☆ウルグアイのメルカート
ウルグアイの市場は才能に溢れている。しかしイタリアのクラブはこれらの選手たちの獲得に向けて、積極的な様子にあるようには見えない。
まずフォルナローリにはレッチェ、パレルモ、ラツィオ、ナポリなどが興味を持っているが、実際のところ動きは何も無い。D'Ippolito代理人は「彼はイタリアの市民権を得れば競争が始まるはずだ。ナシオナルによって設定された移籍金は高いが、EU内選手になれば多くのクラブが獲得に動き出すだろう。Caballero?私は長い間彼の移籍を提案しているし、彼がイタリアへ移籍することを望んでいる。彼は新たなカフーと言える選手だ。2,3日以内にボローニャと話し合うよ」と語っている。
フォルナローリ、Caballeroのイタリア移籍には若干の可能性があるが、Jonathan Urretaviscaya(18)という才能についてはD'Ippolito代理人の評価とは裏腹にイタリアへ渡ることは無いだろう。「彼はポルトに向かうことになる。イタリアへ移籍させることができなかったのはすごく残念だ。サンプドリア(ラツィオなども狙っていた)は彼を欲しがっていた」。UrretaviscayaはU-17コパ・アメリカの主役の1人で、ウルグアイの若い世代の代表試合ではこれまで240ゴールを決めている。(calciomercato.com)



☆ベーラミ、FIFA17条行使?
最新の情報では、ヴァロン・ベーラミはもうラツィオの選手で居ることを考慮していない。シーズン終了後、ベーラミはFIFA第17条の行使に向けて、2通の手紙をラツィオへ送っている。その後ラツィオはベーラミに対していくつかの提案を出したが、ベーラミ側はこれを考慮しようとはしなかった。
ベーラミは必ず国外へ移籍しなければならないというわけはなく、理論的にはパレルモと結婚することも可能となっている。(stadionews.it)



☆メルカートの動き
ラツィオはブオナノッテ獲得を考えている。そして、“El Enano”というあだ名で呼ばれているブオナノッテ獲得というニュースを聞いたラツィアーレは幸せな気分に浸っている。長い間、このような重要な才能の獲得話は出ていなかったからだ。ラツィアーレは現在喜びで気が狂いそうになっており、ネット上では「俺はロティート会長の前でひざまずいて謝罪する用意ができている。俺は真っ先にフィウミチーノに向かう人間になってやる。リーヴェルのスターが来るならマジで謝罪する」という書き込みもなされている。ラツィアーレはブオナノッテのドリブルで夢を見るという楽しい時間が来ることを望んでいるのである。
ラツィオがブオナノッテの代理人と接触したことは事実であり、ラツィオとリーヴェルプレートは素晴らしい関係にある。ラツィオはブオナノッテのほかにも長い間アウグスト・フェルナンデス獲得を狙っている。フェルナンデスはダイナミックな選手でベーラミやムタレッリの後釜として理想的な存在となっているが、まだスペインのパスポートを持っていないことが問題となっている。
DFの補強ではドミッツィ、Moti、ペルソ、Bocchettiといった名前が挙がっている。ドミッツィについては本人がローマに帰ってくることを望んでいるものの、ジェノアなどとの競争に勝つ必要がある。フィオレンティーナとの間ではザウリの譲渡と引き換えに若手ポルトガル人ダ・コスタを交渉に含める可能性について話し合っている。中盤では常にフェルナンデスを追っているが、グアーナやシンプリシオもリストアップしている。(Messaggero)




☆サバティーニの行き先
サバティーニDSはペルージャ行きが否定された。そのため彼は確実にシエナへ向かうことになると見られている。(Piazza della Liberta)




☆ロッシ招聘に近かったベンフィカ
今年の冬、ベンフィカはロッシ監督の招聘に最も近い存在であった。しかし現在ロティート会長はロッシ監督の座を確固なものにし、この仮説は消えた。(Piazza della Liberta)




☆ラノッキアを狙う
アレッツォとラノッキアの関係はついに終わるかもしれない。昨シーズン、フィオレンティーナが獲得に近付いていたラノッキアだが、今年はラツィオ移籍へ向けて動きが始まる可能性がある。(calciotoscano.it)




☆Goianを狙う
ラツィオはCBの補強としてGoian('80)に狙いを定めた。Goianは今夜のEURO2008ルーマニアvsオランダという運命の試合は出場停止となっている。ステアウア・ブカレストに所属するGoianは2005年にルーマニア代表でデビューを果たして以降21試合3得点、UEFA杯では16試合5得点、CLでは17試合3得点という数字を残している。プロデビューは2000年でルーマニア国内では162試合9得点という成績を残している。196cm、83kgという体格を持っている彼はロッシ監督が望んでいる“リーダー的CB”と一致するかもしれない。(Piazza della Liberta)




