・FW補強:夢はロッシとフォルラン、現実的な目標はJonas(La Lazio siamo noi.it)
エルナネスのような違いを示すことのできるカンピオーニの補強。ロティートとレヤは1年に1,2人のヒットを行うことを計画している。12月の時点で、レヤがCL出場へ向けて躍進しているのであれば、クラブ側はすぐに新たな重要な経済的努力を行うことになるだろう。
本日のCorriere dello Sportによると、ラツィオは急いでFW補強に動き出すことになるかもしれない。ラツィオの現状の戦力を見ると、1年で20ゴールを保証することのできるFWが欠けているのだ。
そのFW補強では、ユヴェントスの標的となっているジュゼッペ・ロッシの名前が挙がっている。夏にも補強候補になっていたロッシは、イタリア代表を目指すにはセリエAでプレイする必要性があることを理解しており、ロティート会長はパストレッロ代理人と長い間話し合っている。彼の獲得に必要なコストは1500万ユーロほどだ。
また、ラツィオにはディエゴ・フォルランも提案されているが、彼にはインテルが長い間追跡を行っているため、競争に打ち勝つことはほぼ不可能と見られている。ただ、フォルランはEU外登録となるアデバヨールとは違ってスペインのパスポートを所持しており、獲得に必要なコストもロッシと同額だ。そこで、ラツィオはアトレティコ・マドリードが追跡しているディアキテとフォッジャを交渉に含める形でこのヒットを狙うことになるかもしれない。
なお、現実的な名前はブラジルで25試合19ゴールという数字を残しているグレミオのジョナス(26)だろう。彼の契約は2011年12月31日に満了することになっているが、昨年ターレDSがマキシ・ロペスに接近していたことを考えれば、ジョナスがラツィオの目に留まることは避けられないはずだ。
いずれにしても、これらの交渉は12月のラツィオの順位に依存されることになるだろう。



・DF補強:Diego Godinが浮上(Corriere dello Sport)
ラツィオの守備陣補強にはウルグアイ代表のDiego Godin(24)の名前が浮上した。Defensor Sportingで成長したゴディンは、ナシオナル(ムスレラと同じクラブ)、ヴィジャレアルを経て現在はアトレティコ・マドリードでプレイしている。
ブラジルでの補強 - 攻撃陣補強ではJonas、守備陣補強ではミランダの名前が話されている。ミランダに関しては元チームメイトのディアスとエルナネスが誘いのメールを送り、交渉を手助けしようとしている。その他の候補ではコリンチャンスの“新たなルシオ”レアンドロ・カスタン('86)、ゴイアスのラファエル・トロイ('90)がいる。




・リヒトシュタイナー、ラドゥとの契約更新交渉(Il Messaggero)
ラツィオにはムスレラの問題を解決するほかにも、ラドゥとリヒトシュタイナーという両翼の将来を包囲する必要がある。プロジェクトの完了に向けて、ロティート会長はフォッジャ、ロッキ、マトゥザレム、ディアキテ、マウリ、レデスマに続き正GKと両SBとの契約延長に動いている。
ルーマニアメディアからの情報によると、ラドゥにはイングランドのいくつかのクラブが獲得を考えているようだ。現代のカルチョにおいてCBと左SBで高レベルのプレイを披露することのできるDFを見つけることは簡単ではない。現在のラドゥの契約は年俸45万ユーロの2012年までというものとなっているが、夏にロティート会長と話し合ったBecali代理人は150万ユーロへの年俸修正を求めている。これに対し、ロティート会長は年俸100万ユーロからシーズンごとに額が上昇する条件を提案した。両者は今後も関係を継続することを望んでおり、契約更新への前提はしっかりと存在している。
一方で、リヒトシュタイナーの状況は異なるものだ。彼の契約は2013年に満了を迎えるが、この契約には1100万ユーロでの契約解除条項が含まれている。年俸や契約年数の修正を行うのであれば、契約解除条項の額も同様に修正されることになるだろう。



・ディアキテ:アトレティコ・マドリードが獲得に動く(La Lazio siamo noi.it)
-現在、招集メンバーからも漏れているディアキテには、他クラブからの誘惑が再び集まっている。
-最新の情報は、アトレティコ・マドリードから到着した。ロティート会長はフォッジャとディアキテを純粋なレンタル移籍でアトレティコ・マドリードへ放出する準備ができており、この話し合いを深めるために10月末までにマドリードへ特使を派遣する用意ができている:「アトレティコからの関心は新聞で知ったよ - サヴィーニ代理人がLalaziosiamonoi.itに説明した - このニュースが我々にとって喜ばしいものであること、魅力的なものであることはわざわざ言う必要もないだろう。ただ、現在の我々の目標はラツィオでのレギュラー確保だ」。



・ムスレラ:チェルシーとアーセナルが依然として狙う(Il Messaggero/La Lazio siamo noi.it)
ムスレラとラツィオの手詰まりの状況:ロティート会長とフォンセカ代理人が解決を見つけられないのであれば、ムスレラは2012年までラツィオに残ることも難しくなるだろう。イングランドからの情報では、チェルシーとアーセナルはムスレラ獲得に向けて重要なオファーを提示する準備ができているようだ。




☆ワルテル・サバティーニDS(パレルモ)
「ラツィオ時代、我々はインレルを安価で獲得することができるはずだった。100万ユーロほどでね。でも、我々の行動は遅かった。2,3日の遅れが深刻なものになってしまったんだよ。ロティートは私の要望を聞き入れてくれたが、インレルは既にウディネーゼと契約していた」(Corriere dello Sport)