☆ウラジミール・ペトコヴィッチ(監督就任プレゼンテーション) (La Lazio siamo noi.it 06/06) 
-「いまこの瞬間は、私のキャリアにとって非常に重要なものだ。私がいままでどのような仕事をしてきたのか示すことができたと思う。112年の歴史を持つクラブを率いることができて光栄だよ。昨年、ラツィオは非常に良いシーズンを送ったし、この流れを保ちたいね。ラツィオのようなクラブは常により大きな目標を持って、野心的なプロジェクトを持つことになる。ただ、私からすればこの考えは間違っているし、やり過ぎることなく、一歩ずつ前進していきたいね。私が重要視しているのは、グループだ。現代のカルチョでは、グループがなければ何も得ることはできないからね。ここには重要な個々のクオリティがあるが、全員がグループに属さなければならない。今週に入ってから、ロティート会長、ターレDS、カルヴェーリ秘書と話す機会があったが、彼らはみな私に手を貸してくれたし、彼らが本当に面白い人々であることもわかった。この家族に入ることができて満足しているよ」。
-「私の最初の評価は低いものだが、短い時間内にこの評価を覆したい」。



-イタリアのカンピオナートについて、不安はありませんか?
「協力者を信頼しているし、不安はないよ。カルチョは、選手にとっても、私にとっても楽しみであるべきものだ。おそらく、イタリアのカルチョは非常に難しいものだろうが、そのことに問題はない。我々には、このカンピオナートに挑むためにチームを準備する多くの時間があるからね」



-手本としている監督はいますか?
「偉大な監督を手本にすることもあるが、自分のスタイルも見つけなければならないと思っている。カペッロの試合の具体性やヴェンゲルのスタイルは非常に好きだが、監督という仕事は自らのスタイルを形成することが重要だろう」



-ラツィオは、ヤング・ボーイズよりも才能のある選手が多いのですが、ラツィオの特徴を変更するのでしょうか?それとも、あなたがこの状況に適応するのでしょうか?
「まずは自分の目で選手を見なければならない。私がヤング・ボーイズでやっていたことは、プロジェクトの一環だ」



-布陣については既に多くのことが話されています。
「選手に会うことなく、戦術を決めることはできない。戦力的な理想は、23-24人の選手に4-5人の若手を加える形だね」 



-昨シーズン、チームは多くの怪我人を抱え、守備陣にも偉大な要素が欠けていました。状況は把握していますか?また、守備陣の補強は必要だと思いますか?
「補強を考える前に、まず選手たちを見なければならない。昨シーズンの怪我人については知っているよ。あの怪我人の多発が、キャンプの時期に防げるものだったのかどうかを確かめようとしているところだ」



-デルビーについてはどう思っていますか?
「大きな価値を持っているね。本当に大きな情熱を感じているよ。でも、デルビーについて考え始めるのは、デルビー前の最後の試合が終わってからだ」



-サラテについて
「誰もが知っている選手だ。イタリアで確かなパフォーマンスを披露してきたし、グループに属しているよ」



-自分自身のキャリアに関する評価、イタリアのカルチョに関する評価、ティフォージへのメッセージをお願いします。
「私のキャリアに関する評価は、私以外の人にお願いしよう。イタリアのカルチョは非常に難しいものだが、私はここに新たなモノをもたらそうとしている。イタリアのカルチョには敬意を持っているが、決して何も恐れていないよ。ティフォージには多くの約束はせず、結果を得るために戦うとだけ言っておきたい。我々は、あらゆる試合で最高の試合を見せるつもりだ」



-トルコでの経験について。Yilmazについて。
「私からすればすべて問題なかったし、特殊なプレッシャーの中で過ごす術も覚えることができた。チーム内では、本当に多くの逆境があったよ。私は8ヶ月間で47人もの選手と働いたんだ。Yilmazは、昨年のトルコのカンピオナートにおいて非常に重要な要素となった選手だ。多くのゴールを記録して、サプライズになったね。彼には大きなクオリティがあるし、良い選手だと思うよ」



-これまでの人生の失敗は?
「私は勝者だと思っているし、敗北はしない。でも、経験にはしているよ。これまでのところ多くの敗北はなかったと思うし、問題はないと思っている」



-チームを知るためにレヤと連絡を取ることは考えていませんか?
「私は、彼が尽くしてきた業績に大きな賛辞を送りたい。ただ、いはは明日を見なければならないし、過去を振り返ったりはしないよ」



-ミランのサッキは、グループを確信させるために8ヶ月の時間を必要としました...
「グループは非常に重要だ。できる限り早く選手たちに受け入れてもらうようにしていきたい」




☆イリ・ターレDS(ペトコヴィッチ監督就任プレゼンテーション) (La Lazio siamo noi.it 06/07)
-「この選択は人々を納得させるようなものではなかったかもしれないが、我々は状況をよく評価して選択を下した。ペトコヴィッチは、我々の選択だった。彼との交流は、私がルリッチを視察したときから生まれた。ハッキリした考えのもと、攻撃的なカルチョを展開する彼のスタイルには大きな印象を受けたよ」。
-「(Yilmazについて)面白い特徴を持った重要な選手だし、我々が好んでいる選手であることは否定しないよ。これからどう進んでいくのか様子を見よう。彼は、確かにこのチームに属することのできる選手だ」。
-「(サラテについて)マウロはクラブの財産だし、まず第一に彼は戦力に属している。今後のことはまだ様子を見よう。彼は偉大な選手だし、価値は下がっていない」。
-「(ゼーマンについて)彼の名前がときおり挙がっていたのは確かだが、我々は最終的に別の選択を下した」。