・ラツィオ:マトゥザレムに最終通告(La Lazio siamo noi.it 07/10)
-フランセリーノ・マトゥザレムの状況はますます問題となっている。マトゥザレムは先週の金曜日に技術的な問題で飛行機に乗れなかったことをクラブに伝える連絡を行って以来、音信不通となっているのだ。マトゥザレムがいつイタリアに戻ってくるのかは代理人もわからない状態にある。
-07:00 - Repubblicaによると、ラツィオは日曜日に最終通告を行ったようで、水曜日までに返答がない場合には契約を解除することになるかもしれない。 



・マトゥザレムが合流に遅刻:罰金か契約解除?(La Lazio siamo noi.it 07/11)
-マトゥザレムは昼過ぎにブラジルからローマへ戻ってきた。しかし、クラブは激怒している。
-現在ミラノにいるターレは今夜にもローマに戻り、マトゥザレムと会うことになっている。道は二つ:契約解除か罰金。現時点で最も見込みのある選択は、罰金のようだ。
-マトゥザレムがこのような振る舞いを行うことは今回が初めてではないため、クラブ側は強い姿勢に出ようとしている(マトゥザレムはクリスマス休暇のあとにも遅れて合流していた)。ラツィオ側はもはや呆れているのだ。ターレはマトゥザレムに理由を聞こうとしているが、経営陣、テクニカル・スタッフ、チームメイト、ティフォージへの軽蔑とも言える行為に対して譲歩はしないだろう。将来は、ターレとマトゥザレムの会談によって、定められることになる。



・ラツィオ-マトゥザレム:衝突(La Lazio siamo noi.it 07/12) 
-判定はクロ。ターレとマトゥザレムの会談は崩壊に至った。説明はなく、譲歩もなく、マトゥザレムの運命は定まった。彼の未来は、もうローマにはない。クラブから去ることを望んでいるマトゥザレムは移籍を求め、ラツィオも同様の方向で動き出しているため、エピローグは来週にも訪れることになるかもしれない。
-チームの合流に5日遅れたことでチームメイトやティフォージを失望させていたマトゥザレムだが、Lalaziosaimonoi.itが入手した情報によると、遅刻の原因は“技術的な”事件によるもののようだ。マトゥザレムは数日前に滞在許可証を入れていた財布を盗まれたために、ポルトガルに入国することができなくなってしまい、予約済みの飛行機に乗れなくなってしまったのだという。これらの流れを経て、本日マトゥザレムはようやくローマに到着した。
-ターレとの会談の場で、マトゥザレムはラツィオに留まることは望んでいないことを伝え、新たな冒険への歩みを求めた。これに対しターレも慰留することはなく、本人の決定を変えようとはしなかった(ただ、契約解除の道は起こり得ない)。ラツィオ側もマトゥザレムを残留させることは望んでいないため、マトゥザレムは売却されることになるだろう。
-Lalaziosaimonoi.itが入手した情報では、マトゥザレムと代理人は国外のクラブからのオファーを待っているようだが、ロティートのもとにはイタリアの2つの高水準のクラブからオファーが到着したようだ(最新の状況ではミランの名前がマトゥザレムに接近していたが、クラブの名前はトップシークレットとなっている)。考慮点:ラツィオがマトゥザレムを国外に売却することになった場合、EU外登録枠が空くことになるため、カリーソ(ペスカーラが多大な興味)がイタリア国内に残留できる可能性が出てくる。
-マトゥザレムはアウロンゾには向かわないことになっているため、問題は短い時間内に解決されるはずだ。マトゥザレムとラツィオの距離は、もはや非常に遠いものとなった。



