☆Cinqueの爆発
ラツィオのアッリエーヴィ・ナツィオナーリに所属しているLorenzo Cinque('91)は素晴らしい驚異的なシーズンを過ごしている。アッリエーヴィは既にシーズンの半分(12試合)が終わっているが、チンクェはこれまで16ゴールを決めている。そのうちの9ゴールはシーズン開幕から3試合のうちに決めており、内訳はジュイドニアに5ゴール、オスティア・マーレに1ゴール、ルパ・フラスカーティに3ゴールとなっている。アッリエーヴィ・ナツィオナーリのレベルでこれほどの勢いでゴールを重ねていたFWは過去を見てもほとんど居なく、チンクェは記録的なペースでゴールを重ねている。
ロレンツォがかつて所属していたオッタヴィアはモンテロトンドなどと残留争いのために戦うようなクラブであった。ロレンツォはその状況で才能を爆発させ、素晴らしい技術と強靭なフィジカルを武器にゴールを決めていた。そのロレンツォのプレイにラツィオが興味を持ち、ロレンツォはビアンコチェレスティへ移ることを決断した。
現在のチンクェにとって唯一足りないものといえばアズーリだろう。しかしU-17イタリア代表のゴッティ監督がまだチンクェの才能を認めていないのは事実となっており、今のところチンクェに電話は掛かってきていない。なおチンクェには一部の重要なクラブが興味を示しているが、本人は少なくとも現在のところはラツィオのことだけを考えている。(senzariserve.it 12月19日の記事)


Cinque e Palombi