・ホンダ「移籍しないとは言っていない」。(La Lazio siamo noi.it 08:10)
CSKAの要求はあまりにも高く、ターレDSによるケイスケ・ホンダへの最初のアプローチは良い終わりを迎えなかった:Corriere dello Sportによると、ラツィオは200万ユーロのレンタル移籍に1000万ユーロの買い取りオプションをつける条件を提案したが、CSKA側は1600万ユーロを求めているという。そのため、ラツィオの経営陣は火曜日に2度目のアプローチを行うことになった。
今やホンダとの関係が消耗しきったLeonid Slutsky監督だが、同監督は1月12日に次のように断言している:「彼は冬のメルカートでは移籍しない」。これに対して、ホンダは悩みながら返答した:「僕は、自分の移籍の可能性についても、残留の可能性についても、彼とは何も話していない。だから、僕が移籍しないとは限らない」。ホンダはラツィオに満足しており、現在300万ユーロを受け取っている年俸についても、減俸を受け入れた上でローマに到着する準備ができている。



・遠いホンダ、クラシッチが浮上(Corriere dello Sport 08:50)
-ケイスケ・ホンダの交渉:おそらく、火曜日に再びロシアに向かい、新たな動きが出てくるだろう。両クラブ間ではファックスのやりとりが行われているが、オファーと要求には開きが生じている。1600万ユーロを要求しているCSKAに対して、ラツィオが提示した条件は1000万ユーロの買い取りオプション付きの200万ユーロのレンタルとなっており、両者の条件には少なくとも400万ユーロの差がある。最初のオファーは拒絶されたため、ラツィオ側は条件を見直さなければならない状態となった。そこで、現在ロティート会長はクラシッチの獲得も検討している:ホンダが4-3-1-2の左mezzalaである一方で、クラシッチは4-2-3-1のサイドアタッカーを本職としている選手だ。昨日、ロティート会長がVilla San Sebastianoにてレヤ監督と技術的な話し合いを行ったことは、偶然ではないだろう。
-HONDA:交渉の扉は開かれているが、難しいものとなっている。CSKA側には移籍金を割引する意向はなく、マキンワ、ガッリード、カリーソといった技術的な補償を交渉に含めることもできないだろう。また、ラツィオはホンダを登録するためにはEU外登録枠を空ける必要があり、カリーソかマキンワを放出しなければならない状況にある。ビジネスに慣れているCSKAは、選手を簡単に譲渡するようなことはしないはずだ。ロシアのこのクラブは、24時間前にポドルスキに対して年俸500万ユーロを提示したというニュースが流れたように、メルカートで躍動することのできる資金力を持っているのである。
-A MOSCA:木曜日の交渉は、ラツィオのターレDS、Calveri秘書にペトリッカ代理人(ナカムラをイタリアに到着させた人物)が同伴した上で、CSKAのRoman BabaevDGとの間で行われた。ホンダは面白い選手だが、評価はおそらくあまりにも高いものとなっている。ただし、ラツィオにはCSKAに対して要求額の引き下げを説得するための、いくつかの楽観的な要素が残されている。ロティートがホンダ自身のsiという返答を持っていること、契約の問題も存在していないこと、さらにはホンダとLeonid Slutsky監督の関係が崩壊していること。これらの事実から、ロティートは移籍金減額への道を切り開くことを望んでいる。
-DZAGOEV E KRASIC:ロシアのメルカートは水曜日に公式に開かれるが、イタリアのメルカートは1月31日に閉鎖される。ラツィオはホンダと連絡を取るために動き続けているものの、急転的にDzagoevへのアプローチが行われる可能性も残っている。4-2-3-1のシステムならば、Dzagoevはエルナネスとマウリが復帰した後も居場所を見つけることができるはずだ。この布陣は、クラブが好んでいる形である:レヤの4-2-3-1のシステムでは、ユヴェントスのクラシッチのような選手もスペースを見つけることができるかもしれない。ユヴェントス側はクラシッチの放出を拒んでいるが、ラツィオは近日中にアプローチに乗り出す可能性があり、ロティートは得意の買い取りオプション付きレンタルでの獲得に興味を起こしている。
-ARSHAVIN:忘れてはならないその他の足音:アーセナルのアルシャヴィンは販売中となっており、500-600万ユーロほどでの獲得が可能となっている。アーセナルで出場機会を失っているアルシャヴィンは、EUROに出場するために継続的にプレイできるチームを見つけなければならない状態にある。なお、イタリア国内ではボローニャのKone、チェゼーナのパローロを気に入っているほか、夢はシュトゥットガルトのクズマノヴィッチとなっている。



