☆クラウディオ・ロティート会長
「デ・シルヴェストリにユヴェントスが興味を持っている?デ・シルヴェストリはメルカートに出していない。ただありえないオファーが届けばそれを評価するだろう。ありえないオファーというのは、我々が100という評価を下した選手に2000を提示するということだ。こういう場合、私はチームをさらに補強するために選手を売ることを考えるだろう。新たなDSはトゥロッティ?トゥロッティとは会っていないし、今後も会う予定は無い。フェルナンデス獲得?我々にはアルゼンチンのフロント陣との良い関係があるが、私は何も決定していない」(Datasport)



☆ティンティ代理人
「フィオレンティーナは過去にザウリへオファーを出したことがある。でも今はもう何も話は来ていないし、新たな動きも無い」(Violanews.com)



☆メルカートの動き
ミラノで連盟会議が行われた昨日。ロティート会長はティンティ代理人、フォスキDSと話し合いを行った。フォスキDSとはベーラミについて話し合い、パレルモ側はグアーナかシンプリシオのレンタルに加えて600万ユーロを支払う条件を提示した。ラツィオはベーラミに対して、あらゆる方法を使ってイタリアに留まるよう説得しようとしているが、現在のところベーラミは態度を軟化させてはいない。
ザウリとアモルーゾについては状況は変わっていない。アモルーゾが将来をハッキリさせることに成功しない間、ザウリはフィオレンティーナ移籍が取り沙汰されている。アモルーゾについては、ラツィオには300万ユーロを支払う意向が無いため、レッジーナが譲歩するか、交渉が破談するか、というどちらかの結末が待っているだろう。
リーヴェルプレートを率いるシメオネ監督はRadio Incontroの取材に応えた。「カリーソは偉大なGKだ。彼には強い個性があり、反応も早い。彼はこれまで何度も勝利を収めてきているし精神的にも強いよ。俺はペルッツィのことを覚えているけれど、カリーソは彼以上の安定感を持っている。フェルナンデスは美しさを持った重要な選手だ。イタリアでも十分通用するだろうね。ブオナノッテについては身体的にもう少し成長する必要があるけれど、いずれは欧州でプレイすることになるだろう。ラツィオは今も俺の心臓に残っている。でも今の俺の現実はリーヴェルの監督だ」。
Motiについては移籍金500万ユーロで交渉がほぼ完了しており、月曜日か火曜日に獲得が決まると見られている。ピンツィに関してはウディネーゼのレオナルディDSは放出する意向を持って無いが、ピンツィの価値に見合った重要なオファーが届けば交渉に応じる姿勢を見せている。ピンツィにはザウリとのトレードが浮上していたが、フリウラーニはザウリに興味を持っていない。(E Polis)




☆トゥロッティとランバウディ
トゥロッティとランバウディ。ラツィオはこの2人を新たにクラブに加えようとしている。
昨日、トゥロッティDSはアルビーノレッフェを退団することが決定した。ラツィオは先月から新たなDSとしてトゥロッティ招聘を考えており、ロティート会長は既に接触を行っている。
トゥロッティDSはセリエAのクラブでDSを務めた経験は無いが、奇跡のアルビーノレッフェ(セリエA昇格という夢を現実にしようとした)の立役者と言える存在で、サバティーニDSの後任として有効な人間と言えるだろう。ロティート会長は若手と共に戦う方法を熟知しているトゥロッティDSを信じている。
「プロジェクトは6月30日に明白なものとなる」。ロティート会長は常に繰り返し語ってきた。このプロジェクトにはロベルト・ランバウディ(今シーズン、ヴィテルベーゼの監督を務めていた)の復帰という案も含まれている。彼がラツィオに戻ってくるための仮説は2つある。1つ目は既に明らかとなっているように、マルケジャーニがロティート会長からのクラブ復帰の提案を断ったこと。2つ目はサバティーニDSの辞任により空いた下部組織のポジションにランバウディを入れるということである(サバティーニDSはプリマヴェーラ、ベッレッティ、アッリエーヴィ・ナツィオナーリの責任者を務めていた)。(Corriere dello Sport)




