・アックァフレスカ獲得が消滅...(Corriere dello Sport)
ラツィオのメルカートの一つがまたも消滅した。アックァフレスカはカリアリに戻ることを望んでいる。彼は継続的に出場できる居場所を見つけたがっており、ビーゾリ監督ならばそれが可能であることを確信しているのだ。
仮にフォルメッロに行くことになれば、アックァフレスカにはサラテ、ロッキ、フロッカーリといった強い相手との競争が待ち受けている(彼はこれと全く同じ要因でナポリ移籍も拒絶している)。アックァフレスカからの“si”は、火曜日の夕方にVilla San Sebastianoで行われたPaolo Fabbri代理人との会談後にも結局到着しなかった。



・拒絶連続の夏(Il Messaggero)
何度目の拒絶だろうか?ボアテングに続き、アックァフレスカもラツィオ入りを拒否する方向に向かっている。アックァフレスカの移籍拒否はまだ正式なものではないが、疑いは非常に大きなものとなっている。
両クラブが合意に達したあと、アックァフレスカがラツィオ移籍を完全に確信できてないことは確かなことだった。アックァフレスカが移籍を承諾していたとしたら、彼は今頃アウゾンロに到着していただろう。彼の悩みはフロッカーリ、サラテ、ロッキに次ぐ4番手のFWになるという点にあった。悪い1年を終えたばかりのアックァフレスカは、再スタートのために出場機会が見込めるクラブに向かうことを求めているのだ。
また、経済的な面も過小評価できない。カリアリはアックァフレスカに75万ユーロ、ラツィオは100万ユーロほどの額を提示したため、差はほとんど生じていない。この程度の差であったため、アックァフレスカはレギュラーが見込めるビーゾリ率いるカリアリを選択する方向に傾いたのだろう。
一方で、ロティート会長はこれ以外の面での活動も続けている。コラロフのマンチェスター・シティ移籍は残すは官僚的な問題だけとなっており、週末までには発表されると予想されている。そして、コラロフの後釜はアントネッリとなる。アントネッリはレヤ監督自身が獲得を望んでおり、コラロフの後釜の第一候補となっている。アントネッリに関してラツィオとギラルディ会長は2,3週間前に会談を行ったものの、共同保有に関する合意はまだ見つかっていない(ビアンコチェレステ側は250万ユーロ+クリバリかディアキテ(50%)を提示、パルマ側は移籍金に350万ユーロを要求)。ラツィオ側は大急ぎでこの交渉を締結することを望んでいるが、パルマ側との折り合いが見つからないのであればファビオ・サントスを迎えに行くことになるだろう。
左サイド以外では、ロティートはブラジルから中盤の中央の補強を行おうとしている:エルナネスのことだ。ラツィオは1300万ユーロ以上のオファーを送り、サンパウロ側からの返答を待っている。ラツィオ側はリベルタドーレスが終わるまではエルナネスの合流を待機することも約束しており、エルナネスの代理人はラツィオ移籍を後押ししている。



☆クリスティアン・ブロッキ
「今シーズンを完璧なものにするには、俺たちが昨シーズンどれだけ苦しんだのかを毎日忘れずに過ごさなきゃいけない。 アックァフレスカがラツィオ入りを拒否した?この選択は理解できるし、非難することはできない。ここに来たらフロッカーリ、サラテ、ロッキといったFWが立ちはだかるのはわかっているんだからね」(Repubblica.it)