☆サラテ獲得へ
ラツィオはサラテの獲得を完了した。交渉の詳細は、レンタル料が300万ユーロ、2009年5月30日までに保有権50%に対して550万ユーロを支払い、2010年には保有権を完全に買い取るために850万ユーロを支払う、という総額1700万ユーロの条件となっている。
サラテ自身はラツィオと年俸100万ユーロの5年契約を結ぶことになる。メディカルチェックは7月8日に行われる予定だ。(Tuttomercato)
(サラテvsパラシオ)
http://dailymotion.alice.it/video/x3vse2_goleador-mauro-zarate_sport(サラテゴール集)




☆クラウディオ・ロティート会長
「サラテ?交渉は終わっていない。彼以外にも2つの補強に動いている」(Piazza della Liberta)



☆チェッリーニを狙う
ラツィオは常にFWの模索を続けており、ロティート会長はアルビーノレッフェのMarco Cellini獲得に動くかもしれない。チェッリーニはステップアップを試みる準備が出来ており、トリノも長い間注目している。(SportItalia)



☆ポーツマスもサラテを狙う
イングランドからの情報によるとマウロ・サラテにはポーツマスも獲得に動いている。(Piazza della Liberta)




☆セーザルが復帰?
セーザルのラツィオ復帰というニュースがブラジルから届けられている。インテルを退団したセーザルはロティート会長と合意するかもしれない。(AGM-DS)




☆メルカートの動き
マウロ・サラテの交渉はポジティヴな転機を迎えた。サラテ自身はアル・サッド側に移籍を求める電話をかけたのである。そして昨日ローマを発つ予定だったセルジオ・サラテ代理人はラツィオとの交渉を終えるために、あと2日ほどローマに滞在することを決断した。マウロ・サラテはイタリア移籍に対して喜びを明らかにしている。「僕の夢は欧州の重要なリーグで戦うことだし、それがラツィオなら最高だね。ラツィオは多くのアルゼンチン人がプレイしてきたクラブだし。これ以外のことは言えないけれど、僕はできるだけ早く最高の解決ができることを祈っている」。
ラツィオはサラテ側とは既に基本合意に達しているため、残っているのはアル・サッド側を納得させる作業だけとなっている。アルサッドに対してラツィオは買い取りオプション付きレンタルでの獲得を尋ねているが、アル・サッド側は1400万ユーロを基本ベースにした完全移籍を望んでいる。ただ、サラテとロティート会長は早く移籍をまとめることを望んでおり、アル・サッド側が譲歩する可能性もあるだろう。ロティート会長はサラテ自身には年俸90万ユーロを用意しており、他クラブからの横槍が入る前に2,3日以内で交渉を終えることを望んでいる。
アモルーゾについては運命が定かではない。サラテ獲得という可能性は、アモルーゾのビアンコチェレスティ移籍への扉を閉めた。またパラシオについてもアモルーゾと同様の状況にある。ラツィオはしばらくの間、FWの補強にプライオリティーを置いているため、アウグスト・フェルナンデスの交渉は凍結されている。レガ・カルチョは来週にも2人目のEU外枠登録を許可する可能性があり、それが実現した場合はフェルナンデスの登録がより安易になる。(Messaggero)




☆デッセーナを狙う
ベーラミとの決別、ムタレッリの運命に関する疑い。このような問題を抱えるラツィオは中盤の補強に動いており、パルマのダニエル・デッセーナ獲得を狙っている。彼の価格は400万ユーロ前後となっている。デッセーナにはロシアのゼニトが900万ユーロのオファーを出したが、本人はそれを拒否し、イタリアで成長することを望んでいる。(Corriere dello Sport)





☆パラシオの交渉中断→サラテ獲得交渉
ラツィオはパラシオに関するボカとの交渉を中断した。原因は移籍金の支払い方法にある。ロティート会長は一度はPompilio会長が受け入れた分割払いを提案したが、Pompilio会長はそれを拒否したのである。このようにパラシオの交渉が中断したラツィオは、カタールに所属する南米のスター、マウロ・サラテ(21)獲得に動き出すことになった。サラテの所有権を持っているアルサッドは2000万ユーロの移籍金を要求しているが、ラツィオ側は1000〜1200万ユーロの買い取りオプション額を設定する準備が出来ている。(Corriere dello Sport.it)