☆メルカートの動き
パレルモはベーラミ獲得を諦めていない。そしてザンパリーニ会長はベーラミに対して5年間の契約を準備している。電話での接触は継続的に行われており、コラントゥオーノ監督もベーラミと接触している。
パレルモ側はベーラミの獲得に向けて500万ユーロにグアーナ+カヴァーニ(レンタル)という評価額1000万ユーロの条件を提示している。ただラツィオがベーラミをパレルモに放出することに成功した場合、恐らくシンプリシオがラツィオにやってくることになるだろう。全てはベーラミの選択に依存されている。
ピンツィについては移籍が否定されているが、ラツィオは常に彼の獲得を検討している。交渉は240万ユーロの共同保有で進展するかもしれない。(Corriere dello Sport)




☆メルカートの動き
遅れるアモルーゾ獲得。謎はさらに深まっている。昨日、ラツィオとレッジーナはミラノで決定的な会談を行うと見られていたが、結局は何も起こらなかった。ただロティート会長とフォーティ会長は実際に会っており、問題はないと明言している。しかしレッジーナ側が4週間前に合意した移籍金300万ユーロの支払いという条件を求め続けている一方で、ラツィオ側はバローニオ、インザーギ、ベッレーリなどを交渉に含めることを望んでいる。
ロンドンで休暇を過ごしているアモルーゾはフォーティ会長からラツィオ移籍を保証されているが、ここまで長い間待ち続けている。そして現在サンプドリアが再び獲得に動き出す可能性があり、ラツィオ移籍が破断する恐れも出てきている。
ロティート会長は昨日アモルーゾ獲得以外にもパレルモのフォスキDSと話し合った。ラツィオとパレルモはベーラミとグアーナ、カヴァーニのトレード交渉を継続して行っている。ラツィオ側はこの交渉にシンプリシオかヤンコヴィッチを含めた上で話し合いを終えたい意向となっているが、ブレシアーノやカプアーノといった名前も浮上している。なお両クラブはステンダルドについても話をしたが、ステンダルド自身がユヴェントス残留を望んでいることを考えれば恐らく実現はしないだろう。
その他では、マルキジオの状況は複雑なものとなっている。またジェノアはフォッジャの獲得に動いており、レオンとのトレードが検討されている。中盤の底では常にアウグスト・フェルナンデス獲得を狙っており、今後4日間が重要なものとなるだろう。ディエゴ・ブオナノッテの存在も忘れることはできない。リーヴェルプレートは彼を放出する準備ができている。ただ1200万ユーロの移籍金を要求しているため、ロティート会長は近いうちにアギュラー会長と接触を行うことになるだろう。DF陣ではMotiの代理人を務めるBecali氏が来週にもラツィオ移籍が決まる方向であることを明らかにした。移籍金は500万ユーロとなる。最後に、ラツィオはドミッツィとピンツィ獲得も考えている。ピンツィについては共同保有かレンタル移籍で獲得する可能性がある。(Messaggero)




☆メルカートの動き
ラツィオはMoti獲得から一歩離れているが、交渉は400万ユーロで完了するだろう。アモルーゾについては月曜日に最終的な会談を行うことになっている。最後に、GKベルニにはウィスラからのオファーが届いている。(Gazzetta.it)



☆ベンフィカがフェルナンデスを狙う
ベンフィカはアウグスト・フェルナンデスを追っている。ポルトガルのメディアによると、フェルナンデスの代理人は「ベンフィカのフロント陣からの話は無いが、彼らが派遣した仲介者からは連絡を受けている」と語った。(Calciomercato.com)