☆メルカートの動き
ロティート会長は昨日ローマでペリネッティDS(バーリ)と会談を行った。サバティーニDSの後任を探しているラツィオはペリネッティを招聘する可能性がある。なおこの場ではセリエBで55試合に出場しているバーリのBelmonte('87)獲得についても触れられ、バーリはディアキテに関心を示すかもしれない。ロティート会長とペリネッティDSは木曜日にミラノで行われるレガ・カルチョ連盟会議で再び会うことになっている。(E Polis)




☆メルカートの動き
ラツィオのメルカートは数多くの困難が存在している。
関心を持っていたMotiについてはディナモ・ブカレスト側があまりにも多くの移籍金を要求しているため、ロティート会長は時間を掛けている。またRatについてもルチェスク監督が「ラツィオはRatを求めたが、彼がシャクタールを去ることは無い。ロティート会長が提示した移籍金はあまりにも低いものだった。あんな額じゃ我々はRatの代役を見つけることができない。Ratはルーマニア代表でも60試合に出場している素晴らしい選手だし、800〜900万ユーロ以下の評価はありえない」と語っている。なおラツィオはイタリア国内ではドミッツィ、ビアーヴァ、ダイネッリの名前をリストアップしている。
ロゼフナルに対してはラツィオが獲得に費やした移籍金360万ユーロを大きく上回るオファーが届いており、クラブを去る可能性が存在している。(E Polis)




☆メルカートの動き
ロッシ監督は3-4-3というシステムを使うことを検討している。ラツィオではかつてゾフ監督が2001年に3-4-3のシステムを敷いたが、この際は良い結果を残せていない。
ただ、ロッシ監督はデ・シルヴェストリとコラロフの攻撃力を活かすことを考えており、クリバリorロゼフナル、ラドゥ、シヴィーリアorMotiなどのDFリーダー補強候補、という3バックを敷く布陣を検討している。そして中盤にはダボとレデスマを並べ、彼ら以外には復活を誓っているムディンガイが控えることになり、シンプリシオ獲得という夢も見ている。FWではロッキとパンデフのポジションが保証されており、残るもう1人はパラシオ(実現は難しい)が望まれている。
現在のところこのシステムは誘惑に留まっている。しかしラツィオは補強を完了した後にこの計画に対して最終的な決断を下すことになるだろう。
メルカートではアモルーゾ獲得が遅れている。一方でベーラミに関してはパレルモ移籍の道が切り開くかもしれない。またザウリにはフィオレンティーナが獲得に動いており、ラツィオはコモットを獲得することになるかもしれない。南米ではフォルナローリ、パラシオ(バルセロナが優位に立っている)、Roman Martinez、アウグスト・フェルナンデスを常に追跡している。
新DSについてはロティート会長がバーリのペリネッティDSと会談を行っており、48時間以内に明らかになる予定となっている。(Tempo)





☆メルカートの動き
ラツィオはアルゼンチンでの補強に動いており、パラシオに対して1400万ユーロのオファーを出した後、今度はブオナノッテをターゲットにしている。
選手放出ではザウリを譲渡する準備ができており、ロティート会長もこれを認めている。またディアキテもレンタルで放出される可能性がある。
サバティーニDSに関してはシエナ入りが近付いており、ラツィオは彼の後任としてバーリのGiorgio Perinetti氏と会談を行っている。(DNews)




☆メルカートの動き
ラツィオはバローネのほかにスイス人のNef、バーリのBelmonte獲得を考えている。ラノッキアにはレンタルでのオファーを出したがアレッツォ側に拒否されたため、Motiやダイネッリ獲得に動き出そうとしている。最後に、国外移籍を望んでいるベーラミにはパレルモ移籍の可能性が再燃している。(Gazzetta dello Sport)




☆メルカートの動き
ボカの会長は金曜日にパラシオを呼び出し話し合いを行った。ボカ側はラツィオのオファーを受け入れる準備ができている。(Corriere dello Sport)



☆メルカートの動き
ロゼフナルとラドゥ(まだ正式ではない)の買い取り、カリーソの合流。ラツィオの守備陣は形となり始めている。「欧州に帰ることのできる競争的なチームを作る」。ロティート会長はこうコメントした。
現在のところ最も心配されているのは中盤である。ムタレッリ、ムディンガイの将来はまだ不透明となっているため、ラツィオは補強として多くの名前をリストアップしているが、これまでのところは何の進展も無い。
本当の問題はDSにあると言える。サバティーニDSは契約が満了する今月を最後にクラブを去る意向を表明しているのである。ロティート会長はサバティーニDSの後任を探しており、それまでの間はメルカートが進展することはないかもしれない。(Leggo)