・アッリエーヴィ・ナツィオナーリ躍進の主役、Lorenzo Silvagni(Generazioneditalenti.com)
7試合で勝ち点21:チームは首位に立っており、シモーネ・インザーギ監督は微笑んでいる。彼のラツィオはボールを奪い取ってゴールを積み重ねるカルチョで、周囲を楽しませている。インザーギ監督が偉大な素晴らしい任務を行っていることは確かなことだろう。その中で、チームの運命を左右しているのが、副カピターノのLorenzo Silvagniである。
シルヴァーニは95年1月23日にFrascatiにて誕生した。生まれながらのユヴェンティーノである彼のアイドルは、アレッサンドロ・デル・ピエロだった。Coneglianoでは最初はFWとしてプレイしていたが、CBにコンバートされ、その2年後にはラツィオへ移籍した。
現在、チームが首位に立っていることから、U-17代表入りが期待されているが、これまでのところは実現していない。ただ、ロレンツォは決して動揺していない。「僕はこのユニフォームのために最大のモノを与えることだけを考えている。チームメイトと共にものすごい満足感を得られるシーズンにしたい」。「これまで、僕は代表について考えたことはない。招集されれば幸せだけれど、僕は自分の道を歩んでいる」。シルヴァーニは、学校では同世代の少年と同じようにジョークを言い、笑顔を見せている。だが、彼のプロ意識は他の選手とは異なっていると言えるだろう。ピッチ上ではボールのこと以外は考えず、プレイすることだけに集中しきっているのだ。
ロレンツォはこれまでのキャリアで多くのポジションでプレイしてきた。幼少時代のFW、CB、中盤の中央、右サイド。現在は中盤でプレイしているが、ヘディングや正確なシュートを武器にこれまでのカンピオナートでは4得点を決めている。彼の持つ最も大きな魅力は、チームメイトを刺激できる点だろう。これはピッチ上で特に重要な要素であり、彼はラツィオの精神となっている。
ブロッキと類似した若手ロレンツォが、このままトップチームに到達できるかはまだわからないが、彼の輝かしい将来を祈りたい。チャンスは誰にでもある。若きアクイロットに幸運を!