☆クラウディオ・ロティート会長
「ガッリード獲得合意に向けて決定的な段階に来ている」(Agi 28日付の記事)
「我々は合法的な選手の獲得を考えている。技術的で、競争的で、教養のある選手のことだよ。アントネッリ?仮説の一つだ。アックァフレスカ?彼は良い選手だが、ラツィオにはFWが揃っている。 おそらく、我々は中盤の中央のポジションにおいて可能性を増やすことになるだろう」(Tuttomercatoweb.com 28日付の記事)
「ガッリードはラツィオの選手だ。我々の標的の一人だった彼は、我々との契約にサインした。メディアでは左サイドの補強の第一候補はアントネッリだと言われていたが、実際にはガッリードだった。アントネッリは選択肢に過ぎなかったんだよ。ガッリードの獲得はレヤからの完全な同意を得て実行された。レヤにとって、ガッリードはリストの最上位の選手だったんだ」(La Lazio siamo noi.it)



・ガッリードが到着へ(Corriere dello Sport 28日付の記事)
ラツィオはマンチェスター・シティのハヴィエル・ガッリード(25)獲得にあと一歩というところに来ている。彼の獲得は詳細だけが足りない状態にあり、交渉は今夜にも定められることになるだろう。シティ側はガッリードに250-300万ユーロという評価を与えているが、ロティート会長は価格を下げようとしている。ラツィオにとって、ガッリードはコラロフの後釜となる。



・ガッリードを獲得へ(Corriere dello Sport/Gazzetta dello Sport/Il Messaggero/La Repubblica)
ハヴィエル・ガッリード(25)は既にラツィオの選手だ。ラツィオとマンチェスター・シティは250万ポンド前後(およそ300万ユーロ前後)で合意に達した。そして、ラツィオとガッリードは年俸140万ユーロ(Il Messaggero、La Repubblicaは130万ユーロと報道)で合意している。ラツィオの規則を考えると、この条件はトッププレイヤーレベルのものとなる(ラツィオは5年契約を提示)。ただ、ガッリードはシティ時代に年俸250万ユーロを受け取っていたため、この条件は減俸を受け入れた結果だ。現在、ロティート会長とシティ側は最後の詳細(ロティート会長はガッリードの最後の給料をシティ側に半分負担してもらうことを依頼)を詰めようとしている。シティ側はガッリードを放出候補にしていたため、この詳細は好意的に対処されることになるだろう。なお、ガッリードの交渉はコラロフのシティ移籍とは一切関連していない:コラロフは技術的な補償なしにシティへ放出されている。
ガッリードは世界的なカンピオナートの舞台でレギュラーの座を奪い、成功を収めるという大きな願望を持ってローマに到着する。ポジション奪取のためには当然ながら競争する必要があるが、ライバルを見ればレギュラー奪取は難しいものではないだろう:レヤ監督は、これまでのキャンプではデル・ネーロを左サイドで起用しており、ザウリとラドゥはCBの一角として考慮しているのだ。
ガッリードはスペインのIrunで生まれ、レアル・ソシエダで成長した。それから、2007年にエリクソン監督に望まれ、シティに移籍した。しかし、28試合に出場した初年度のあとは、マルク・ヒューズ(13試合1得点)、ロベルト・マンチーニ(9試合1得点)から冷遇されていた。
ガッリードは3バックでも4バックでもプレイすることができる。レアル・ソシエダ時代には4-3-3でプレイしていたが、3-5-2のサイドでも起用されていたことがある。
コラロフとの比較:コラロフほどのパワーはないが、スピードと機敏さではコラロフを上回るものがある。身長はコラロフよりも低い178cmで、フィジカル的にもパワー的にも劣っているものの、バランスを取りながら周囲との連携を図るプレイに定評がある。
ラツィオとスペイン人には大きな伝統は存在していない:デ・ラ・ペーニャ、メンディエタ、オスカル・ロペス、デルガドのことを考えれば十分だろう。我々は、ガッリードがこれまでの流れを破る要素になることを望んでいる...



・Pocognoli:ラツィオとジェノアで共同保有へ(Gazzetta dello Sport)
ガッリードだけではない:ロティートは左サイドに2つ目の補強をもたらそうとしている。ベルギー人Sebastien Pocognoli(23)をジェノアと共同保有する:Pocognoliは正式にラツィオに登録されることになるかもしれない。Pocognoliは、ガッリードと比較すると攻撃面では劣るものの、確かな戦術眼と才能がある。