・マエストロの前での活躍を誓うコラロフ
セルビアのロベルト・カルロス?No、ミハイロヴィッチに似た本物の選手だ。シニサをマエストロ(師匠、名人、手本、師範)とするアレクサンダル・コラロフのことである。
コラロフがラツィオと契約をした際、ミハイロヴィッチはすぐさま彼に電話をかけた。「ミハイロヴィッチからは『オマエは大きなチームに入れたわけだ。良かったな』って言われた」。ミハイロヴィッチはコラロフの強烈なシュートに関して、過去に「アイツのキック力はすごく印象的なモノだ」と語り、コラロフはこれに対しTVで感謝している。ちなみにこのとき、ミハイロヴィッチは「U-21セルビア代表、CL予備予選のディナモ・ブカレストとの試合でアイツのプレイを見たけど、すぐにアイツが良い選手であることがわかったよ」とも付け加えている。
コラロフは2007年のU-21EUROでのベルギー戦で45mのFKを決め、その後ローマに到着した。「ミハイロヴィッチ?彼とは話した。彼からは『ラツィオはオマエにとって正しい環境がある場所だ』って言われた」。デリオの指導を受け、経験を積みながら成長しているコラロフはようやく継続的な出場機会を見つけた。コラロフは狙いを定めている。(Corriere dello Sport)