☆メルカートの動き
サラテはラツィオ移籍を望んでいる。
長い時間をかけて動いているラツィオは、今までのところ期待された結果は届けられていないが、それでもサラテ獲得を諦めていない。サラテとラツィオは既に年俸100万ユーロ以上(ボーナスも追加される可能性がある)の5年契約で合意している。
サラテにはアーセナルも追跡を行っているが、サラテ自身にイングランドでの経験を続ける意向はない。またボカもサラテ獲得へ向けて80万ユーロのレンタル移籍をオファーしようとしているものの、サラテは欧州に留まることを望んでおり、ラツィオ移籍に絶対的なプライオリティーを置いている。
ラツィオのフロント陣は素晴らしい技術、正確なFK、相手DFを狂わせる素早い動き、最高の才能を持った現代的なFWであるサラテの交渉を完了させることを確信している。ラツィオ側は彼の獲得に向けて150万ユーロのレンタル移籍をオファーしたが、アルサッド側は大きな経済補償を求めているため、恐らく買い取りオプション付きレンタルという条件に変更すると見られている。
その他の動きでは、ザウリ、ムタレッリ、ステンダルド、ベルニ、バローニオ、ベッレーリ、インザーギ、コレア、ディアキテ、ボネットは放出される予定となっている。キャンプ開始は7月12日となっており、24-25人でスタートすることを望んでいるロッシ監督はフロント陣に対して前記の選手を放出することを求めた。(Tempo)




☆サラテ兄弟
サラテ・ファミリー4兄弟を紹介する。
マウロ・サラテ−彼は2004年、わずか18歳の時にヴェレスでデビューを果たした。そして兄であるロランドがメキシコへ放出された後、彼の後釜として12ゴールを決める活躍を見せた。その後は2007年に負債を抱えていたヴェレスから2000万ユーロ(約1200万ユーロ)でアルサッドへ移籍した。
ロランド・サラテ('78)−ヴェレスでプレイしていたFW。あだ名は“Roly”である。180cmの彼は現在エクアドルのBarcelona Guayaquilでプレイしている。
アリエル・サラテ('73)−All BoysでプレイしていたMF。現在はPrimera BのNacionalに所属している。
セルジオ・サラテ('69)−92-93シーズンにアスコリに所属していた。現在は現役を退き、代理人を務めている。そしてファミリーの中で本当の才能を持ったマウロの成長を見守っており、マウロのラツィオ移籍を仲介しようとしている。(Corriere dello Sport)




☆マルシーニョを狙う
Paolilloマネージャーは昨日の午後にブラジルから帰国した。彼はMarcinho Guerreiro('80)に関する情報収集のため、そして本人と会うためにブラジルを訪れていた。ラツィオはムタレッリの後釜としてマルシーニョ獲得を考えており、サバティーニDSはまもなく合否を判断すると見られている。EUパスポートを所持しているマルシーニョは現在ウクライナのメタルルグ・ドネツクからサントスへレンタルされているが、本人はウクライナに戻ることは望んでいない。
アモルーゾについては10万ユーロの差額が存在している。フォーティ会長はアモルーゾのラツィオ移籍に合意しているが、アモルーゾ自身のサインなしでは、すべてが破談となる危険性もある。
最後に、エジプトでヴァカンスを過ごしているメグニはラツィオ残留について「不透明な1年のあと、ラツィオのフロントが僕をもう1年残留させることを決断してくれて幸せだ」と語った。(Corriere dello Sport)



☆サラテ獲得交渉
ラツィオはサラテ獲得交渉を続けており、サラテ兄弟もこの移籍のチャンスを逃そうとしていない。
ラツィオ側はサラテの獲得に向けて買い取りオプション付きレンタルのオファーを用意している。サラテ獲得に大金を費やしたアルサッド側に共同保有を受け入れる意向はなく、サラテがラツィオにやってくる最も現実的な手段は買い取りオプション付きレンタルとなっている。(Piazza della Liberta)