・サラテ-パンデフ:ラツィオの将来
将来のラツィオはサラテ、パンデフを除いて作ることはできない。ロティート会長はサラテとパンデフの重要性を十分に理解しており、彼らをローマに残すために動いている。
サラテに関しては、ロティート会長は2つのテーブルに座る必要があるため、微妙な問題がある。彼のレンタル料としては既に300万ユーロを支払っているが、彼を完全に買い取るにはさらに1800万ユーロが必要となるのだ。交渉期限は4月30日までとなっているが、ロティート会長は最終的には問題を解決するだろう。また、サラテ自身との契約更新については3月10日にセルヒオ代理人と会談を行うことになっている。詳細は既に定められており、年俸150万ユーロ近い条件にサインするだけという状態にある。
一方のパンデフは、つい先日ローマに留まる願望を確認している。そして、来週には彼の代理人が会談に挑むことになっている。パンデフに対してラツィオ側は年俸120万ユーロの5年契約を準備している。
ロティート会長の考えはこの二人のFWだけに留まっていない。レデスマの代理人を務めるD'Ippolito氏は昨日ラツィオに対してコメントした。「すべてはラツィオ次第だ。−彼はcittaceleste.itに口を開いた−レデスマには2011年までの契約があるが、我々はおよそ1年間契約調整を待ち続けてきた。すぐにこれが到着することを待っている。我々は交渉の扉を開いている」。
続けてD'Ippolito代理人は長い間伝えられているフィオレンティーナ移籍という仮説を否定した。「コルヴィーノDSがレッチェ時代にレデスマを発掘したことだけを理由に、メディアはフィオレンティーナ移籍を取り沙汰している。実際には何の接触もないよ。これまでフィオレンティーナのフロント陣から呼ばれたことはない。今この瞬間は、クリスチャンの将来はラツィオにある」。
また、ラツィオはマトゥザレムの将来も定めなければならない。彼はここ最近のパフォーマンスを持続できれば、ラツィオに留まることになるだろう。ロティート会長はマトゥザレムを買い取るために1200万ユーロを費やさなければならない。ただ、すべてはシャクタール・ドネツクとサラゴサの間に発生した問題の判決次第となる。(Leggo)



・ロティート会長:マトゥザレムとサラテに1400万ユーロ
パンデフの契約更新、フォッジャの差し迫ったサイン、レデスマの複雑な再交渉。ラツィオはこれらの問題を解決しなければならない。ただ、ラツィオが解決すべき問題はこれだけではない。サラテとマトゥザレムについて、ラツィオは大急ぎで彼らの位置をハッキリさせなければいけないのだ。
ロティート会長がアルゼンチンの才能を保ち続けることは確実だ。ロティート会長は今月末までにセルヒオ・サラテ代理人と会い、2014年までの合意を締結させることになっている。そして、ロティート会長はアルサッドとの800万ユーロ(最初の分割払い)の支払い約束を守ることになるだろう。
次にマトゥザレム。サラゴサとは今年の6月と来年の6月にそれぞれ600万ユーロを支払うことで合意している。マトゥザレムに関して、ロティート会長は明白なコメントを残している。「マトゥザレムがこのようなパフォーマンスを続けるのなら、彼をローマに残すための問題はない」。レデスマが離脱している中、マトゥザレムは熱意を持ってプレイしている。
ロティート会長はサラテとマトゥザレムを保つために1400万ユーロを費やすことを確信している。(Tempo)


・ラツィオ:フロッカーリ獲得が浮上
ラツィオはセルジオ・フロッカーリを追跡している。彼に関してはローマやユヴェントスが以前に接近していた。ラニエリ監督はイアクィンタがクラブから去った場合、フロッカーリを獲得することを尋ねていたのだ。現在、ラツィオのロティート会長はメルカートの変化を観察し、すぐに行動を起こす準備ができている。昨夏、ロッシ監督からセンターフォワードの補強要請を受けていたロティート会長は、ようやくセンターフォワードを補強する必要性があることを確信したのだ。
特徴−パンデフとサラテはレベルとファンタジーアを保証している。これに対して、ロッキは完璧なFWとして、スペースを作ったり、自らスペースに飛び込むことを得意としている。しかし、彼らには高さがない。ロッシ監督が昨年の夏にセンターフォワードの獲得を求めていたことは偶然ではないのだ。昨年の夏にはパッツィーニを筆頭に、アモルーゾ(オファーを出したものの、捨てた)などの獲得が取り沙汰されていた。
不確実性−ラツィオはサラテを買い取るために動いている。ロティート会長は既にサラテ側と合意しており、あとはサインだけが残った段階にある。そしてラツィオはアルサッド側ともサラテを完全に買い取るための努力を行っている。また、ロティート会長はパンデフとの契約を更新する準備もできている。交渉は進展しており、信号はポジティヴなものだ。ただ、合意はまだ近付いていなく、次の会談は15-20日以内に行われる予定となっている。
UEFA−ロティート会長が1月にチェッレリーノの獲得を考えていたのはミステリアスなことではない。フロッカーリは夏の正しい投資になるかもしれない。カンピオナートとUEFA杯に挑むために、より強い陣容を用意する6月の補強。UEFA杯という目標に関して、現在ラツィオは遅れを取っているが、この目標はまだ諦められていない。(Corriere dello Sport)



