・ウゴリーニを正式に登録:期待を寄せるボッリーニ(La Lazio siamo noi.it)
今シーズン序盤のポジティヴなサプライズの一つ、それはダニエレ・ウゴリーニ('93)だろう。SBとCBをこなすことができるウゴリーニは、ボッリーニ監督からはCBとして期待を寄せられている。ボッリーニ監督はウゴリーニの潜在能力を強く信頼しており、プリマヴェーラにおける興味深い若手のクレシェンツィと共にコンビを組ませている。



・キャンプのサプライズ:コーザックとカヴァンダ(Il Tempo)
Auronzoの本当のサプライズは、リボル・コーザックとルイス・ペドロ・カヴァンダだった。エルナネスの夢の実現が待たれる中、カヴァンダはレヤやティフォージから賞賛を浴びるパフォーマンスを示し、コーザックはトレーニングマッチでゴールを量産していた。“偉人”たちの到着によって、セリエBやプリマヴェーラの舞台で戦うことが予想されていたこの若き才能たちだが、カヴァンダはサンプドリアとの開幕戦でゴールに迫る大きな個性を発揮し、コーザックもラツィオに残留することとなった。これは、数年後までに下部組織の評価を安定させたいクラブ側の意向が垣間見れるサインだろう。プリマヴェーラのベンチに復帰したボッリーニ監督は、さっそくTirreno e Sportを制覇し、成功を収めた。そして、このトーナメントの主役となったトンマーゾ・チェッカレッリについて、ターレDSは「良いパフォーマンスを見せていたし、これを継続することができればすぐにトップチームでの姿を見ることができるだろう」とコメントした。より少ない投資でティフォージを取り戻す:若きロマーノたちと共に歩めば、これは容易なことのはずだ。



・プリマヴェーラの再建(Il Messaggero)
再建は良い形で進んでいる。素早く、確かな足音に合わせて。仕事はまだまだ残されているものの、将来は暗いものではないだろう。Tirreno e Sportでのプリマヴェーラの成功は、大きな意味を持つものとなった。
今夏、ロティート会長は下部組織の監督にボッリーニ、リヴェッタ、Fabbro、ペッローネといった人材を確保した。そして、下部組織はフォルメッロの南側でトレーニングを行うことになり、一種のラツィオ・アカデミーが開かれることとなった。これは正しい道のりのスタートである。ロティート会長は、将来性のある若手に投資するバルセロナのようなスタイルを敷こうとしているのだ。
エディー・レヤ監督は、自分の家にある宝石を過小評価してはいない。このことは、サンプドリア戦でルイス・ペドロ・カヴァンダを起用したことからもわかるだろう。レヤ監督は2節のボローニャ戦ではカヴァンダをスタメンで起用することも考慮しているが、カヴァンダはTirreno e Sport決勝で2度目の過ちを犯してしまった。昨年、交代を告げられた際にユニフォームを投げつける騒動を起こしたカヴァンダは、先日のローマとの試合ではレフェリーへの抗議で退場処分を受けてしまったのだ。この出来事は、カヴァンダのオリンピコでのデビューを危険に至らせることになるかもしれない。
カヴァンダやコーザックに続いてトップチームに含まれる可能性があるのは、トンマーゾ・チェッカレッリ('92)とアレッサンドロ・ベラルディ('91)だろう。“Cecco”と親しまれるチェッカレッリには、多くの視線(ミランなど)が送られているものの、ラツィオは既にプロ契約への準備を進めており、レヤ監督も目をつけている。また、強力なGKであるベラルディにもプロ契約の匂いが漂っている。それから、ディ・マリオとスピナ(ケガで離脱中)、アデレケ、Vilkaitisといった若手たちも注目に値する存在だろう。



・カヴァンダの寓話(Gazzetta dello Sport)
-レヤは、ルイス・ペドロ・カヴァンダに一目惚れした:Auronzoのキャンプで頭角を示したカヴァンダはサンプドリアとの開幕戦でも賞賛に値するパフォーマンスを示し、ボローニャ戦ではスタメンで起用される可能性が出てきた。「秘訣?僕は決してフェノーメノではないし、常に謙虚に働き続けなきゃいけない」。20歳のアンゴラ生まれのベルギー人の若者はこのように説明した。
-カヴァンダは2007年1月にプロ契約を結んだ:それから、彼はフィジカル面や機敏な動きを支える力強い筋肉といった武器を同世代にはないレベルへと成熟させた。
-カヴァンダの騒動:Tirreno e Sport決勝にて、カヴァンダは主審に対する抗議で退場処分を受けた。このようなケースは、今回が初めてのことではない。今年1月のカターニャとの試合中、セセーナ監督に交代を命じられたカヴァンダは、ユニフォームを地面に投げつける行為に出たことがあるのだ。その後、カヴァンダはターレの介入によりチームに復帰した。
-カヴァンダ:「トップチームでは皆にお世話になっているよ。監督やチームメイト全員にね。偉大なグループだよ」。
-ボッリーニ監督:「レヤと一緒にカヴァンダを完璧に管理したい。我々は協力関係にある。彼は非常に興味深い若手だよ」。
-ジョルダーノ、マンフレドニア、アゴスティネッリといった名前が下部組織に残っていた時代に戻ることは、非常に美しいものだ...