・レッチェ戦召集メンバー
GK:カリーソ-ムスレラ
DF:リヒトシュタイナー-ロゼフナル-ラドゥ-クリバリ-デ・シルヴェストリ-コラロフ-シヴィーリア-ディアキテ
MF:ブロッキ-マトゥザレム-ダボ-フォッジャ-レデスマ-マンフレディーニ
FW:パンデフ-ロッキ-サラテ
※マウリ、メグニ、デルネーロはケガで召集外。インザーギは技術的な選択で召集外



・レッチェ戦予想スタメン(La Lazio siamo noi.it)
GK:ムスレラ
DF:リヒトシュタイナー-シヴィーリア-クリバリ-コラロフ
MF:ブロッキ-レデスマ-マトゥザレム
FW:フォッジャ-パンデフ
FW:サラテ
(カリーソ-ラドゥ-ロゼフナル-デ・シルヴェストリ-ダボ-マンフレディーニ-ロッキ)
レデスマはトレーニングに合流、スタメン出場の可能性が高い。なお試合前日最終トレーニングでは上記の布陣が敷かれた。




☆デリオ・ロッシ監督
−明日のラツィオのスタイルについて。フィオレンティーナ戦のスタイルとトリノ戦のスタイル、どっちを待っている?
「チームが最大のモノを与えてくれることだけを待っている。難しい試合になるよ」



−レデスマは明日プレイする?
「もし起用できる状態になったら、どうするか決めるよ」



−カリーソはまだベンチ?
「GKに対する私の考えは既に言っただろう。私は試合によってGKを変えたりはしない。今は試合のサイクルはムスレラにあるんだ。でもカリーソもピッチに帰ってくるだろう」



−あなたはフィオレンティーナ戦の態度、それともトリノ戦の態度、どっちを望んでいる?
「これは常に我々次第だ。我々には大きな潜在能力があるのだが、それを継続的に表現できていない。どうしてこれができないのか、私にはまだわからない。わかっていたらとっくに治療しているよ」



−ラツィオは大きなチームではない。
「でもラツィオは大きなチームになることができる。我々はサイクルを再開したところだし、この状況を活かさなきゃいけないことに気づいている。私が思うに、我々はプロジェクトに従って着実に進んでいるよ。このチームには偉大なクラブのすぐ後ろに付くことのできる潜在能力がある」



−明日、ロッキはベンチに行く?
「それは言えない。でも3人の重要な選手がいるとき、私は選択を下さなければいけない」



−現在の守備陣は固定されているのかな?
「常に同じ守備陣を敷くというわけではない。コンディション次第だよ。例えば、我々はディアキテを起用したりしていただろう。失点というものはチーム全体の責任だ。我々の失点は個々のミスによるものではないと私は信じている」



−明日は難しい試合になる。
「レッチェは難しい順位にいるし、命を懸けて試合をしてくるだろう。ラツィオも命を懸けて試合をしてくれることを願っている」



−レッチェに戻ることについてはどう?
「彼らは私を賞賛してくれているし、私は自分を彼らと結び付けている。だから彼らのピッチに立つことは決して嫌なことではないよ。レッチェに対して、私にはなんらかの友好がある。私はどこかのクラブを率いたとき、常にその場所に情熱という痕跡を残してきたつもりだ。だから以前のクラブのスタジアムに帰ることは喜びだ」



・フィルマーニ:服を脱ぐことのないシャワーと祈り
ドバイの帝王フィルマーニ。彼が出場した3試合で、クラブは3連勝を飾っている。彼はピッチ上で主役を務め、最高の形で報いを受けている。彼の所属するAl Waslはかつてトリノでプレイしていたファンタジスタ、ピンガが在籍しているAl Wahdaに3-1で勝利し、リーグの4位に浮上した。「僕たちはアラビア・チャンピオンズリーグ出場圏内に入った。これは僕たちの目標なんだ」。フィルマーニは昨晩このようなコメントを残している。
プロ意識−DF陣の前の位置で起用されているフィルマーニに対して、ファンたちは彼のガットゥーゾのようなパフォーマンスを賞賛している。「ここには多くのブラジル人、アルゼンチン人がいる。でも僕はここでプレイする初のイタリア人なんだ。ここはすごく美しい場所だ。僕たちはプロ意識がどういうものなのかを示さなきゃいけない。ピンガとは話したよ。ユニフォームも交換した。彼は僕を見つけてすぐに近寄ってきたよ」。
超高層ビル−英語を学んでいるフィルマーニは即座にチームに馴染んだ。「英語を覚えるために努力しているよ。今はDVDで勉強しているんだ」。これまで、彼はピッチとホテルを往復する生活を続けている。Al Waslはホテルも所有しているのである。「2週間後にはようやく家に住むことになるんだ。待ちきれないよ。彼らは僕に対して美しい家を与えてくれた。海の近くにある、超高層ビルの50階なんだ」。
ショーツ−背番号44を背負うフィルマーニは既にドバイのファンのアイドルとなった。しかし、彼は現在もラツィオの情報を入手し続けている。「トリノ戦はライブ放送で観戦した。変な気持ちにさせられたよ」。異なるカルチョの経験は彼にとって人生の経験にもなる。かつてサラテも経験したように、ドバイではドクターの検査を受ける際にもトランクスを履いた状態となる。「ここでは服を脱ぐことはできない。シャワーも別々なんだ。でも何の問題もない」。彼にとって驚きとなったのは、試合の戦術がまったく話されないことだ。「すべて祈りに行き、それ以外には何もしないんだよ」。(Corriere dello Sport)