・アタランタ:フロッカーリ放出にデ・シルヴェストリを要求
アタランタのオスティDSはフロッカーリに関するラツィオとの交渉を否定した。「ラツィオはこれまでフロッカーリに関することを尋ねて来てはいない。ロティート会長との接触もない」。フロッカーリの将来は6月に決定することになっているが、クラブから去ることは確実となっており、あとは目的地を選択するだけという状況にある。そこで、最新のニュースによると、ラツィオは共同保有でフロッカーリを迎えに行こうとしているようだ。そして、これに対しアタランタ側はデ・シルヴェストリとのトレードを求めた。デ・シルヴェストリとラツィオの契約は2010年までとなっているため、ロティート会長はすぐに彼との契約更新を直視しなければいけない。なおデ・シルヴェストリ自身は月曜日にオリンピコに留まる願望を持っていることを明言している。(Corriere dello Sport)



☆モラービト代理人(フロッカーリの代理人)
「フロッカーリのラツィオ行き?No、絶対にありえない。連絡は来ていないし、ローマのクラブたちは決してフロッカーリには関心を持っていない。フロッカーリには1月にユヴェントスが接近していたが、これはイアクィンタが移籍した場合に備えての動きだった。その後、ビアンコネロは動きを止め、セルジオはアタランタに残ることになった。将来?最終的にはユヴェントスへ移籍すると思っている。ユヴェントスはフロッカーリに強い関心を持っているし、移籍金についてもアタランタと既に合意している。アタランタ側は共同保有は受け付けない方針だから、移籍金は700-800万ユーロとなる。フロッカーリにとってはどこのクラブへ移籍するのが良いか?仮定の話だが、ローマは彼にとって理想的なシステムが敷かれていると思う。また、ユヴェントスでも十分やって行けるだろう。ラツィオについては疑いがあるね...でもフロッカーリがラツィオから直視されることになるのなら、恐らくそれはラツィオがサラテを買い取らないということだろう?それならセルジオはパンデフとコンビを組むことができるはずだ。サラテがフロッカーリと一緒にプレイすることはできない。年俸?セルジオはベルガモでは年俸35万ユーロを受け取っている。だからラツィオのサラリーキャップにも十分収まるよ。大事なことは、どこのクラブを選択するのが正しいのかを理解することだ。ロティート会長?彼とは1月にストラーリの移籍を話し合った。ビアンコチェレステはGK問題をすぐに解決するために、新たなGKを探していたようだったよ。その後、契約と年俸について話し合ったのだが、そこですべての時間が無駄になった。そして最終的に、ストラーリはフィオレンティーナに残った」(La Lazio siamo noi.it)



・アンヘレリ:ラツィオ移籍までの待ち時間
ローマとラ・プラータ間での電話による接触が行われている長い夜。昨夜アンヘレリの代理人とエストゥディアンテスのフロント陣は最終的な会談を行った。両者は2,3日かけてこの会談を行うことを計画している。アンヘレリは土曜日にFilipas会長との話し合いに挑み、ラツィオ移籍に安心を与えた。「すべて落ち着いている...」。アンヘレリは代理人のラツィオ移籍否定を遮るかのように語った。
キッカケ−アンヘレリ自身の願望は現状を解くことができるかもしれない。結び目は明らかだ。イダルゴ代理人はパートナーのミゲル・ピレス代理人と共に、6月に移籍金ゼロでクラブから去ることを望み、エストゥディアンテス側が行ったアンヘレリに関する移籍交渉に反発した。これに対し、アンヘレリ自身はクラブと代理人の間の関係を保つ仲介役を務め、彼は自らの希望であるラツィオへの移籍を実現させるために話を進めた。
待ち時間−ビアンコチェレステは交渉を正式なものにできることを期待している。チェッレリーノの獲得失敗に発狂していたロティート会長とターレDSは、“ユーティリティ・プレイヤー”アンヘレリ獲得に向けて380万ユーロの移籍金を費やす準備ができている。アンヘレリはイタリアを夢に見ている。彼は1月に«Corriere dello Sport-Stadio»に対し、「マウロは大きなモノを作っている。僕はアルゼンチンでイタリアのカルチョを観戦しているんだ。僕と同じ偉大なアルゼンチン人たちは大きな刺激を与えてくれる」と語っている。イタリアのパスポートを持つMambrùはつい先日アルゼンチン代表にも選出された。(Corriere dello Sport)



