☆マッテオ・モンテフォルテ('93) インタビュー(La Lazio siamo noi.it)
アヴィンコーラ率いるアッリエーヴィ・ナツィオナーリで絶対的な存在として躍動したあとに到着したボッリーニ率いるプリマヴェーラ。現在のところ、マッテオ・モンテフォルテは“大きなスペース”を見つけることはできていない。2000年にビアンコチェレステの“Primi calci”に加入し、プリマヴェーラまで昇りつめた彼は、これまでの公式戦で98ものゴールを積み重ねてきた。彼は、ビアンコチェレステの下部組織で最も多くのゴールを決めたFWの一人である:Giovanissimi Sperimentaliで18ゴール、ジョヴァニッシーミ・コッパ・ラツィオで15ゴール、ジョヴァニッシーミ・ナツィオナーリで16ゴール、アッリエーヴィ・コッパ・ラツィオで18ゴール、アッリエーヴィ・ナツィオナーリで23ゴール、重要なトーナメントで8ゴール。プリマヴェーラのFW陣にはチェッカレッリ、バッレート、Emmanuel、ロッツィというメンバーが揃っているため、なかなか出場機会は得られていないものの、1月のメルカートではこの中の誰かがセリエBかレガ・プロへレンタル移籍する可能性があるため、スピードと1対1を最大の武器とするモンテフォルテのスペースはこれから増えることになるだろう。



−マッテオ・モンテフォルテ、君はどのようなタイプのFWなのかな?
「現代的なFWで、スペースを見つけて1対1の勝負に挑むことが好きなタイプだよ」



−君を興奮させる選手は?
「疑うことなく、サラテだ。彼は長い間僕のアイドルなんだ。昨年、彼と一緒にトレーニングできたことは財産だね。彼は、アルゼンチンの国旗と“Zàrate”という文字が記されたスパイクをプレゼントしてくれた。本当に最高の気分だった。周囲に嫉妬されないよう、あのスパイクは自分の部屋に大切に飾っているよ」



−若手とマウロの関係はどうだった?
「彼は素晴らしい人間だったし、全員の若者を助けてくれていた。トレーニング中には、僕にも多くのアドバイスをくれたよ。切り返しのこととかね。彼は素晴らしい人間だったし、去ってしまって残念だ」



−なぜ、モンテフォルテはボッリーニ率いるプリマヴェーラで居場所を見つけられていないのかな?
「このグループには、来シーズンにはプリマヴェーラではプレイしない偉大な選手がいる。その代わりに、僕はもう1年プリマヴェーラでプレイすることになるFWだ。彼らがプレイすることは正しいし、僕は来年のカンピオナートに向けて準備しているよ」



−君は、チェッカレッリが1月に去って、自分の出番が増えると思っているかな?
「僕にはわからない。ただ、トンマーゾとは良いコンビを築くことができている。彼はピッチ内外での友人だし、良い関係を築くことができているよ」



−君の将来の計画は?
「常に成長していくために、毎日働くよ。すべてのハートとすべての情熱を込めてね。僕の夢は、ラツィオのユニフォームでセリエAデビューを果たすことだ」



−もしもセリエB、レガ・プロからのオファーがあったら?
「状況をよく評価して、そのクラブに素晴らしいプロジェクトがあるのであれば、考慮するよ。でも、それはレンタル移籍の場合のみだ。僕のハートにはラツィオがあるし、僕はラツィオのことだけを考えている」




☆Giulio Meozzi代理人(ペルゴクレマにレンタル移籍中のマヌエル・リッチの代理人) インタビュー(Tuttomercatoweb.com 12/30)
-「現時点では、“メルカートが開かれると同時に、おそらくリッチはペルゴクレマとの契約を解除するだろう”と言われているが、私はこれらの声を完全に否定する。クラブとの関係、Briganti会長との関係は素晴らしいものだ」。
-「セリエBでプレイする可能性が生まれた場合には、リッチを自由にするという合意があるのは確かだし、会長もそれを尊重してくれている。現在のところ、リッチにはセリエBの3つのクラブが興味を起こしているが、それがどこなのかを話すことはできない。会長と合意した上で新たな目的地を選ぶことができないのであれば、マヌエルはプリマ・ディヴィジオーネでのプレイを続けることになるよ。ラティーナ?現在のところは何の接触もないよ」




-プリマヴェーラで12試合16得点のチェッカレッリ('92):2007年にトッテナム、チェルシーが獲得に動いたが、本人は“心のチーム”であるラツィオを選択。現在、彼にはセリエBのグロッセートやサッスオーロが注目し、調査を行った模様。ラツィオは彼をこのままプリマヴェーラに残留させるか、良いパフォーマンスを作ることが難しい下部リーグにレンタル移籍させるかを選択しなければならない。数えきれないレンタル移籍生活と色のないシーズンは、多くのモノを失わせてしまう。ラツィオは、レンタル移籍を通してこの若手を成熟させることの合否を、しっかりと考慮しなければならない。(12/29)