・ハイテンションのラツィオ
昨シーズンを忘れるべく、ラツィオは新たなサイクルを開始する。ラツィオは今夏、完全に崩壊していたロッカールームを立て直すために積極的な補強を行った。
ロッシ監督はメルカートでの夢を見ることが可能となったようだ。「以前ロティート会長にメルカートのことを尋ねたとき、結局誰も到着しなかった。だから今回は何も尋ねていない...」。ロティート会長はつい先日ロッシ監督が求めていたブロッキを獲得した。「私は多くのポジションをこなせる経験豊富なMFとしてブロッキを欲しがっていた」。しかし、ロッシ監督とロティート会長の関係は今までになく冷えた状態にある。両者の関係にヒビが入った発端はキャンプに出発する前の出来事だった。ロッシ監督は一部の選手たちを“除外”し、それらの選手の市場価格を下げてしまったのだ。またサラテに関しても、ロッシ監督本人が実際に見たところ純粋なFWではないと判断し、更なるFWの補強を望んだため、関係が悪化した。ロッシ監督のプロジェクトには偉大なDFとビアンキのような特徴を持ったFWが欠けている。「ビアンキは経済的に我々の範囲外だったからここには残らなかった。彼は優れた技術を持った選手だったよ。トリノは明らかに良い補強をした」。
緊張を解くことができるのはピッチ上での結果だけだ。選手たちは高いモチベーションを示しているが、ロッシ監督はまだ誰のことも確信させていない。「新たなサイクルを開始する状況は整った。私は我々が7,8位よりも上に入れると思っている」。
最後に、ロッシ監督はカリアリのアッレグリ監督に触れた。「私がペスカーラを率いていたとき、私は当時現役選手だったアッレグリを欲しがっていた。明日以降の彼の幸運を祈っている」。(Messaggero)




・カリアリ戦予想スタメン(Piazza della Liberta)
ラツィオは4-4-2のシステムでカリアリとの開幕戦を迎えるようだ。FWについてはマキンワよりもサラテが好まれるかもしれない。また、加入して2日しか経っていないブロッキも左サイドハーフとしてスタメンで出場すると見られている。予想スタメンは以下の通り。

カリーソ:リヒトシュタイナー-シヴィーリア-ロゼフナル-コラロフ:フォッジャ-レデスマ-マツザレム-ブロッキ:サラテ-パンデフ
(ムスレラ-クリバリ-ラドゥ-チネッリ-マンフレディーニ-マウリ-マキンワ)