・ランザファーメ インタビュー(Corriere dello Sport)
−ラツィオ、パレルモ、ナポリ、ジェノア、シエナといったクラブがあなたを狙っています。
「こんなに多くのクラブが僕のことを考えてくれることを誇りに思う。でも今はシーズンを終えて、穏やかに選択を下すことを考えている」



−穏やかな選択とはどういう意味ですか?
「うーん、僕をプレイさせてくれるチームの一員となることだ」



−ユーヴェ復帰は?
「僕の目的はユーヴェ復帰だ。ただ今シーズン終了後に戻ることになるかはわからない。でもいつの日かユヴェントスのユニフォームを着られることを望んでいる」




−コンテ監督はあなたに対して『クリスティアーノ・ロナウドになれる才能がある』と言いましたが。
「彼の言葉にはとても満足している」




−目標としてきた選手はいる?
「No、僕は特に目標としている選手は持たなかった」





☆ランザファーメ獲得が浮上
ロティート会長とサバティーニGMが考えているのはマルキジオだけではない。ここに来て、彼らはバリに所属するランザファーメ獲得を考え始めている。
ラツィオはスピード溢れるランザファーメを監視している。そして新シーズンに向けてパンデフ、ロッキ、ビアンキ、ランザファーメというFW陣を揃えようとしている。ランザファーメにはアマウリの移籍が濃厚なパレルモがオファーを出しており、バリのコンテ監督も新シーズンも引き続き残留させることを望んでいる。ただランザファーメが来季もセリエBに残留することは難しいと見られている。
なおラツィオはレデスマのバックアッパーとしてユヴェントスが所有しているマルキジオ獲得を狙っており、ロティート会長とコボッリ・ジーリ氏が何らかの形で会談を開始することは明らかとなっている。数日前にはステンダルドとアルミロンのレンタルトレードという案も浮上したが、アルミロンはラツィオの許容範囲を超えた年俸を受け取っているため、ラツィオ側はクラブのプロジェクトに理想的な存在であるランザファーメの共同保有を求めるということも考えている。ただランザファーメにはシエナ、ジェノアも獲得に動いており、多くのクラブが列を作っている。
最後に今シーズンラツィオで暗黒のシーズンを送ったマウリとユヴェントスで難しいシーズンを送ったパッラディーノ(ロッシ監督が気に入っている)の未来は不透明なものとなっている。またラツィオとの契約更新が難航しているベーラミについてもユヴェントスは獲得に乗り出すかもしれない。ベーラミはシーズン後にFIFAの条項を行使することが可能となっており、セヴィージャが既に獲得に乗り出している。(Corriere dello Sport)




☆サルドに注目
ラツィオはカターニャDFジェンナーロ・サルド('79)に目を付けている。サルドはこれまでサレルニターナ、アヴェッリーノ、ピアンチェンツァに所属した経験がある。(Piazza della Liberta)




☆ユヴェントスと交渉へ
ユヴェントスとの試合はメルカートに関する交渉の場ともなる。ユヴェントスはステンダルドとマウリ、ラツィオはマルキジオ、アルミロン、ランザファーメといった若手に関して連絡を取ろうとしている。
またラツィオはトッテナムのYounes Kaboul('86)にも興味を示している。Kaboulはトッテナムを去ることを望んでいる。なおFWではブダンに興味を持っている。(Messaggero)




☆bye bye ベーラミ
デルビーでラツィアーレの歴史に美しい1ページを残したベーラミ。それから37日が経った今、ベーラミとラツィオは離婚に近付いている。
2010年までの年俸65万ユーロという契約となっているベーラミに対してラツィオは契約更新を提示しているが、合意は遠い場所にある。ラツィオはベーラミのFIFA条項行使を阻止するために2011年までの年俸100万ユーロという条件を提案したものの、ベーラミのサインは貰えなかった。ベーラミにはトッテナムとポーツマスが強い関心を示しており、トッテナムは年俸180万ユーロという条件を用意している。ベーラミはFIFAの条項を行使する準備が出来ているため、ロティート会長は1200万ユーロの移籍金は求めず、500万ユーロ前後の移籍金で満足せざるを得なくなるかもしれない。そしてこの額なら、フィオレンティーナも移籍金を支払う意思があると見られている。ベルトラーミ代理人は来週ローマを訪れる予定となっており、これが契約更新に向けた最後の交渉となる。
パンデフについてはベーラミとは一転して、契約更新は近くにあり、ラツィオに残留する方向で交渉が進められている。ラツィオはロッキのようなケースでパンデフと契約を更新しようとしている。なおレデスマ(年俸100万ユーロを要求)とムディンガイについてはシーズン後に交渉を行うことになっている。(Gazzetta dello Sport)




☆ランザファーメを狙う
ロティート会長はマルキジオだけでなく、ランザファーメの獲得も考えている。ユヴェントスのラニエリ監督はステンダルドを買い取ることを望んでいるものの、1200万ユーロの移籍金を支払うことには難色を示している。そこでステンダルドとランザファーメのトレードに向けた交渉が開始されると見られている。ただロッシ監督にとってはパッラディーノも重要な存在となっており、一方のユヴェントスはマウリにも関心を示している。(Corriere dello sport)




☆メルカートの動き
日曜日にはユヴェントスvsラツィオの試合が開催されるが、この場で両クラブはトレードに関する会談を行うと見られている。ユヴェントス側は現在レンタル加入中となっているステンダルドの状況を確かめることを望んでおり、一方のラツィオはマルキジオ(パレルモも興味)、ランザファーメ、アルミロンのことを尋ねようとしている。ランザファーメについては今シーズンセリエBのバリで33試合10得点という成績を残しており、サバティーニGMもロッキの後継者として、ロッシ監督の好みに合う選手として注目している。
主力との契約更新についてはムディンガイは「僕はラツィオのユニフォームにすごく愛情を持っているし、ラツィオに居れる事を誇りに思っている。長い間ラツィオに残ることを望んでいるよ。僕にセリエAでプレイするチャンスをくれたラツィオには感謝している」というメッセージをクラブ側に送っており、契約更新についてもポジティヴな方向に進むかもしれない。一方でベーラミの契約延長は難しいものとなっている。(Repubblica Ed.Roma)