・ディカーニオ「ローマ相手にやったあのジェスチャーは3000回は見たね!」
パオロ・ディカーニオは“I Signori del calcio”に出演した。そこで、ディカーニオはラツィオでのキャリアの意味を説明した。「あの頃はローマが強かった一方、ラツィオはセリエBで苦しんでいた。でも俺はすぐにビアンコチェレステ、ラツィオを選択した。それが俺の任務だって感じたんだ。もしグランデだったローマから500〜600万ユーロの給料を用意されたって、俺がラツィオに残ることは簡単だったね。俺はデルビーでローマ相手にゴールをブチ込んで、クルヴァ・スッドへ向けて指を立てた。俺はあの時ティフォージが待っていた唯一の夢、『ローマのクルヴァの下で歓喜する』というヤツを実現させた。あの出来事はこのユニフォームとスカーフを身に纏ったティフォージ、ジョカトーレにとって重要なモノだった。本当にデカイ喜びだったよ」。
「ローマティフォージへのあのジェスチャーを思い出すことはあるかって?もちろん、3000回は思い出してるね。その日は俺に対する多くのバナーが掲げられていた。でも俺には、アイツらが何だか俺の名前を書いている、ってこと以外は何もわからなかった。別に興味はなかったし、わざわざ反応したいとも思わなかったね。俺は自分のキャリアの中で、自分のこの性格によって問題を抱えたときがあった。でも問題を抱えても、俺は自分の性格のお陰で常に這い上がってきた。本能だけを頼りに、革命家みたいに生きてきたんだよ。そうじゃなかったら今の俺があったかどうかはわからない。俺は、自分がやってきたことを幸せに感じている」。(La Lazio siamo noi.it)