・昨日のフォルメッロ(La Lazio siamo noi.it)
-デルビーに向けて、ラツィオはプリマヴェーラとのトレーニングマッチを行った。この日のフォルメッロでは5.000人のティフォージがチームに声援を送った。
-前半(トップチーム):ベルニ:リヒトシュタイナー-ステンダルド-ディアス-ラドゥ:ゴンザレス-レデスマ-ブレシアーノ:エルナネス:フロッカーリ-ロッキ
-後半(トップチーム):ベラルディ:カヴァンダ-ディアキテ-スカローニ-ガッリード:ブロッキ-マトゥザレム-マウリ:フォッジャ:コーザック-サラテ
-前半(プリマヴェーラ):ベラルディ:スピリート-ビアーヴァ-ウゴリーニ-デル・ネーロ:ザンパ-カプア-パーラ:デーネ-ディ・マリオ-バッレート
-後半(プリマヴェーラ):ベルニ:ファジョーリ-カンポーリ-カプア(クレシェンツィ)-パンターノ:ランニ-ペルペトゥイーニ-アデレケ:モンテフォルテ(チェッカレッリ)-チンクェ-トロンベッタ(ティーラ)
-結果:トップチーム4-1プリマヴェーラ



☆トンマーゾ・ロッキ 記者会見(La Lazio siamo noi.it)
-「トッティが“フロッカーリのPKでラツィオの勝ち”と言った?俺は、彼が試合に出ていた方がラツィオとしては幸せだったと言いたいね。彼が不在の方がローマにとって利点になることは、この前の最後のデルビーでわかっただろう。昨シーズンの敗北の悔しさは今も消えちゃいない。チームは常に最高のプレイをしようとしているけれど、俺はパフォーマンスが酷かろうがとにかく勝つことを望んでいる。フロッカーリを始めとして、俺たちには良い選手が揃っているし、皆が最高の状態でデルビーに直面できそうだね。フロッカーリのPKは残念だったけれど、彼は強い男だし、挽回する欲求に満ち溢れている。偉大な試合になると確信しているよ」。
-「俺は、このチームの偉大な強さに気づいている。これほどまとまったグループを見つけるのは難しいと思うね。最も重要なのはチームプレイを行うことを第一とした点にある。これに加えて、皆が成功を収めたいという願望を持っているんだ。信念を得るにあたって、ポジティヴな結果はすべてを後押ししてくれたね」。
-「ラツィオもローマも、いずれも偉大なクラブだと思っているし、レベルは同等だと思っている。俺たちは良い順位でデルビーに挑むことができるけれど、ローマも若干の問題を抱えてはいるとは言え、彼らの価値を今さら議論する余地はないはずだ。自らのティフォージに喜びを与えることを望むチーム同士の真っ向勝負になると思うね」。
-「日曜日に俺がプレイするかどうかはわからない。俺たちはまだ布陣は決まっていないと思っているし、最高の状態で準備を行っているところだ。もちろん、俺はこの戦いに挑む準備はできているよ。この戦いはカンピオナートで最も美しい試合だからね」。
-「1月6日に決めたゴールは最も美しいゴールの1つだね。今もまだ言葉で表すことのできない味覚があるよ。あの試合は俺にとって初めてのデルビーだった。そして、ラツィオはあの試合まで長い時間デルビーに勝てていなかった。そんな試合で、俺はゴールを決めることができたんだ」。 
-「エルナネス?彼はデルビーの雰囲気を既に感じ取っているみたいだよ。土曜日の夜は一緒の部屋になるから、俺の経験を伝授したいね」。 
-「ローマで恐れている選手?ボッリエッロ、ヴチニッチ、メネズは危険だ。でも、彼らはチーム全体が競争的だよ」。
-「ローマには高いレベルの重要な2つのクラブがある。日曜の戦いは感情と感情がぶつかり合う、ピッチ上だけには留まらない戦いになるだろう。でも、これがスポーツの競技であることに変わりはない」。



