・パレルモ0-1ラツィオ(カンピオナート第9節)
得点者:27分ディアス
GK:ムスレラ 7.5
DF:リヒトシュタイナー 6.0 - ビアーヴァ 6.0 - ディアス 8.0 - ラドゥ 6.5
MF:ブロッキ 6.5 - レデスマ 7.0
MF:サラテ 7.0(84分:ゴンザレス sv ) - エルナネス 6.0 (78分:ステンダルド sv ) - マウリ 6.0 (93分:スカローニ sv )
FW:フロッカーリ 6.5
(ベルニ-ガッリード-ブレシアーノ-ロッキ)
監督:レヤ 7.5
警告:Muñoz、バルザレッティ(パレルモ)-ディアス、リヒトシュタイナー、ビアーヴァ(ラツィオ)
退場:77分ビアーヴァ(ラツィオ)




☆アンドレ・ディアス(ハーフタイム中のコメント)
「最高のゴールだった。僕のキャリアの中で一番美しいゴールだと思うね。これでリードを奪うことができた。難しい試合だけれど、後半からも良い形で試合に入ってこの戦いを続けたいね」(La Lazio siamo noi.it)




☆エディー・レヤ監督 記者会見(La Lazio siamo noi.it)
-「我々の目標は最初のもの(残留)から何ら変化はない。まずはすぐにこれを達成したいね。我々にはビッグクラブとの対戦がまだ残っているし。チームは犠牲的精神、クオリティ、注意力、勇気、確信を示しているよ。それぞれの選手がお互いに助け合っているんだ」。
-「もっと攻撃的なチームを見たかったが、我々は苦しんでいた。でも、プレイ内容にも関わらず、チームの安全に問題はなかった」。
-「我々は幸運?そのことについては既に話しただろう。このチームは偉大な精神と決意を持って戦っているし、重要な価値を秘めている。守備面では選手たち皆が生贄として自らを捧げているよ。ラドゥやディアスがいなかったら、我々は失点していただろう。この姿勢は基本的なモノだし、カンピオナート終了まで保ち続けなければいけない」。
-「我々のことを幸運だと言う人には同意できないね。我々のように最初から最後まで歯を喰いしばって戦うチームはほとんど存在しないし、我々はあらゆる試合に同じ形で準備している。カルチョを知っている人々は我々に賛辞を送ってくれているだろう」。
-「我々は必ずしもうまくやれているわけではないし、順位によって調子を保てている部分があるのは明白だ。このまま成熟期に達することができるかどうかが重要となるね。現在、我々はこの位置を保つことを考えて、試合ごとに向上している」。
-「これまで、私はパレルモでは決して勝てなかった。理想的な瞬間に勝利できたと思うね」。
-「我々はおそらくまだいくつかの点を改善する必要がある。たまにあまりにも守りすぎてしまうことがあるからね」。
-「システムは4-2-3-1で落ち着いた?私にはこの布陣で戦うことのできる戦力が揃っている。シーズン開始前は3バックを敷いていたが、エルナネスの加入によって中盤の中央に強さを与えようと思ったんだ。そのために、ラドゥを左SBに移した」。
-「デルビーはティフォージだけでなく、多くの人々にとって刺激的なイベントとなる。ロッカールームには成功を収めたいという欲求が溢れているし、結果を得たいね。昨年は2-0にするPKを失敗してしまい、値しない敗北を喫してしまった。今度は昨年とは違った展開になることを望んでいるよ」。
-「デルビーに多くの危険があるとは思っていない。我々は今は安定したチームとなったし、どのような試合でも苦しみに耐える精神力を手にした。首位に立っているということで、他のクラブは通常以上にエネルギーを注いで我々との試合に挑んでくることになるだろうが、我々は日曜日が訪れるたびに大きな成熟を示している。デルビーでも明確なパフォーマンスを維持することができると確信しているよ。私はローマ相手にほとんど良い試合を行うことができず、勝利することもできていないが、このタブーが終わることを望んでいるよ。これが実現すればものすごい満足感となるだろう」。



☆クラウディオ・ロティート会長
「ラツィオの偉大な精神を示す勝利だ。我々の選手たちは犠牲と決心により、大成功を収めている。我々にとっては素晴らしい時期だね」(Ansa)



☆クリスティアン・ブロッキ インタビュー(La Lazio siamo noi.it)
-「首位という順位は俺を穏やかにしてくれる。スクデット?難しいよ。俺たちはそのような重要な目標のためにスタートしたつもりはないと常に語ってきたしね。現状のことは喜ばずにはいられないけれど、俺たちは本当に1週間だけを見て過ごそうとしている。順位などは一切何も考えずに落ち着いて、目の前の1つの試合だけに集中しているんだ。俺たちは幸運だと言われている?そう語る人はカルチョのことを何も理解していない」。
-「落ち着いて過ごすために、監督は重要な役割を担っている。彼はここに到着してすぐに、俺たちに足りなかった落ち着きをもたらそうとしていた。彼は常に落ち着きを与えるために働き、落ち着きが欠けている理由を見つけ出した。今年のグループには昨年よりも大きな精神と落ち着きがあるよ」。
-「今日は大きなチームを相手に重要な勝利を収めることができた。ボールに身を投げ出したラドゥやムスレラは本当に素晴らしかったね。チーム全体が最高だったよ。これぞ、周囲とは違う俺たちのグループの精神って感じだね」。
-「トッティ不在のデルビー?俺は喜んじゃいない。彼は常に重要な存在だし、ローマにとっては補助の価値を意味しているんだ。俺たちにとっては良いことなのかもしれないけれど、言い訳無しの状態で勝利することは何よりも美しいものだ」。



☆フェルナンド・ムスレラ
「幸運にも、僕らはすごく難しい試合に勝った。パレルモのような場所での試合では皆が犠牲的精神を持って戦う必要がある。ビアーヴァが退場したあと、僕らは偉大なパフォーマンスを見せたね。10人でも非常に良く守れたよ。自分のパフォーマンスと勝利、二重の喜びに満足している。 カルチョは運だけではない。これまでの結果はピッチ上でのチームの犠牲を表したものだ。僕らは上位に値しているし、これからもこれが続くよう望んでいる。 デルビーではトッティが不在?彼がいないことは知らないし、僕らは僕らのことだけを考えなきゃいけない」。



☆マウロ・サラテ
「自分のことを犠牲にしたけれど、これがラツィオの飛躍継続に役立つのなら問題はないよ。 現在、僕らはデルビーに向けて最大限に集中することを考えなきゃいけない。僕らのことを抱き締めてくれているラツィアーレの人々のためにも重要な試合に勝利したい」(La Lazio siamo noi.it)



☆ザンパリーニ会長(パレルモ)
「ディアスのゴールは30年に一度見られるかどうかというものだったんだから、ラツィオの幸運に勝つのはもう不可能だよ。プレイしていたのは我々だけだったのに、ロティートがまるで悪魔と手を組んでいたかのようだったね。 リヒトシュタイナーのハンド?私からすればPKだった。 我々はクリスマス前にはラツィオの上にいるだろう。これは確かなことだ」(Gazzetta dello Sport)
「ブロッキは偉大な試合をしたとコメントしていた?ブロッキがそう言うのならば、そういうことだろう」(Mediagol.com)



☆デリオ・ロッシ監督(パレルモ)
「ディアスのゴールシーン以外、ラツィオには何もさせなかった。首位のクラブに対して良くやったと思うし、選手たちを褒めたい。我々がより良い結果に値していたことに疑いはない。ラツィオがスクデット?それはわからないが、きっと4位以内には到着できるだろう」(La Lazio siamo noi.it)