☆メルカートの動き
ロティート会長とロッシ監督は近日中に会談を行う予定となっているが、パラシオとパブロ・レデスマの獲得は遠のいている。
パラシオについて、ラツィオは100万ユーロでの1年間のレンタルに1000万ユーロで完全移籍できるオプションを付けた条件を提示したが、ボカ側はこれを拒否した。ボカはパラシオに対してチェルシーから届けられた900万ユーロのオファーも断っており、セヴィージャとの合意に近付いている。
パブロ・レデスマに関しては1月に既に合意している。だがパスポートの問題があり、レデスマがイタリアに到着できる唯一の方法は彼自身がイタリアのパスポートを得ることだけとなっている。
最後に、ラツィオはベーラミの後釜としてスルナを追っている。(Repubblica)




☆ベーラミにポテンザを提示するフィオレンティーナ
フィオレンティーナはベーラミ獲得に向けてポテンザをトレード要員として提示しようとしている。ただラツィオ側はダイネッリを気に入っている。(La Nazione)




☆スルナ獲得に興味
ラツィオはベーラミの契約更新交渉を続ける一方でスルナに興味を持っている。スルナの移籍金は600万ユーロ前後となっている。(Corriere dello Sport)





☆カリーソ獲得が完了
カリーソがラツィオに到着することに疑いは無くなった。ロティート会長はカリーソの移籍金を支払うことを決意したというポジティヴなニュースが届けられたのである。
4月15日、ロティート会長はリーヴェルプレートの役員とホテルで会談を行い、既に支払っている保証金100万ユーロに続き、600万ユーロの移籍金を支払った。ラツィオとリーヴェルプレートの関係は非常に良好な状態となっているが、ロティート会長はこの関係をより強固なものとするために来月中旬にブエノスアイレスを訪れる予定となっている。そしてこの場で再び新たな宝石を模索すると見られている。
カリーソは昨夏にラツィオに合流する予定だったが、パスポートの問題により実現しなかった。そのためカリーソとラツィオの契約は2008年7月にスタートされることになり、2013年までの契約が結ばれる予定となっている。なおカリーソはイタリア人のフィアンセと結婚することも確実で、これによって1年以内にイタリア市民権を取得できる見込みとなっている。
アルゼンチンで驚きを与え続けているカリーソは「僕は英雄としてローマに行きたい」とコメントしている。まだラツィオにユニフォームを着たことの無いカリーソだが、彼は既にラツィアーレのアイドルとなっている。(Messaggero)