・Mirko Fersiniくんが永眠...(La Lazio siamo noi.it 04/12)
終わりのない悲劇。Mirko Fersiniくんは17歳でこの世に別れを告げた。
-フランチェスコ・トッティ:「今日は、Mirkoへ向けた悲しみに満ちた言葉を。Mirkoは何日も戦ったが、今朝息を引き取ってしまった。まだわずか17歳で...彼を愛していた家族、周囲の人々に哀悼の意を表すよ」。
-ステファノ・マウリ:「Ciao Mirko,空に向けて抱擁を送るよ。どこからここを見ているのかな。彼の家族に、心から追悼の意を表したい」



☆デ・マルティーノ広報 (La Lazio siamo noi.it 04/12)
-「我々は家族の一員を亡くした。いまは、カルチョについて話すことは簡単じゃない。今朝、Mirkoの父と話をして、発表を遅らせることにした。両親は、Mirkoのいくつかの器官を移植することを望んだんだ。家族への敬意のためにも、協力したかった」。
-「ここ最近の我々を襲う痛みは、言葉では表すことができない。Mirkoのような若い少年が亡くなったときは、すべての物事を後回しにすることになる。Mirkoの思い出は、永遠にこのクラブと一緒だ。我々は、彼のことをずっと忘れない」。
-「(器官の移植について)Mirkoの家族の大きな勇気と愛を示す行動だった。Mirkoのお陰で、8人の人々が良い状態で過ごすことができるようになったんだ」。



☆ロベルト・フェルシーニ氏(Mirkoの父) (La Lazio siamo noi.it 04/13)
-「Mirkoはlazialissimoだった。2008年のデルビーでは、最後の最後にベーラミがゴールを決めた瞬間にスッドからロケットのように走り出して、ベーラミを抱きしめに向かっていたよ。そして、怒られそうになっていた」。
-「私は本当に息子のことを愛していたし、息子に対するすべての行動に感謝している」。
-Mirkoの心臓がまだ鼓動を続けていたとしたのならば、今週末にはデリオ・ロッシ、ロレンツォ・デ・シルヴェストリが見舞いに訪れる予定となっていた。



☆シモーネ・インザーギ監督(アッリエーヴィ・ナツィオナーリ) (La Lazio siamo noi.it 04/13)
-「最低の気分だ。Mirkoがこんな結末を迎えるなんて」。
-「本当に耐えがたい悲しみだ。僕はすでに祖母と祖父を亡くしていて、そのときもものすごい苦しみを味わった。でも、これは本当にひどすぎるよ。こんなことは受け入れられない。こんなに若くして亡くなってしまうなんて。僕にとって、Mirkoは2人目の子供のようなものだった。毎日のように一緒に過ごしていたのだから」。
-「Mirkoはいつもグループ内で笑顔を見せていた。そして、いつも笑って話していたよ。でも、トレーニングになれば、最後の最後まで、1cmたりとも諦めなかった。Mirkoは、美しい家族の中で育ってきた特別な少年だった。昨年から一気に成長して、驚異的なステップアップを成し遂げたところだったんだよ」。
-「Mirkoが待ち望んでいたデルビー?いまはすべてが混乱しているし、簡単ではない。でも、僕らはMirkoのために戦わなければいけない」。



☆ロレンツォ・シルヴァーニ(アッリエーヴィ・ナツィオナーリのMF) (La Lazio siamo noi.it 04/13)
-「(Mirkoについて)あいつはいつもカルチョのことばかり考えていたし、どんな試合でもとにかく負けるのが大嫌いだったね。ときどき、お互いに家に泊まりに行ったこともあった」。



・Mirkoとの最後のお別れ:2000人が集まる(La Lazio siamo noi.it 04/15)
-フィウミチーノの教会にて、Mirko Fersiniの葬式が行われた。葬式には子供、友人、チームメイトなど、およそ2000人前後の人々が最後の別れを告げるために集まった。Mirkoは4月22日のデルビーの戦いを待ちわびていたため、このデルビーは彼に捧げられることになるだろう。
-葬式にはラドゥ、クローゼ、コーザック、ディアス、スタンケヴィチウス、コンコ、ルリッチ、ロティート会長、ジョルダーノ、ウィルソン、オッディの姿もあった。すべてのチームメイトと打ち解けていたMirkoだが、ロッコ・ジョルダーノ(ブルーノ・ジョルダーノの息子)との間には、特別な絆があったという。
ロティート会長:「フォルメッロでプリマヴェーラが練習しているピッチ名をMirko Fersiniにしたい」。



☆ロッコ・ジョルダーノ(アッリエーヴィ・ナツィオナーリ) (La Lazio siamo noi.it 04/15)
-「(Mirkoに向けて)僕らは、Tricolore(スクデット)の勝利を君に捧げることを約束する。でも、これを実現するには君なしでは簡単じゃない。Mirko、僕らに、手を貸してくれ :)... そして、神にとって特別な若者となった上で死んでほしい!Ciao Amico Mio ♥」。