☆シモーネ・インザーギ監督(アッリエーヴィ・ナツィオナーリ) (La Lazio siamo noi.it 11/07)
-シモーネ・インザーギ率いるアッリエーヴィ・ナツィオナーリは8連勝中で、これはラツィオのレコードとなります。満足しているのでは?
「素晴らしい満足感だけれど、僕らはこれを継続しなければいけない。国内ファイナル出場資格は2位までで、現在は僕らが首位に立ち、それをローマが追う展開となっている。次の日曜日は3位のヴィチェンツァに勝たないとね。いまのグループは新たなもので、全員が96年にローマで生まれて、ローマで育った選手だ。問題はないけれど、これを続けなきゃいけない」 



-他グループには兄ピッポのミランがいます。
「ピッポは楽しい時間を過ごしているようだね。彼は素晴らしい守備陣を形成している。これまでのところ、ミランはどのチームよりも失点が少ないんだ。ボンバーだった彼がそのようなチームを形成するのは奇妙だよね」



-ピッポが監督になったことには納得していますか?
「彼は最も正しい選択をしたと思う。彼にはアタランタやシエナが接近していたし、おそらくもう1年プレイすることもできただろう。でも、彼はミランに居続けることを好んだんだ。ターレとロティートが僕に対してしたように、ガッリアーニも彼に対して同じようにオファーを出した。そして、彼はそれを受け入れたんだ。彼は多くの経験を積んできたし、カルチョを理解している。僕は彼のこの選択を後押ししたよ」



-兄弟同士では、よくアドバイスし合っているのですか?
「僕か彼のどちらかが動揺しているときには、しょっちゅう話をしているよ。僕は監督として3年目を迎えるし、彼には何でも話すことができる。僕は元ジョカトーレという立場ではなく、一人の監督として話すことができるんだ」



-監督としての最も大きな満足感は?
「ジョヴァニッシーミを率いていた頃のグループだね。マリンはマンチェスター・シティに連れて行かれて、フィリッピーニとロンバルディは現在プリマヴェーラで戦力としてプレイしているし、クレッコはU-18代表に招集された。4,5人の選手たちの成長を見ることができたよ。ただ、残念ながら激しい痛みもあった。ミルコ・フェルシーニの死は忘れられないよ。時間があれば、頻繁にフィウミチーノのお墓に会いに行っているんだ。彼は有望な選手だった。それだけじゃない。彼はいつも笑顔で、太陽のような男の子だったんだ。そして、素晴らしい家庭に支えられていた。ミルコがいないことを、本当に寂しく思っている」



-ラツィオのデルビー男は誰になるでしょう?
「マウリだろう。彼はいつも決定的な存在になる」


-いつか、シモーネ・インザーギがラツィオを率いる日が訪れるしょうか?
「そうなると良いね。これは僕の夢なんだ。でも、将来のことはいまはまだ考えていないよ。現在、僕は成長し続けなければいけない段階にいるからね。僕にラツィオでの新たなキャリアのチャンスを与えてくれたロティートとターレには、多くの借りがある」