・ロティート、サンタクルス獲得に動く(La Lazio siamo noi.it)
ロティート会長はアレクサンダル・コラロフの有り難い競売に取り組んでいる。コラロフには資金が豊富なレアル・マドリードやマンチェスター・シティが獲得に動いており、レアル・マドリードは1500万ユーロ、マンチェスター・シティは2200万ユーロを提示したようだ。
マンチェスター・シティからの巨額のオファーは、ロティート会長の願望に見合うものとなっている。マンチェスター・シティとラツィオの交渉は既にスタートしており、コラロフの獲得レースはマンチェスター・シティがポールポジションに立った。ローマ-マンチェスター間では、多くの可能性と欲求が絡んだゲームが仕掛けられている。ロティート会長は巨額の移籍金のほかに、長い間追い求めてきた夢の実現を再び考慮し始めたのだ。
MFを探しつつ、FWも模索しているラツィオには、コラロフの放出に絡めてサンタクルスを獲得するという夢が再燃した。サンタクルスについては、2007年にサバティーニDSが魅力を抱き、接近していた経緯がある。190cmの長身を誇る彼は、レヤ監督が求める重量感を持ったFWに理想的な要素だ。フォルメッロで研究されている交渉法は、もちろん買い取りオプション付きレンタルである。
そこで、Lalaziosiamonoi.itはサンタクルスを管理する父と接触した。「ラツィオはサンタクルス獲得の可能性や彼自身にローマに向かう意向があるのかどうかをマンチェスター・シティ周辺で調査した」。「ラツィオとは2007年に話す機会があった。ラツィオは常にサンタクルスを気に入っている」。29歳を迎えるサンタクルスだが、レギュラー争いなどの挑戦は全く恐れていないようだ。「マンチェスターではほとんど居場所がない?今のところ、それは問題ない。我々は恐れていないからね。すべての評価はW杯まで延期される。今は、パラグアイ代表での任務を遂行するだけだよ」。
それから、話は再びラツィオ-マンチェスター・シティの交渉にもどった。「ラツィオはシティに向けて話をしたが、私への接触はないよ...様子を見るつもりだ」。サンタクルスにはあと2年の契約が残っている。年俸は250万ユーロと非常に高いが、ロティートはサンタクルスを獲得できるのならば、夢の実現へ向けて躊躇しないはずだ。「ラツィオの給与形態がシティより低いことは知っている。ただ、これについては私次第じゃない」。
今のところは、ラツィオは交渉候補リストにサンタクルスを記した状態に留まっている。夢を見ることに罪はない。



・ビアンコチェレステのメルカート(La Repubblica まとめ)
-ムスレラの契約更新交渉は2015年までの年俸130万ユーロで合意に達した。
-ロティート会長はコラロフに対するレアル・マドリードからの1500万ユーロのオファーに「No,grazie」と返答し、2500万ユーロを要求したようだ。だが、同会長はその後すぐさま「オファーは届いていない」と否定した。
-コラロフ獲得レースは、マンチェスター・シティの参戦によって煽られている。マンチェスター・シティは2200万ユーロを費やす用意ができており、ロティート会長はほくそ笑みながらマルティネス獲得への動きを始めようとしている。
-「我々にはマルティネスを安売りするつもりはない−カターニャのロ・モナコDSの言葉−彼が欲しいのなら、相応の額を提示しなければならない」。
-リヒトシュタイナーの不安定なバランス:ユヴェントスが標的としているが、ロティート会長は800-1000万ユーロを求めたため、ユーヴェはモッタで言葉を濁すことになるかもしれない。
-リヒトシュタイナーの運命は、ブロッキ(「ミランは俺の家だ。将来については様子を見よう」)、オッド(「ラツィオに戻れたら最高だね」)のトレードの合否にも影響を与える可能性がある。
-なお、ラツィオは既にブロッキの後釜を発見している。それはアルヴァーロ・ゴンザレスだ。彼は7月始めにパブロ・ピントスと共にローマにやってくることになる。この二人はその後メディカルチェックを行い、アウロンゾに出発する。



