☆ステファン・リヒトシュタイナー インタビュー(Corriere dello Sport)
−ラツィオは着実に成長しています。何が変わったのかな?
「昨シーズン、僕らはスーペルコッパでインテルに勝利し、非常に良い形でスタートした。僕らはトップ10に入れるチームだったけれど、信じられない形で試合を落としてしまっていた。プレッシャーがあったんだ」



−再生はレヤのガイドによって行われたのかな?
「レヤは3-5-2という新たなシステムをもたらしたけれど、結果はすぐには出なかったね。良いプレイをし始めたのは最後の8試合くらいだったと思う。僕らはあそこから再スタートし、この新たなカンピオナートへの準備を行ったんだ。昨年と比べたら、今は才能ある新たな選手がいるし、システムも4-4-1-1に変わったけれど、布陣はそんなに重要じゃないよ。最も重要な点は、チームがしっかりとしたグループになったことだ。ロッカールームには最高の空気があるし、トレーニングにも皆が一生懸命に励んでいる。皆が快い状態を保つことができているんだ」



−昨シーズンが終わり、ティフォージにも笑顔が戻ってきたよね?
「これまで、僕にはティフォージとの問題はなかった。彼らが傍にいてくれることはチームにとってすごく重要だと思っているよ。彼らは1日中ラツィオと共に生きているし、欧州のカルチョ界で最高のティフォージの1つだよ」



−カリアリ、パレルモとの戦いの次はローマ戦だ。シーズンで最も重要な試合だよね?
「ローマにおけるデルビーは、少なくとも2週間前には空気が漂ってくるものだ。僕らはこの試合の重要性を知っているし、最高の形で戦いに備えるつもりだよ。僕らは既に集中しているんだ。ローマには昨年のリヴェンジをしなきゃいけないね。ただ、この試合は絶対に勝たなきゃいけないけれど、どんなときもフェアプレイを示す必要もある。僕らは人々の手本にならないといけないんだ」




・3人の元ラツィアーレ:「ラツィオを信じている」(Gazzetta dello Sport)
ジュリアーノ・ジャンニケッダ、ジュゼッペ・ファヴァッリ、シモーネ・インザーギ。ラツィオで共にプレイし、現在は異なる道を選択した元ラツィアーリたち:ジュリアーノは市のスポーツ政治に協力しながら監督になることを夢見ている。インザーギはビアンコチェレステ・アッリエーヴィを率いている。そして、インザーギと同じようにカルチョに別れを告げたファヴァッリは5月から休暇を送っている。
データ:1勝が勝ち点3制になって以降(94-95シーズンから)、7節を終えた時点で首位に立っていたクラブが4位以内に入れなかったのはわずか2回だけだ(1999年のユヴェントス、2002年のキエーヴォ)。ファヴァッリとインザーギが在籍していた2000年のscudettataラツィオは、7節を終えた時点で勝ち点17の首位に立っていた。「スクデット獲得への可能性が大きいとは思わないけれど、ラツィオはCLに狙いを定めることができる」と、ファヴァッリは言う。「あの頃の僕らは勝利のために築かれたグループだったね - インザーギが思い出を語る - 今のラツィオは、それほどプレッシャーがない中で全てを賭けて戦えるという利点がある。ティフォージが夢を見るのは当然のことだけれど、これからの10試合を終えたあともこの状況が続くのならば、チームも同じように夢を見るべきだろう」。2001年にラツィオに到着したジャンニケッダは、2004年のコッパ・イタリア獲得を経験した:「ラツィオは遠くに到着することができるだろう。人々がチームへの熱意を取り戻し、スタジアムに戻ることはとても重要だ」。現実はここまで:次は夢物語だ。1929-30シーズン以降、7節時点で首位に立っていたチームは47回(60.3%)もスクデットを獲得している。




・“Tata”の最初の輝き(La Lazio siamo noi.it)
-アルヴァロ・ゴンザレスのシーズン序盤:“不可解な要素”という不快なレッテルを貼られてローマに到着した彼は、アウロンゾでのキャンプでは多くの困難を抱えていた。
-それでも、彼はトレーニングにおいて最もモチベーションに溢れた要素の一人となっており、監督やチームメイトからも好印象を得ている:「サプライズだね。すごく熱く働いているし、トレーニングでもいつも最大限を尽くしている。刺激を与え続けてくれているよ」。ビアーヴァは記者会見の場でこのように語った。また、レヤ監督も「彼は速いペースで成長しているよ」と称賛し、ターレDSも2,3週間前に「ゴンザレスは本当のサプライズだ」という甘い言葉を送っている。
-実際のところ、これらの言葉は単なる慰めのチョコレートだと思われていた。しかし、オリンピアを祝うために3000人のティフォージが集まった昨日のフォルメッロにおいて、“Tata”は大きな注目を浴びるパフォーマンスを披露し、拍手を浴びた。
-日曜日のカリアリ戦ではマトゥザレムの復帰などによって再びスタンドに戻される危険性があるが、10月27日に行われるコッパ・イタリアのポルトグルアーロ戦ではチャンスが与えられるはずだ。彼はこのチャンスを活かさなければならない。




☆アレッサンドロ・マトリ(カリアリ)
「背番号32を選んだ理由?友人ブロッキへの敬意と、僕のアイドルのヴィエリの背番号でもあったから」(Cagliaricalcio.net)