・ヴェロン:決断は6月
ヴェロンのラツィオ移籍という仮説は以前よりも深まり、評価されている。3月9日に34歳を迎えるヴェロンはラツィオに対して有効性を与えている。「ビアンコチェレステのために、俺はイタリアのカンピオナートへ戻ることを考えている。ラツィオだけのためにね」。1月の始めにヴェロンはこのような宣言を行っている。
完全性−いくつかの接触を行っているラツィオとヴェロンは、ラツィオのUEFA杯出場の合否、エストゥディアンテスのClausuraの結果が出る6月に会談を行う予定となっている。エストゥディアンテスとの契約が満了するヴェロンは依然として万全のコンディションを維持しているが、ラツィオ側の新シーズンのプロジェクトはまだ明らかになっていなく、推測に留まっている。
王−ヴェロンはサンプドリア、パルマ、ラツィオ、インテルでトレクァルティスタとして、そしてレジスタとして爆発し、ファンタジーアを発揮していた。現在の彼はどうなのだろうか?彼はどのような戦術において、どのような位置に入るべきなのだろうか?これは、ヴェロンと共に復活するプロジェクトを考えているラツィオが答えなければならない問題だ。恐らくヴェロンは、本物のレジスタとは言えないレデスマの場所に入ることになるだろう。レデスマのポジションではマトゥザレムもプレイすることができるが、マトゥザレムを買い取るかどうか、ロティート会長はまだ検討中にある。
ポジション−現在のヴェロンはベッカムのように背番号8としてプレイすることもできるし、菱形の中盤の頂点でもプレイすることができる。つまり、ヴェロンは才能を発揮し始めているメグニとポジションを争うこともできるのだ。(Corriere dello Sport)




☆D'Ippolito代理人(レデスマの代理人) インタビュー(calciomercato.it)
楽しい時間を過ごせていないラツィオはメルカートの問題を解決するために動いている。ラツィオはアンヘレリの獲得はほぼ完了させたが、クリスチャン・レデスマの契約更新は未だに解決していない。そこで、Calciomercato.itはD'Ippolito代理人と連絡を取った。



−ロティート会長によるいくつかの不可解な行動のあと、レデスマの契約更新は再交渉されると言われています。新たな動きはある?
「状況は常に同じだ。我々はシーズン終了後に話し合う」



−でも、あなたはフィオレンティーナからの強い関心を話し続けていますよね?
「役員からの接触は何もない。フィオレンティーナのDS(コルヴィーノ)がレデスマを発掘した人ということだけだよ」



−レデスマの願望は何にあるのかな?
「我々は、ラツィオでの経験を続けるための前提が存在しているのかどうか、シーズン終了後に見つめる」



−2011年に満了する契約を延長する可能性は現状ではどれくらい?
「現在のところ50%だ」




・ジャンパオロ監督「ラツィオ監督に就任?今はありえないし、私は信じていない」
ロッシ監督は6月にラツィオのベンチから去るかもしれない。そして、後任の名前は続々と挙がっている。ロティート会長はシメオネの帰還というきわどい仮説、ロティート会長自身の古いアイデアであるマッザーリ招聘、『若手』アコリへの賭けなどを考えているのだ。また、ロッシ監督の弟子であるジャンパオロの名前も存在している。しかし、現在シエナの監督を務めているジャンパオロは、ラディオ・ラディオに登場し、ラツィオ行きについて何の接触もないことを明かした。「これらのニュースは環境を不安定なモノにするだけだ。2月の時点で監督の運命を語ることは間違いだよ。私は信じていない」。
ジャンパオロ監督は続けてビアンコチェレステの現状についてコメントした。「私は、ラツィオが大きな仕事をしていると思っている。特に攻撃面には多くの重要な選手がいるよ。攻撃面ではトップクラスの選手を誇っている。彼らはチームを一気に若返らせたし、私が思うに、彼らには時間だけが必要だ」。(La Lazio siamo noi.it)