☆メルカートの動き
パレルモはベーラミに対して年俸150万ユーロという実に魅力的なオファーを出した。そしてラツィオ側とは既に基本合意に達している。
フォスキDSは木曜日にミラノでロティート会長と会談を行った。その場でパレルモはグアーナ+カヴァーニ(レンタル)+500〜600万ユーロという条件を提示した。その一方でロティート会長はシンプリシオかヤンコヴィッチの獲得を求めたが、ブレシアーノ+700万ユーロという条件で落ち着くかもしれない。
ベーラミのパレルモ移籍が実現するかは、週末に明らかになるだろう。現時点で明らかなものと言えるのはベーラミがラツィオから去るということだけである。ただ、ラツィオとパレルモは依然として交渉を続けており、ロティート会長とフォスキDSが良い関係にあること、ラツィオにベーラミを無料で放出する意向が無いこと、イタリアで唯一パレルモがベーラミに公式オファーを出していること、を考えれば交渉に折り合いが付く可能性があると言えるだろう。
一方で、ラツィオは補強にも動いており、ピンツィ、バローネ、シンプリシオを狙っている。シンプリシオについてはベーラミ次第だろう。(Corriere dello Sport)




☆メルカートの動き
ファビオ・シンプリシオを狙うラツィオ。ムタレッリの代役にシンプリシオを望むロッシ監督。ラツィオ入りを望むシンプリシオ。この交渉の結び目には常にベーラミの存在がある。ベーラミは6月30日にラツィオからフリーの身となるか、パレルモ移籍を受け入れるか、週末に判断することになっている。
ザンパリーニ会長とロティート会長は今週、ベーラミの移籍についてカヴァーニ+グアーナ+500万ユーロという条件で話し合っていた。しかし現在はシンプリシオとのトレードが有力となっている。パレルモ側はベーラミに年俸100万ユーロの4年契約という好条件を用意しており、ベーラミの代理人もパレルモ移籍に向けて動き出す可能性が出てきた。もしベーラミがパレルモへ移籍するのならば、パレルモ側が300〜400万ユーロと評価しているシンプリシオがローマに向かうことになるだろう。シンプリシオはパレルモとはあと2年契約が残っており、年俸は100万ユーロとなっているが、ラツィオ側は彼のために犠牲を払う準備ができている。そしてシンプリシオの代理人を務めるジルマール・リナルディ氏も「シンプリシオはパレルモで快適に過ごしている。しかし、ビアンコチェレスティのような大きなクラブでプレイすることができたら満足だということは認めなくてはいけない」とコメントしている。
ラツィオはシンプリシオのほかにもフェルナンデス、ピンツィ獲得を狙っている。またDF陣ではMoti獲得に向けて取り組みを行っており、Becali代理人は火曜日にローマを訪れることになっている。Motiの移籍金は500万ユーロである。最後に、ザウリとムタレッリを放出する問題については、フィオレンティーナがザウリに確信を持てないで居る一方で、ムタレッリはラツィオ残留を主張している。アモルーゾについては月曜日に決定されるだろう。(Messaggero)




☆トゥロッティDS(アルビーノレッフェを退団)
「ラツィオは評価の高い重要なクラブだし、誰もがあそこに行きたいと思っているはずだ。しかし私はロティート会長とは会っていないし、交渉もしていない。ラツィオ側からは2,3週間前に『サバティーニDSが去った場合、君はうちに来る意思はあるか?』と問われた。私は『名誉なことです』と答えたよ。ラツィオは重要なクラブだからね。でも、ロティート会長はサバティーニDSとの関係を今後も続けて行くことを望んでいると思う」(Tuttomercato)





☆メルカートの動き
ベーラミにはパレルモ移籍の可能性が開けており、ザンパリーニ会長はグアーナかカヴァーニとのトレードを提示している。ただラツィオ側はシンプリシオを求めている。
パラシオ獲得は依然として夢となっているが、アイマール獲得という案も浮上している。(Gazzetta dello Sport)




☆パラシオ(ボカ・ジュニオルス)
「スペインなら言葉が通じるから、僕はバルセロナ移籍というアイデアを気に行っていた。でもラツィオからのオファーが僕にとって興味深いものだったら、快くイタリアに行くよ。僕は26歳だし、ボカにとっては売り時だろう。父と代理人がクラブに圧力をかけるためにPompilio会長と話したってのはウソだよ。ラツィオ?彼らが納得の行くオファーを出すのならば、イタリアへ行くことに問題は無い」(Piazza della Liberta)