・フェノーメノ・コラロフ(Corriere dello Sport)
フェノーメノ・コラロフ。土曜日の試合で解説を務めたミハイロヴィッチ氏はコラロフを絶賛した。「前半、最高のプレイを見せていたね」。一方でブッフォンは怯えていた。「シニサのようだった。アイツのシュートはシニサを思い出させる」。ユヴェントスは今年の夏にコラロフ獲得に動き、500万ユーロを提示した。しかし、ロティートの反応は「彼の価格は1500万ユーロ」というものだった。
選択の余地−フェノーメノ・コラロフ。彼には『ベオグラードのロベルト・カルロス』ではなく、新たな名前が付けられた。2007年夏、多くの人々はEU外枠としてカリーソではなくコラロフを登録したラツィオを疑問視していた。しかし、U-21セルビア代表の副カピターノだったコラロフはビアンコチェレステにおける冒険の初日から印象深い存在となり、この選択が正しいものだったことを証明した。OFKベオグラードからコラロフを獲得した際に費やした資金は80万ユーロ。現在、コラロフにはどれほどの価値があるだろうか?この価値はさらに増大させることができる。
契約更新−ロティートは急いでコラロフとの契約更新へ向けた行動を開始した。コラロフの契約は2012年に満了を迎えるものの、金満クラブが彼を絶賛しているのだ。ロッシ監督は継続的にコラロフを起用し、守備面と注意力を成長させた。コラロフは、友人ラドゥとの競争の中で主役になることを望んでいる。コラロフの特徴を賞賛しているバッラルディーニ監督は「世界で最も強い左SBの一人」と語り、セルビア代表のアンティッチ監督もコラロフを大いに考慮している。