☆マキンワ インタビュー(Corriere dello Sport)
昨夏、マキンワはヒザに悩みを抱えていたが、歯を喰いしばった。彼は電車に乗り遅れることを避けようとしたのだ。だが、結局は良い結果が表れることはなかった。しかし現在マキンワは次の電車に遅れないための準備ができている。



−今はリハビリを行っているわけですが、その汗の先にはラツィオがある?
「俺の目標はキャンプ初日から準備万端な状態に戻すこと。俺はまだロッシ監督、サバティーニDSからは呼ばれていないし、クラブ側からも移籍を要請されてもいない。つまりクラブは俺を残留させる意向にあるはずだ」



−ラツィオは君に貸しがあると思わない?
「いいや。クラブは俺に何も借りていない。俺はこのユニフォームとこのクラブが大好きだし、ラツィオを気に入っている。ビアンコチェレスティで俺の最大限のパフォーマンスを見せられていないのは悲しい事実だ。でも今俺はようやくフィジカル的な問題を解決したんだ」



−昨シーズンを振り返ってみて。
「キャンプでは調子が良かったし、幸せだった。だけどそこでヒザに痛みが発生した。痛みが治まることはなかったよ。そんで一旦離脱することになって。そのあと手術をする可能性もあったんだけど、俺は長期離脱すんのは嫌だった。ラツィオの選手としてCLでプレイするってのは俺にとって大きなイベントだったんだ。だからこのユニフォームへの愛情のために歯を喰いしばった」



−レッジーナでは問題があった?
「俺のようなタイプのFWを欲しがっていたのはウリヴィエリ監督だった。ウリヴィエリ監督は俺がシュートを何本外しても、いつも俺を励ましてくれた。俺はフィジカル的な問題を抱えていたんだけど、ウリヴィエリの下では良い状態にあったな。その後オルランディが監督になって、俺はピッチから追い出された」



−じゃあまたラツィオについて。ラツィオに残るの?
「俺自身はそのつもり」



−でもラツィオはアモルーゾ、パラシオ獲得を狙ったりしてるけど?
「俺はセリエDでキャリアをスタートして、セリエAに到着した。何も怖がるものはないさ。俺がもし平凡な選手だったら、もしラツィオが俺を信じていなかったとしたら、ラツィオが俺の獲得のために頑固に動いてくれるわけがないだろ。アモルーゾとかパラシオがここに来たって問題はない。大事なのはフィジカル的に良い調子にあるかどうかなの。ラツィアーレは本当のマキンワをこれまで見たことが無いし、今年こそ彼らが本当のマキンワに会うことができたら良いな、って思う。俺はこれを現実にするためにマジでトレーニングしてる」