☆ホセ・アルベルティ氏
「マウロは偉大なカンピオーネだ。このことについて、我々には何の疑いもない。彼は初年度にはレアルやマンチェスター・シティなどからの注目を集めるパフォーマンスを示した。でも、その後はラツィオでの困難な時期が続いている。私からすれば、レヤは誤った見方をしていると思うね。レヤはサラテがもっと礼儀を学ぶ必要があると言っているが、そんなことはないんだよ。 イングランドからの関心?トッテナムは今もまだサラテを迎えに行く意思を持っている。1ヶ月前、スパーズは私に対してサラテの獲得のために2500万ユーロを提示する準備ができていることを保証した。しかし、ロティートはサラテを非売品としたんだ。 サラテについてはロシアのクラブも欲しがっているよ。スパルタク・モスクワは私に対してサラテの情報を尋ねてきた。でも、マウリートがロシアのような目的地を受け入れることはないだろう。もしもローマから去ることになるのであれば、スペインのレアルなどを考慮することになるはずだ。ただ、2,3週間前にマウロと話をした際、彼はラツィオから去ることは全く考えていないということを口にしていた。彼はイタリアでラツィオのために、ラツィオのティフォージのためにプレイすることを望んでいるんだ。それでも、現時点ではサラテの将来がラツィオから離れる可能性が存在していることを認めなければならない...」(La Lazio siamo noi.it)



☆ガビー・ムディンガイ(ボローニャ)
「昨日、僕はゴールに全く歓喜しなかったけれど、次の日曜日(ローマとの一戦)にはゴールを決めて喜びたいと思っている。次もゴールを決めることができるよう試みるよ。もしもローマ相手にゴールを決めることができたら、狂ったかのように喜んでやるさ。昨日のゴールは、0-2の状況で、なおかつ元チームメイトや多くのラツィアーレを相手に決めたものだったから、歓喜はしなかった。険しい表情になっていたけれど、僕は怒ってなんかいないよ。 エルナネスはすごいテクニックを持っているね。ラツィオは豊富な戦力を持っているし、僕からすれば欧州に目標を置くことができると思うよ。 コラロフ?ラツィオにとって重要な選手だったし、大きな損失だろう。ラツィオの左サイドに何かが欠けていることは事実だね」(Noibiancocelesti.net)



☆ロベルト・バローニオ インタビュー(La Lazio siamo noi.it)
6月にラツィオから去ったバローニオは、メルカートでの多くの声のあと、最終的にはアトレティコ・ローマと結婚した。したがって、彼はセリエB昇格を目指すレガ・プロ・プリマ・ディヴィジオーネのアトレティコ・ローマにおける絶対的なレジスタとなる。
ただ、ラツィオに移籍して以降の彼のキャリアを見てみると、彼は飛躍が期待された際には常にケガやその他の要因によって邪魔をされてきた。1996年、1000万リラでブレシアからラツィオに到着したバローニオは、1999-2000シーズンにレッジーナで成熟の1年を送った。その翌年ラツィオはバローニオを呼び戻したのだが、爆発はできずにシーズンが終了し、その後はフィオレンティーナ、ペルージャ、キエーヴォ、ウディネーゼ、ブレシアなどへレンタルで放出され続けた。彼にとってラツィオでの最後のシーズンとなった昨年。バッラルディーニはレデスマを除外し、バローニオをラツィオの軸に選択した。そして、バローニオはしばしば納得の行くパフォーマンスを披露し、24試合に出場した。現在、バローニオはラツィオ時代に常に直面していた難問、刺激的な挑戦に挑む準備ができている。



−君にとって、アトレティコ・ローマでの新たな冒険が始まる。
「今日、僕は彼らとの合意を見つけた。これは僕にとって新たな戦いの始まりを意味している。昨年は良いパフォーマンスを示すことができたし、まさかレガ・プロに到着することになるとは思っていなかったよ。セリエAのクラブや重要なクラブへ向かうことができると信じていたけれど、オファーはなかったからこの決定を下した。アトレティコ・ローマはレガ・プロでは考えられないような拒否することのできない条件を提示してくれたし、プロジェクトも野心的だった。彼らはダニエレ・フランチェスキーニとマウロ・エスポージトも獲得している。僕にとっては新たな挑戦だし、うまくやれるよう望んでいるよ」



−昨年、君はビアンコチェレステに貢献するシーズンを送ったのに、どのクラブも君の獲得に動かなかったのは奇妙な話だね。
「昨年、僕には身体的な問題は何もなかったし、もっと重要な何かを期待していた。でも、契約満了でフリーになってしまって、ここ数年の間で最も落ち込んだよ。昨年セリエAでプレイしていたにも関わらず新たな移籍先を見つけられずにいる選手は数多く残っている。きっと、各クラブは選手を入れ替えることに積極的ではないんだろうね」



−ラツィオ - ボローニャは観戦したのかな?
「Si、僕はいつまでもラツィオのティフォーゾであり続けるし、ラツィオカラーを愛している。ラツィオにとってホーム開幕戦は簡単なものじゃなかったと思うけれど、彼らの熱いパフォーマンスは気に入っているよ」 