・ホンダ:楽観視(Lazialita.it 11:42)
-ラツィオはホンダのために“急いで”いる。ターレDSは昨日の朝にモスクワから戻り、すぐにロティート会長へと状況を伝えた。CSKAの姿勢は堅い:要求は十分に高価だ:1600万ユーロ。これに対し、ラツィオは300万ユーロのレンタル移籍に1000万ユーロの買い取りオプションを付けるという条件を提示する用意ができており、残った差額についてはマキンワかカリーソ、またはプリマヴェーラの若手を交渉に含めることで解決しようとしている。



☆Paolo Fabbri代理人(マキンワの代理人) (La Lazio siamo noi.it 12:46)
-「我々に対して、ラツィオはホンダの交渉の一部としてロシアに向かう解決策を聞いてきた。これは、マキンワにとって楽しい解決策だよ。現在のチームから除外された状態を受け入れることはできないし、穏やかに決断するためにも詳細を知ることができるよう望んでいる。ラツィオに対して無礼な行為をしたくはないし、我々はロシアという目的地を拒否するつもりはない。マキンワはヴァレーゼ移籍に非常に接近していたが、ラツィオがEU外枠を空けるために国外への放出を促進したことで、すべて破談となってしまった。繰り返すが、マキンワにとってロシアという目的地は良いものだし、我々は詳細を待っている」



・Effetto H...onda sulla Lazio(“Hの影響...ラツィオの波(=onda)”):日本からイングランドまで、ラツィオ-CSKAの交渉が伝わる(La Lazio siamo noi.it 16:45)
-ケイスケ・ホンダはまだラツィオの選手ではないが、すべての人々は既に話し始めている。全世界のメディアが、ラツィオとCSKAモスクワの交渉への注目を継続しているのだ。
-イングランドでは、giovemefootball.comとFootballnews.co.ukがラツィオのこの動きに“わずか1500万ユーロだけ”というタメ息をつき、フェルナンド・トーレスやAndy Carrollを獲得してきたチェルシーやリヴァプールを批判した。また、ドイツのBildは“首都のクラブは本当のビジネスを手にした”と報道し、スペインのMarca.comもラツィオとCSKAの交渉の記事を掲載している。一方で、オランダのvoetbalprimeur.nlは、イングランドのクラブのメルカート戦略を批判している。
-ラツィオとホンダのニュースは世界中を駆け巡っている。アメリカ、アルゼンチン、ブラジル。しかし、本当のブームは予想通り日本国内で生まれた。現在、日本ではケイスケ・ホンダとS.S.Lazioの名前が数多く検索され続けているのだ。さらに、いくつかの掲示板には、一部のホンダのファンによる“イタリアの首都まで行く準備はできている”というコメントも寄せられている。
-クローゼの獲得で世界での幅を広げたラツィオにとって、ホンダの到着はケーキの上のイチゴとなり、さらなる飛躍を意味するものとなるだろう。ラツィオとCSKAの交渉は続いているが、この交渉は全世界の注目を集め、ビアンコチェレステに多くの光と魅力をもたらした。この時点で、既に成功だろう。




☆ロレンツォ・デ・シルヴェストリ(フィオレンティーナ) (Mediaset Premiumのインタビューより)
-「僕にとって、ラツィオは第二の母だ。僕のことを子供の頃から育てて、セリエAにデビューさせた上にCLにまでもたらしてくれた。僕をカルチャトーレにしてくれたラツィオに対しては、どんな良い言葉で話すべきかわからない」。
-「ローマは最高に美しい街だ。あそこは僕の街で、僕の起源でもある。プレイするのをやめたら暮らすことになる街だよ」。
-「デリオ・ロッシは僕の師匠だ、彼からはすべてを教わった。僕がまだプリマヴェーラに居た頃はいつも“居残り特訓”していたよ。彼は師匠であり、カルチョの教師だ。本当にたくさんのモノをもらった」。




