☆グリエルモ・ステンダルド インタビュー(Gazzetta dello Sport)
−弁護士グリエルモ・ステンダルド、ラツィオの今シーズンについて話してほしい。
「難しいねぇ...まずケガ人が異常に続出して、すごく不運なシーズンだった。あとCLという舞台もあった。2つのカテゴリーでプレイすることはキツかったんだ。ミランを見てみてよ。彼らが欧州の舞台でプレイしていなかったら確実に4位には入れていただろう」



−確かに。もしかしたらラツィオの昨シーズン3位という成績は変なものだったのかもしれない。
「あのシーズンはユーヴェがいなかったし、ミランは勝ち点マイナスだったからね」



−それから?
「僕たちは恐らく昨シーズンの結果を過大評価していた。それとペルッツィの後釜にふさわしい選手を見つけることができなかったのも大きかった。ペルッツィは1年で15もの勝ち点を僕たちにもたらしてくれていた。そしてアンジェロはロッカールームでも、ピッチ上でも重要な人間だった」



−君の将来は?
「ラツィオとユヴェントスが交渉している。この話は僕が解決できるものじゃないし、決めるのはロティート会長だ」



−2007年12月のロッシ監督との衝突。
「僕は礼儀正しいプロ選手だ。僕は常にラツィオに利益をもたらしてきた自負がある」



−ロッシ監督とはまだ和解していない?
「その必要は無いよ。ロッシ監督は僕がフォルメッロで練習することを認めてくれたし、そのとき挨拶を交わした。もしラツィオに戻るとしたら僕はプロとして礼儀正しい態度を取るつもりだ」


−そう言えるのはロッシ監督の続投が疑わしいからじゃないの?
「いいや。全てはロティート会長が決断次第だ。1ヶ月後、もし僕がユヴェントスに居るとしたら、それはロティート会長が満足行くオファーを受けたからだろう。この件についてロッシ監督のことは何も関係ない」



−ロッカールームは壊れていた。これホント?
「うーん、結果が出なければ何かが壊れるのは当然だ。そして小さな問題は大きな問題へと発展する」



−ラツィアーレ時代、最も残念な歴史は?
「1つ。3-0で勝ったデルビーでプレイできなかったこと。僕はピッチに立つことを望んでいた。今もまだすっげえ悔しいよ」