☆フェルナンド・ムスレラ インタビュー(La Lazio siamo noi.it)
-「ケガ?幸運にも診断では問題なかったし、穏やかだよ。強い筋肉疲労だけだし、ローマデルビーを欠場する心配はない」。
-「首位にいることは巨大な喜びだ。数ヶ月前には降格の危機に瀕していたけれど、今はどのクラブよりも上の位置にいるわけだからね。今シーズンは良いスタートを切ることができたし、昨年は本当に苦しんだティフォージも笑顔を取り戻している。僕らにとって、このことは本当に大きな満足感だよ。すべてが素晴らしいよね。カルチョでは何が起こるかわからないし、僕らがいつまでこの順位にいられるかは決してわからないけれど、僕らの目標はトップ6に入ることだ。そして、ヨーロッパ・リーグかCL出場権を獲得したい」。
-「パレルモ戦は今シーズンの中でも非常に多くのシュートを浴びた試合となったね。パレルモは4,5回ほどゴールに近付いていたけれど、幸運にも失点を喫することはなかった。最も難しい場面はピニージャのシュートだった。本能でセーブできて良かったよ」。



☆アルヴァロ・ゴンザレス インタビュー(La Lazio siamo noi.it)
-「デルビーは、ただそれだけで本当に美しいものだよ」。
-「ローマのクラシコは街とティフォージの情熱があるし、本当に美しいよ。ロマーノからは多くの熱意を受け取っている。試合前からこんなに美しいんだから、スタジアムに入ったあとの感情はもっと凄いだろうね」。
-「僕はここにいることに満足している。コッパ・イタリアではプレイするチャンスをもらえて、ゴールを決めることもできた。僕は幸せだし、穏やかだよ」。



☆パオロ・ディ・カーニオ
「89年のデルビーでのパフォーマンス?これを最後に、すべてをハッキリさせようじゃねぇか。俺からすりゃーね、人生で経験を積むことってのは悪いことじゃないわけよ。俺を人間としてもジョカトーレとしても成熟させてくれた愛するチームでプレイしていたわけだしさ。それに、今となっては誰かさん(トッティを指してるのは明らか)もどんどんムチャクチャな行為に出てるじゃねぇか。ジャッロロッソティフォーゾってのは本当に田舎モンばかりだよな。20歳の相手にツバを吐き付けたりするような男を神にする。これがロマニスティってヤツらよ... ロティート?ジャッロロッソがスクデットを獲った日にチケットを売っていた元ロマニスタだ。 デルビー予想?0-0だね」(La Lazio siamo noi.it)



☆ルカ・マルケジャーニ氏 インタビュー(Corriere dello Sport)
-「マウリ?ボールのないところでの動きに優れた頭の良い選手だね」。
-「首位であること、連勝中であることを考えればラツィオは4-2-3-1のシステムを継続することになると思われるね。でも、フォルメッロからの空気によるとロッキが起用される可能性もあるみたいだし、もしかしたら2トップになるかもしれない。ビアンコチェレステ版ガットゥーゾのブロッキ、レデスマ、マウリの3人を中盤に並べて、ロッキとフロッカーリの背後にエルナネスを置く布陣とかさ。レヤは本当に予測できないラツィオを築いたよね」。
-「マウリはエルナネスと同じように均衡を破壊することのできる決定的な要素になるかもしれない。頻繁にポジションを移動する彼をチェックするのは難しいだろう。彼のスタイルと比較できる選手はいないね」。
-「ラツィオの守備面には未知数な点が残っている。ビアーヴァが不在となるから。クオリティや経験などを考えたらステンダルドは信頼できる要素だけれど、デルビーのような難しい試合において守備陣を修正することは簡単じゃない」。
-「今シーズンのラツィオの躍進は予想していたか?ラツィオには昨シーズンから良い選手がいたし、挽回することは確信していたよ。でも、このスタートダッシュは本当に素晴らしいね。これはレヤの的確なコントロールによるものだと思う」。
-「CBではディアスとビアーヴァが最高のパフォーマンスを保証しているね。ディアスはブラジル代表に値しているよ。彼は並外れた選手だし、ティアゴ・シルヴァ、ルシオ、ジュアンと同じような価値がある。ビアーヴァの出場停止はデルビーを難しくするかもしれない。ステンダルドが良い選手であることは確かだけれどね」。
-「エルナネスに過去のカンピオーネを重ねているのではないかって?エルナネスはヴェロンとは異なって、攻撃面で強い光を放っている。彼のミドルシュートは強烈だね」。