☆イリ・ターレDS(アルファーロの記者会見にて) (La Lazio siamo noi.it)
-「我々は、ラツィオの新たなボンバーのプレゼンテーションのためにここにいる。彼のことは昨年から知っていたが、今年の1月に彼を迎えに行くべき機会が生まれた。レヤ、会長と話した上でこの交渉に狙いを定めることを決断し、今日こうして彼を紹介できることに満足している。彼には他のFWとは違った特徴がある。1週間のトレーニングを経て、我々は確信したよ。彼は決して諦めずに与えてくれるし、私は本当に幸せだ」。
-「彼はまだ若いし、プレッシャーにさらすことはできない。年齢を考慮した上で正しい評価をしなければいけない。彼がすぐにレギュラーになるとは思っていないが、いずれはそうなってくれるよう望んでいるよ」。
-「(アルファーロの加入とスクッリの移籍との関連性について)この2つの取引は全くの別物だ。アルファーロはフィジカル面を整えるために別メニューを続けていて、スクッリは個人的な動機によりクラブから去ることになった。私は、シーズン終了までは現在のFW陣でも十分だと思っていた上で、アルファーロの獲得を決めたんだ」。



☆エミリアーノ・アルファーロ 記者会見(La Lazio siamo noi.it)
-「僕を興奮させる選手はいない。僕はイタリアで最高の結果を残すことだけを考えている」。
-「(インテル戦でベンチ入りするのかどうか)知らないけれど、メンバーに招集されたら良いね。チームにも街にも良い印象を受けたよ。皆が僕のことを歓迎してくれたし、チームメイトやすべてのスタッフと一緒に働くことができて満足だ」。
-「(レンタル移籍の可能性について)僕はここに残りたいと思っているけれど、クラブの考え次第だ。もしレンタル移籍することになるのなら、それに従うよ」。




・マキンワ:ヴァスルイからのオファーを拒絶(Lazialita.it 01/20 13:59)
マキンワの移籍は、再び破談となった。マキンワはルーマニアのヴァスルイからのオファーを拒否した。なお、ラツィオはカリーソの放出にも動いているものの、彼のアルゼンチン復帰へ向けた具体的な動きはまだ見つかっていない。



・ラツィオのホンダ獲得:200万ユーロの差額とマキンワの放出のみ(Cittaceleste.it 01/20 21:30)
-Sky Sport24は、ケイスケ・ホンダの移籍金としてCSKAが要求している額は1400万ユーロであると伝えた。ラツィオの範囲から遠く離れたものではないものの、重要で厳正な評価だ:ラツィオ側は200万ユーロのレンタル移籍に1000万ユーロの買い取りオプションを付加する総額1200万ユーロでの獲得を考えている。これは、CSKA側にとっても、要求額からかけ離れたような条件ではない。そのため、マキンワによってふさがっているEU外登録枠が空けば、すべては解決すると予想されている。



☆Alfredo Pedullà氏(カルチョメルカートの専門家) (La Lazio siamo noo.it 01/20 23:54)
-「ホンダは多くのポジションをこなすことのできる重要な選手だし、偉大なヒットとなるだろう。両クラブの間には250万ユーロの差額があり、CSKAによるポドルスキ獲得の動きも交渉に影響を与えるかもしれない。ラツィオは、レンタルでホンダを迎えに行っている。年俸に関しては完全な合意があるよ。EU外枠を空けるためにはカリーソかマキンワを放出する必要があるが、問題はないはずだ。私は、来週にはホンダがラツィオに移籍すると思っているよ。ラツィオにとっては進展を得る交渉になるし、彼らをお祝いしたいね」。



・CSKAがラツィオへの“無礼”へ準備:ポドルスキ獲得に接近(La Lazio siamo noi.it 01/20 18:55)
攻撃陣の補強としてポドルスキ獲得を夢見ているラツィオだが、ドイツとロシアからは、彼がCSKA行きに近づいているという情報が届けられた。ラツィオと共にホンダの交渉を続けているCSKAは、ポドルスキに対して年俸500万ユーロを提示しており、これらの噂によるとポドルスキはこのオファーを受け入れてロシアに移る準備ができているようだ。




☆ジュゼッペ・スクッリ(ジェノア) (La Lazio siamo noi.it 01/20)
-「僕には帰る必要があった。そして、会長は僕を安心させるために努力してくれた。彼には心から感謝しているよ。また、僕の願望を理解してくれたラツィオにも感謝している。ロティート会長とミステル・レヤは、僕の残留を望んでいたんだけれど、常に闘争心を持った状態でいるためにも、家族のもとに戻りたかった。新戦力として、チームに力を与えたい」。