−マウロ・サラテはカンピオーネのはずだけれど、周囲には懐疑論も出始めている。彼はタレントなのかな?それともタレントという見方は間違いなのかな?
「彼はポテンシャルを持ったタレントだけれど、初年度の素晴らしいゴールやパフォーマンスだけでカンピオーネだと見なすことはできない。彼はチームメイトのためにドリブルじゃなくパスを選択する判断も下す必要があるね。彼のポテンシャルは本当に素晴らしいものだし、なかなか見つけることはできないものだ」



−自惚れもあるのかな? 
「それは僕にはわからないけれど、彼がグループに問題を生じさせるような人間じゃないことは確かだ。彼にはカンピオーネになれる要素のすべてが揃っている。ただ、一人で試合を決めてしまうことはメッシーでも無理であることを理解しなければいけない」



−首都のクラブの監督、分裂しているティフォージを持つクラブの監督として、レヤは相応しい人材なのかな?
「何とも言えないよ。昨年は、あれ以上に悪い状況になることは無理だという瞬間にやって来たわけだしね。ただ、彼はグループの再団結に良い影響をもたらしたし、ロッカールームにとっても良い存在となっていた。まず第一にクラブが構成した戦力は重要なものだし、今のところはうまく行っているね。ジェノヴァでは敗北してしまったけれど、美しいラツィオを見ることができた」 



−バローニオのプロ意識をしっかりと見てきた多くのティフォージは、一部の監督が君に信頼を与えなかったことを残念に思っている。
「僕が残念に思っていることは、拍手を受け取っていたにも関わらず最後の試合でちょっとしかプレイできなかったことだ。誰もが選手のことを好いてくれるわけではないことを知っているよ。それでも、その中で僕は100年以上の歴史を持つクラブのユニフォームでプレイすることができた。これは、自分の子供たちにも誇りを持って話すことができるだろう。もっと良いキャリアを過ごすことができたことはわかっているけれど、それは監督の責任ではない。でも、僕の責任ってわけでもない」 



−ラツィオの監督になることは考えているのかな?
「(微笑みながら)とりあえずはローマでの新たな冒険に集中するよ。それから、引退したあとは将来的にはシモーネ・インザーギのようにカルチョの世界に残りたいと思っている。監督になれるとしたら最高だね」



・コーザック:不安定なバランスのあと、ラツィオへの貢献を望む...(Corriere dello Sport)
おそらく、彼自身もホーム開幕戦でサラテと交代し、3-1での勝利に貢献することになるとは思いもしていなかったことだろう。「僕の夢はラツィオに残ることだ」。6月に彼が口にしていた夢は実現した。
リボル・コーザックは、2008年夏にサバティーニ前DSの最後の補強の一つとしてラツィオに到着した。加入後はプリマヴェーラでプレイを続けていたが、シーズン終盤にはデリオ・ロッシ監督からトップチームに招集されるようになった。そして、サン・シーロでのインテル戦でセリエAデビューを飾り、オリンピコでのレッジーナ戦では初スタメンも飾った。
194cmの長身を誇るコーザックは、子供の頃から既に空中戦での強さを絶賛されていた。そのコーザックには2人のアイドルがいる:ルカ・トニとヤン・コラーだ。ブレシアに在籍していた昨シーズンのピアチェンツァとの一戦において、コーザックは相手と激突するリスクを負ってゴールを決めた:「相手GKが叫んでいたけれど、僕は飛び込んだ。幸運にもうまく行ったね」。昨シーズン26試合4得点という成績を残し、ブレシアにとって決定的な要素の一人となった彼は、この結果を手土産にラツィオでスペースを見つけることを夢見ていた。そして、今夏コーザックは不安定なバランスに陥っていたものの、最終的にはラツィオに残留している。彼はラツィオのために全てを与え、セリエAでの新たな挑戦で自らの価値を示すことを望んでいる。



・ジュゼッペ・ロッシ獲得:難しいが不可能ではない(Corriere dello Sport)
ジュゼッペ・ロッシはラツィオハウスにおける新たな名前ではない。これは以前から何度も浮上している名前だ。1月、ロッシにはラツィオでプレイするチャンスが生まれていたが、本人がイタリアに戻ることを望まなかったため破談となった。このとき、ラツィオとの接触を深めていたフェデリコ・パストレッロ代理人は、ジュゼッペ・ロッシの移籍金として1500万ユーロ前後の評価を与えている。したがって、ロッシ獲得の交渉は複雑ではあるものの、不可能ではないと言えるだろう。スペインでは、ロッシには1月にヴィジャレアルから去る可能性があると伝えられており、エルナネス獲得に続くヒットを狙うラツィオがオファーを提示することになるかもしれない。
2月に24歳を迎えるロッシがラツィオへ到着するのであれば、新たな急展開が見られるかもしれない。ロッシが到着すれば、誰とポジションを争うことになるだろうか?もちろん、マウロ・サラテとなるだろう。そのサラテには1月にトッテナムが獲得に乗り出そうとしているようだ。ラツィオにとって、サラテを手放すことは容易な選択ではなく、すべてのラツィアーレは1月までに本当のマウリートが復活することを望んでいるが…、