クレスポはラツィオ、クルスはローマ入りか
フリオ・クルスとエルナン・クレスポは今夏のインテルのメルカート最初の移籍となるだろう。インテルは新たな補強のために彼らを放出しようとしている。そして、この二人は揃ってローマへ向かうかもしれない。Valdanito(クレスポ)がラツィオ復帰を望んでいる一方で、Jardinero(クルス)はローマとの合意に近付いている。
揃ってローマの街へ−ハムシク、クァリアレッラ、ミリート獲得を狙っているインテルにいくつかの問題(多くの移籍金、過剰な戦力)があるのは事実だ。そこで、彼らは数人の選手を他クラブへ放出し、戦力を薄くすると共に可能な限り最大限の条件を手に入れようとしている。FWではイブラヒモヴィッチを残留させる一方で、クルスとクレスポが放出されるだろう。この二人は共にローマに着陸し、それぞれの道を歩むことになるはずだ。
トリゴリア方面−フリオ・クルスはプレイすることを望んでいる。34歳のこのストライカーは、インテルで数少ないチャンスを生かすことに慣れてしまっているが、自らがベンチに座るべき存在ではないことを理解している。そこで高さのあるセンターフォワードを探しているローマがクルスに目を付けた。クルスはローマの計画にとって理想的な選手だ。トリゴリアからはJardineroの移籍を否定する声が届けられているが、クルス自身は既に前向きなコメントを残している。インテルは彼を売却することを望んでおり、クルスも移籍を望み、ローマは彼を高く評価している。このすべてのサインがあれば、ハッピーエンドを想像するのは容易いことだろう。
フォルメッロ方面−クレスポについても若干の重要な足音が生まれている。Valdanitoは「ラツィオに帰ることを強く望んでいる」と明かし、ロティート会長もイダルゴ代理人と連絡を取ったのだ。そして、イダルゴ代理人は交渉の結果に関して楽観的なコメントを残している。「エルナンが首都にいたとき、彼は非常に良いプレイを見せていた。彼はあのチームに大きな絆を感じている」。クレスポは6月にはフリーの身となるため、ラツィオは移籍金なしで経験のある偉大なFWを復帰させるチャンスがある。クレスポはスタメンのストライカーとしてプレイすることになるかもしれない。隣にはもちろん若手のサラテが配置される。「クレスポが継続的にプレイするのなら、W杯に連れて行く」。マラドーナ監督はこう語った。今日を捕らえよ、エルナン。(Itmsport)



・デ・フェデリコの代理人「ラツィオが関心を持っている」
マティアス・デ・フェデリコはアルゼンチンのカルチョで最高の若手の一人だ。それを物語るように、彼にはイタリア、スペインの多くのクラブが注目している。
カターニャ、ラツィオ、ユヴェントスは20歳のこのタレントを追跡している。そこで、Calciomercato.itは“新たなメッシー”と呼ばれている彼がイタリアに到着する可能性があるのか確かめるために、独占的に代理人と接触した。「彼は非常にスピードのある選手だ。−Lavalle代理人が語った−彼はシュートも巧いし、FWの背後のポジションで最高のパフォーマンスを見せる。アシストの面でも非常に貴重な存在だ。彼ならイタリアの水もスペインの水も大丈夫だろう。でも今のところは具体的なオファーは何もない」。
同代理人はカターニャ、ラツィオ、ユヴェントスからの関心については次のように語った。「公式オファーは何もないよ。バルセロナと同様に、いくつかの調査は行われていたけれどね。繰り返し言うが、たとえ彼自身が欧州でプレイしたいと思っていたとしても、まだ具体的な接触は何もない。移籍金?ウラカンは800万ドル(およそ600万ユーロ)と評価している」。(Calciomercato.it)