☆ユヴェントスがデ・シルヴェストリを狙う
デ・シルヴェストリのユヴェントス移籍:ステンダルドの状況についてロティート会長と話し合ったセッコDSはデ・シルヴェストリに関する情報も求めた。ユヴェントスがビッグオファーを提示するのならば、交渉は進展するかもしれない。
ラツィオとユヴェントスは再び話し合いを再開しようとしている。ステンダルドについてはラツィオ側が600万ユーロを要求しており、まだ合意していない。
ロティート会長は昨日レガ・カルチョ会議の場でパレルモのフォスキDSと会う機会を持った。そして夕方には状況を解決するためにベルトラーミ代理人も到着した。パレルモはステンダルドと共にベーラミを狙っているが、ベーラミの願望は断固として国外での経験を積むということになっている。そして現在ポーツマス、セヴィージャといったクラブが獲得を考えている。またロティート会長は午後にはムディンガイの代理人と会談を行ったが、ムディンガイはクラブを去ることを望んでいる。
ベーラミ、ムディンガイの移籍の一方で、補強も近付いており、月曜日はアウグスト・フェルナンデス獲得にとって決定的な一日になるだろう。彼の登録はパスポート取得次第だが、交渉は既に定められている。
昨日はアモルーゾのサインがなされるべき一日でもあった。しかしロンドンでヴァカンスを過ごしているアモルーゾは、ティンティ代理人からの電話で今回もまた合意に至らなかったことを告げられている。
その他の話ではルッソット、Guerreiro獲得に目を向けている。またDFではMoti獲得に向けて動いており、買い取りオプション付きレンタルで彼を手中に収めつつある。そのためロゼフナルは移籍することになるだろう。ボネットについてはボローニャとは合意に至らず、競売に向かうことになった。(Tempo)




☆メルカートの動き
ラツィオが第一目的としていたパラシオ獲得という魔法はほぼ消滅した。彼はバルセロナへ移籍することになるだろう。本日ボカの会長はパラシオと会談を行うことになっているが、パラシオの選択は明白と言える。一方で、ラツィオはリケルメ獲得に動いており、1000万ユーロほどで獲得することになるかもしれない。ロティート会長はリケルメ獲得に向けて仲介者を使わずに動いている。
アモルーゾに関しては新たな動きは無い。昨日はアモルーゾのラツィオ移籍を合意させる一日にしなければならなかったのだが、ロティート会長は若干の選手(バローニオかインザーギ。、フォーティ会長は興味を持っていない)を交渉に含めようとしている。
MotiについてはBecali代理人が「99.9%、彼はラツィオの選手だ」と語っている。(Leggo)




☆Becali代理人
「Moti?恐らく来週交渉が終わるだろう。ビアンコチェレスティはラドゥと共にMotiを獲得しようとしている。Moti自身も再びラドゥと一緒にプレイすることを望んでいる。彼らはディナモ・ブカレストでCBのコンビを組んでいたんだよ。ロティート会長はMotiへの強い関心を示した。そしてロティート会長にはディナモ・ブカレストのフロント陣との良い関係がある。月曜日か火曜日に決定的な会談が行われる予定だ。移籍は買い取りオプション付きレンタルではなく完全移籍になるだろう。ディナモにとってMotiを失うことは大きな損失に繋がる。だからディナモは資金を必要としている。ラドゥ?買い取りオプションが行使される。あとはそれを正式なものにするだけだ。ラドゥは99.9%ここに残ると保証するよ」(Tuttomercato)



☆トゥロッティDSがアルビーノレッフェを退団
アルビーノレッフェはサンドロ・トゥロッティDSとの関係を6月30日を持って終了することを伝えます。ここ4年間における彼の仕事には大変感謝しています。(Albinoleffe.com)



☆ルーマニア代表DFモツィがラツィオへ移籍か
「コスミン・モツィは来週にはラツィオと契約する」と代理人のヨアン・ベカリは語った。ステファン・ラドゥに続いて、もう一人のルーマニア人選手がラツィオに加わることになりそうだ。
 モツィはディナモ・ブカレストに所属する1984年生まれのセンターバック。来週には移籍が発表される見通しだ。
「モツィはぜひもう一度ラドゥと一緒にプレーしたいと望んでいる(昨シーズンまでディナモ・ブカレストでセンターバックのコンビを組んでいた)。ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は彼の獲得を強く望んでいたし、ディナモの首脳陣とも良好な関係にある。月曜日か火曜日には最後の話し合いが行われるだろう。期限付き移籍ではなく完全移籍となる。もう99.9%決まったと言っていいと思う」とベカリが明らかにした。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20080620-00000006-spnavi-socc.html