・イラン人Behrang Safariが浮上(Calciomercato.com)
アークィラの下に世界中の選手たちを結ぶロティートの夢はますます大きくなっている。Eyal Golasaを登録したあと、今度はイランのBehrang Safariを手に入れようとしているのだ。テヘラン生まれながらスウェーデンのパスポートを所持する彼は、現在バーゼルの左SB、左SHを担っている。
Safariの価格はおよそ200万ユーロとなっている。走力を武器としている彼は、184cmというフィジカル面に定評を持っている。技術的にはコラロフほどの価値はないが、コラロフのような選手を見つけることは非常に難しいだろう...



・ブロッキ-オッドのトレードはリヒトシュタイナーの去就次第(La Lazio siamo noi.it)
クリスティアン・ブロッキのミラン復帰は、本当に可能だ。この仮説は1ヶ月前に生まれていた。それから研究が進み、クラブやブロッキの関係者の動きによって具体的な足音へと発展した。ブロッキが既に高齢であるという障害を考えれば解決は簡単ではないが、交渉を終える有効性は存在している。「現時点では、何でも起こり得るよ−ダヴィデ・リッピ代理人がLalaziosiamonoi.itに確認した−この話は深められるかもしれない。すぐにラツィオとの会談を行うことになっているんだ」。“好戦的な”ブロッキは首都での2年間ですぐにティフォージのアイドルとなったため、この交渉が成立するのならば悲しみと共にビアンコチェレステを去ることになるだろう。
ブロッキのミラン復帰の談話は、いくつかの技術的な選択が定められるまで、おそらく来週までは持ち越されることになる。交渉が良い結果に終わるかどうかはリヒトシュタイナーの運命次第だ。ブロッキのミラン移籍交渉のベースはオッドとのトレードとなっているのである。2011年までの契約を延長しないことに決めたオッドについて、ロティート会長は両手を広げて歓迎しようとしている。しかし、ラツィオにはパブロ・ピントスが加入するため、しばらくの間ラツィオはリヒトシュタイナーとピントスの二人を右SBとして考慮することとなっており、現時点ではオッドの入り込む隙間は存在していない。



・DF補強:あまりにも高額なToloi(Corriere dello Sport)
ラツィオはブラジルを覗き続けており、Rafael Toloiに視線を送った。ゴイアスに所属するこの19歳のCBはイタリアのパスポートを所持している。
逸材と考えられている彼は、ミランも情報を尋ねており、1000万ユーロという高い評価が下されている。さほど高くない資金で彼に投資することを望んでいるロティート会長は、交渉を開始できる可能性があるのかどうかを理解したがっている。
Toloiは左利きのCBのため、加入するのならばラドゥと競争することになるだろう。ラツィオはラドゥについては非売品とし、メルカートには出していない。



・未知数のラツィオ(Leggo)
確実性のない多くの賭け。ロティートのメルカートはこれだ。安全面ばかり考慮していても、上位に進出することはできないということである。そこで、ここ最近ロティート会長はターレDSと共に南米の若い才能を模索している。多くの名前がビアンコチェレステに接近している中、既にゴンザレスとピントスの獲得は確実となった。
一方で、コラロフとレデスマはローマから去る運命にある。昨日、コラロフにはレアル・マドリードが1500万ユーロのオファーを出したと伝えられたが、ロティート会長はすぐさま「それは全くのデタラメだ」と怒鳴った。コラロフのゲームは2000万ユーロで終わることになるだろう。レデスマに関してはジェノアとパレルモが興味を示している。ジェノアのプレツィオージ会長はフロッカーリとのトレードを提案する準備ができており、パレルモではロッシ監督がレデスマの獲得を夢見ている。



☆イリ・ターレDS
「フォッジャに対するロシアからのオファー?我々の下にはフォッジャに関するオファーは届いていない。コラロフのオファーだって何も届いていないように、メルカートでは信頼できない声が出て来るものだ」(Sky Sport)