・さらばマトゥザレム、代理人も認める(La Lazio siamo noi.it 07/13)
-レヤは、彼をProfessoreと呼んだ:「決してパスをミスすることがない」。ルチェスクは、彼を最高の選手と呼んだ:「私がこれまで率いてきた選手のなかで最も強い」。グァルディオラ、デリオ・ロッシ、マッツォーネも彼に魅了されていた。5日遅れてイタリアに戻ってきた“Matu”フランセリーノ・マトゥザレムは、フォルメッロから離れようとしている。この10年のラツィオの中で最も強い才能の一つとしては、全く値しない形での予想外の結末だ。
-Umberto Fusco代理人(彼が代理人を務めているのはマトゥザレムのみ)「彼の行為を苦しく思っている。彼が非難されるのは当然のことだ。彼はプロなのだから、規則を守らなければならない。この酷いストーリーを苦く感じている。私とマトゥの間には、仕事の関係以上の友好関係があるから」。「我々はターレと話をした。私と同じく、ターレも失望していた。マトゥは飛行機に乗れず、官僚的な問題によってイタリアに戻ってくるのが遅れたのだが、繰り返し言うがこれは正当化できるものではない。イリはフランセリーノのことを常に尊敬していたし、いつもフランセリーノを支えていた。だからこそ、我々は起こってしまったことを酷く感じているんだ」。「思い出?ターレに拍手をもらったレッチェ戦でのゴールや北京でのスーペルコッパでのゴールだね。フランセリーノのラツィオでの時間は美しいストーリーだったが、最後に過ちを犯してしまった。DSはマトゥをメルカートに出すことにした。マトゥザレムは、最初にラツィオに対して何が起きているのかを尋ねたが、ターレは壁を作った。現在、すべては変わってしまった」。「罰金?会談では罰金については話さなかった。根拠のないデタラメな報道だ。ターレとは、起きたこと、将来、メルカートについて話した。これがすべてだ...」。「移籍先?ミランという名前は聞いたよ。素晴らしいクラブであることは明白だね。ラツィオとの契約があと2年残っていることは忘れてはいけないし、セリエAであれば一部のチームにしか向かうことができないだろう」。「ナポリ復帰というのは美しいことだ。あそこの人々は、皆が彼を愛しているからね。でも、ナポリとは何も話していないし、何も聞いていない」。「国外?たとえば、ブラジルには経済的に有効なチームが数多くある」。「このような形で歴史を終えることになったのは、間違いなく酷いものだ。でも、フランセリーノは常にラツィオのために尽くしてきた。彼はここで自らの力を再アピールするために、サラゴサからここに来るために減俸を受け入れたんだ。また、競争的な戦力の中でも、居場所を得るために歯を食いしばってプレイしてきた。素晴らしい勝利、難しい時期、たくさんのスリルに富んだ時間だったし、マトゥザレムの中にはこれからも長い間ラツィオが残ることになるだろう」。



・考えを改めるマトゥザレム:「ここは僕の家だ!ここでキャリアを終えたい」(La Lazio siamo noi.it 07/14)
-「僕がここから去りたがっているって?僕の家はここだ!僕はここでキャリアを終える」。フランセリーノ・マトゥザレムはこのようなメッセージを発した。大幅な遅刻を経てイタリアに戻ってきたマトゥザレムは、ラツィオとの関係が終わりに近付いており、代理人もこのことを認めていた。しかし、ここにきてマトゥザレムは、facebookを通してラツィオへの永遠の愛を誓った。おそらく、まだ遅くはない。おそらく、マトゥには残留の見込みも残されているはずだ。答えは時間だけが教えてくれることだろう。




・サラテ:契約更新の可能性(La Lazio siamo noi.it 07/14)
-La Repubblicaによると、アウロンゾに向かったロティート会長は、サラテの代理人を務めるルッツィ代理人と会談を行うようだ。その場で、ロティート会長はサラテの契約(2014年まで)について話し合おうとしているという。ロティート会長は年俸調整(200万ユーロほど)を提案しようとしているが、サラテ側がこれを拒絶した場合には、サラテをメルカートに出すことになるかもしれない。