・偉大な男、フロッカーリ(Corriere dello Sport)
-パルマ戦で美しいフェアプレイを見せたフロッカーリは、ジョカトーレとしてだけでなく、人間としてもカンピオーネと言える男だ。彼は2年前に“FotOthers”を設立し、恵まれないアフリカの子供たちを助ける活動を行っている。
-フロッカーリはシエナのGKである親友フェルナンド・コッポラと共に、ギニアの子供たちを支えている。このような活動を開始した理由については、次のように語っている:「彼らが、少しでも穏やかな時間を過ごすことができるよう何かをしてあげたいんだ」。




☆セルジオ・フロッカーリ インタビュー(Il Tempo)
−このような順位は予想していた?
「No。期待外れの昨シーズンを終えたあとのキャンプから挽回する意欲に溢れていたけれど、正直に答えるよ」



−最終的な目標は?
「今シーズンは、インテルにケガ人が続出したことによって、非常に均衡したカンピオナートになっている。折り返し地点になったら、どの位置にいるかを確かめて最後の目標を確立するよ。僕らは欧州に帰りたいと思っているし、チェゼーナ戦での不運な試合を乗り越えて成長している。上位に留まる可能性は十分にあると思うよ」



−サラテについて
「彼はヴェローナで既に結果を残した。ナポリ戦から役割が少しずつ変化しているのは事実だよ。彼のスピードは、僕らにとって決定的な要素になるはずだ。パルマ戦では残念ながらゴールは決められなかったけれどね。彼は皆と同じように多くを犠牲にしているし、彼のことを思うと幸せだ。彼が今のプレイを続けるのならば、僕らにとっては非常に重要な存在になるだろう」



−レヤについて
「多くの戦力を素晴らしい形で管理しているね。ここには多くの選手がいるけれど、すべての選手がクラブのプロジェクトに含まれていると感じることができているんだ」



−君は2006年にセリエAでデビューを果たした。このような重要なキャリアを築くことは予想していたのかな?
「そうなるよう望んでいたよ。メッシーナでセリエAに到達して、ロッシ率いるラツィオ相手にデビューしてさ。あの試合は結局マンフレディーニのゴールで1-1の引き分けに終わったんだよね。いま、僕がラツィオにいることを考えたら、あれは運命だったのかもしれない。僕の評価を安定させてくれたのもブルーノ・ジョルダーノ監督だったし、僕のキャリアにはラツィオがたくさん絡んでいるんだ。クラブとは4年の契約を結んだし、将来もここで過ごすことになるだろう」



−ラツィオのユニフォームでの最も美しい思い出は?
「昨シーズン、デルビー敗北後にジェノア相手に決めたゴールかな。あの勝ち点3によって、僕らはA残留に近付き、僕はデルビーでのミスを忘れることができた」




☆マウロ・サラテ コメント(Corriere dello Sport)
-「CLに出場することを考えているよ」。
-「僕はラツィオのエトー?No、no、それは違うよ。確かに、僕は右サイドでプレイしている。監督からはエリア内に進入して相手を困惑させることを求められているんだけれど、今はまだ難しいね。サイドでプレイすることによって、守備面でもチームメイトを助ける必要があるし。僕はフェノーメノであるエトーのように、どんなポジションでもゴールを決めることはできない」。
-「レヤとの関係?最初は口論があったよ。昨シーズンの終わり頃にね。僕はベンチに置かれたことに悩んで、怒っていたんだ。プレッシャーが僕に襲い掛かったことで、チームはゴールを決めることができなくなった。そこで、監督は僕をスタメンから外した。途中出場を受け入れることができなかったけれど、そうするしかなかったんだ」。
-「移籍を考えなかったか?考えたよ。でも、彼らは僕に残留を説得した。それから何が起きたかは皆もわかっているだろう...」。 
-「ラツィオは、誰か一人でも戦わなくなってしまえば、すべてが難しくなってしまうチームだ。僕らはインテルやミランではないからね」。
-「デリオ・ロッシは最高だったよ。パストーレを見ればわかるだろう。彼は自由にプレイすることを許してくれていた。だからこそ、パストーレは偉大な道を歩み始めることができたんだ」。
-「代表?正直に言うと、近くにあるとは決して感じていない。なぜか?わからないよ。あそこに到着するには良いパフォーマンスを見せなきゃいけない」。