・レヤ監督:新たな記録設立へ(Gazzetta dello Sport)
-夏の時点では夢物語だったことが、現在は現実になろうとしている:ラツィオには首位をキープしたままローマデルビーを迎える可能性が存在している。
-これまで、ビアンコチェレステが首位に立った状態でローマデルビーを迎えたことは3回ほど。その3回中の2回のシーズンは、共にスクデットを獲得している。最初の出来事は1974年3月31日で、ラツィオは2-1でローマ相手に勝利し、その後スクデットを手に入れた。それ以降は1999年4月11日(ローマが3-1で勝利)、2000年11月21日(ローマが4-1で勝利)に首位でデルビーを戦った。



・ビアーヴァとの契約状況(Corriere dello Sportより一部抜粋)
-ラツィオのジュゼッペ・ビアーヴァは、カンピオナート序盤において最高のCBの一人と言えるパフォーマンスを披露している。そのビアーヴァとラツィオの契約は来年6月に満了を迎えることになっているが、両者には4月までに契約を2012年6月まで延長できるオプションが残っている。クラブ側はビアーヴァに満足しており、ジョカトーレとして、そして人間として高い評価を与えている。




☆エディー・レヤ監督 記者会見(La Lazio siamo noi.it)
-「パレルモとの試合は本当に難易度の高い戦いになる。彼らはホームでは高いリズムのプレイを見せてくるし、簡単じゃないよ。我々は、正しい結果を得たいのであれば彼らの攻撃力を凌ぎきる大きな強さを持ったパフォーマンスを見せなければいけないね。そして、一気に状況をひっくり返す準備も行う必要がある。試合は11人 vs 11人で行うものだし、我々が彼らを困惑させることができるのは明白だ。スペースを消して、彼らのトレクァルティスタを自由にさせないようにしなきゃいけない」。
-「パストーレ?まだ若いにも関わらず、大きな成熟があるね。素晴らしいテクニックとクオリティを持っているし、マークするのは難しいよ。彼にスペースを与えてしまえば、試合も難しくなるだろう。でも、ロッシのチームで注意すべき選手は彼だけじゃない」。
-「システム?中央のスペースを消すために中盤に3人並べる(4-3-2-1)ことを検討しているが、決める前によく考えるよ。我々は試合展開を見ながら布陣を変えることもできる」。 
-「パレルモでの試合では勝利がない?私は、あそこではジョカトーレとして最高の時期を過ごすことができた。彼らは私に多くのモノを与えてくれたし、そのことは今も覚えているよ。ただ、明日の試合では監督としてパレルモで勝利できないという伝統が変化することを望んでいるよ」。
-「ザンパリーニの発言?何度も言いたくはない。我々は運でこの位置につけているわけじゃないよ。あのような発言は、挑発と妬みによるものだろう」。
-「ラドゥは警告を受けたらデルビーに出られない?試合でプレイするときは常に100%を与える必要がある。彼はパレルモ戦で起用されるのであれば、そのようにプレイしなければいけない」。



☆デリオ・ロッシ監督(パレルモ)
「ラツィオは現在の位置に値するチームだ。彼らにはディアス、エルナネス、フロッカーリという非常に強力な中央の軸がある。それから、マトゥザレム、ロッキ、ブレシアーノといった実力を持った選手も揃っているし、彼らはCL出場権を争うことができるだろう。スクデットはもっと戦力が整ったクラブが争うと思うよ。 ロティート?彼については、プロと人間を割り切った上で話すのは難しい。私と彼には良い関係はなかったし、尊敬の関係など存在しなかった。だから、何も話すことはないよ。 エルナネス vs パストーレ?彼らはそれぞれのチームにとって同じ重要性を持った選手だが、この試合は彼ら二人だけのものではない」(Mediagol.it)




・パレルモ戦 招集メンバー
GK:ムスレラ-ベルニ
DF:ディアス-ガッリード-スカローニ-ビアーヴァ-ステンダルド-ラドゥ-リヒトシュタイナー
MF:マウリ-ブロッキ-ゴンザレス-マトゥザレム-レデスマ-ブレシアーノ-エルナネス
FW:ロッキ-フロッカーリ-サラテ-コーザック
※カヴァンダとフォッジャは負傷で招集外 



・パレルモ戦 予想スタメン(La Lazio siamo noi.it)
GK:ムスレラ
DF:リヒトシュタイナー-ビアーヴァ-ディアス-ラドゥ
MF:ブロッキ-レデスマ
MF:サラテ-エルナネス-マウリ
FW:フロッカーリ




☆ロベルト・バローニオ(アトレティコ・ローマ) インタビュー(Mediagol.it)
-「昨年のラツィオの不調が、選手と会長の関係の影響によるものだとは思わないね。今年に入ってから、グループは良い監督の下で再び落ち着きを取り戻し、最高の補強も行った。彼らが首位に立っている要因はここにあると思うね」。
-「ロッシとレヤ?彼らは丸っきり異なるね。トレーニング方法も人間性も全然違うよ。レヤとは最高の関係を築いていた。彼は人間的に素晴らしいレベルにあったからね。それに反して、デリオ・ロッシとは全く分かち合えなかった。彼とは会話することすらできなかったんだ」。
-「サバティーニについて?僕らがラツィオで一緒に過ごしていた頃はしょっちゅう話をしていたよ。個人的に彼との間には何の問題もなかったし、彼との関係は思い出や敬意で溢れているよ。彼はパレルモでも偉大なプロであることを示しているよね」。




☆マッシモ・オッド(ミラン) インタビュー(La Lazio siamo noi.it)
−やあマッシモ、ラツィアーレでの経験について話してくれるかな。首都が恋しい?
「ラツィアーレでの経験は、きっと僕のキャリアで最も重要な時期だった。僕は初めて偉大なカンピオーネと一緒にプレイし、タイトルを獲得できるという可能性も手にしたんだ。あのクラブでカピターノになれたことはいつも誇りに思っている。あそこの環境、選手、ティフォージとは、すべての面で完璧に結ばれていたね」。



−君の活躍のお陰で、ミランはラツィオのすぐ後ろに位置している。レヤのチームはどこに到達できると思う?
「ラツィオは違いを示すことのできる選手を持ったクオリティあるチームだ。戦力面だけで比較しても、彼らより優れたクラブは2,3チームくらいだろう。カルチョの歴史は何事も起こり得ることを示しているし、ラツィオには最後までこの状態を維持できるだけの戦力があると思うね」