☆シモーネ・インザーギ監督(下部組織の監督) インタビュー(La Lazio siamo noi.it)
「ティフォージはいつも僕といてくれたし、僕の中には常に彼らが存在している」。シモーネ・インザーギがRadio Seiに登場した。昨シーズンを最後にジョカトーレとしてのキャリアに別れを告げた選手の一人。スタムの肘打ちからレッチェ相手に決めたゴールまで、まるで橋の下を流れる水のように過ぎ去った。現在、シモーネは追い求める夢の実現へ向けて、フォルメッロで子供たちを指導している。



−君と同じくCLで1試合4得点を記録したのはメッシー、ペルソ、ファン・ニステルローイ、ファン・バステンだけ...
「魔法の夜だったし、魔法の1年だった。ヨーロッパ・スーパーカップからスクデット、コッパ・イタリアまで。僕にとって、そしてラツィオにとって魔法の1年だった」



−今日、ロッキは“トッティ不在はローマにとって利点になる”と語った...彼のこの受け答えはどう思う?
「これらのことも試合の一部なんだよね。個人的には、デルビーではいつもトッティに苦しんできたよ。彼はもう34歳だけれど、試合を破壊することのできる力は健在だ。トッティは常に注意すべき選手だし、トンマーゾの言葉に完全に同意することはできないね」



−デルビー男は?
「トンマーゾ・ロッキとしか言えないね。カピターノとして多くのモノをもたらした男だ」



−シモーネ・インザーギはどのような偉大なモノを作ろうとしているのかな?
「今は素晴らしい経験を送ることができている。現状を最高に楽しんでいるよ。今のところは5試合を終えて、モンテッラ率いるローマに勝ち点2差をつけている。これは本当に大きな満足感だね。もちろん、下部組織では子供たちをいかに成長させるかが大事になるんだけれど、彼らは熱心にグラウンドに来ているし、僕の話をしっかりと聞いて、ちゃんと付いてきてくれている。当然、夢はラツィオの監督になることだよ。僕はジョカトーレとしての夢はすべて叶えた。セリエAでプレイして、代表にも選ばれたしね。今は、12シーズンを過ごしたラツィオを率いることを夢見ているよ」



シモーネは面白い裏話を教えてくれた。「1999年、ヨーロッパ・スーパーカップでのマンチェスター・ユナイテッドとの戦いでスタムから肘打ちを浴びたあとのことなんだけどさ。あの試合の翌日のトレーニングで僕は『チクショー、スタムの野郎、今度会ったらマジで許さねぇからなー!』って言っていたんだよね。それから2年後、ラツィオはスタムを獲得してさ...ロッカールームで、ヤープにはこれまでに見たことのない肉体を見せられたんだよ...ミハイロヴィッチは僕を見て笑ってたね。『シモーネ、黙ってた方が良いんじゃないの...』って言いながら。もちろんこう答えたよ。『シニサ、アンタの言う通りだね...!』って。まぁこんなこともあったけれど、スタムは最高の人間だった。彼とはすぐに打ち解けてさ。ピッポも、ユーヴェ時代にはヤープとの問題を抱えていたけれど、ミラノで再会したあとは良い関係を深めていたよ」。