・南米のメルカートを模索(Corriere dello Sport)
ビアンコチェレステは、いくつかのDVDや関連作品などで注目した要素のために、ブラジル、アルゼンチン、チリへと特使を派遣した。ロティートとターレは、1月と6月(1月はEU内登録枠選手のみ)のメルカートへ向けて、一部の代理人へ獲得が可能な新たな才能を見つけるよう指示を出した。
ブラジル:常に標的と考慮されているサンパウロのミランダの交渉は簡単ではない。そこで、ラツィオは別の足音を立てている。新たな名前はコリンチャンスのレアンドロ・カスタンだ。“新たなルシオ”と考慮される彼は、イタリアのパスポートを所持しており、パレルモ、パルマ、カターニャも注目を寄せている。コリンチャンスとの契約は2012年12月に満了を迎える予定となっているが、コリンチャンス側は買い取りオプション付きレンタルでの放出に応じる準備ができているようで、彼の獲得に必要なコストが200-300満ユーロほどと見られている。また、ブラジルではゴイアスの若手DFラファエル・トロイ('90)にも常に注目しているほか、パルメイラスのカピターノを務めるDanilo Larangeiraも提案されている。
アルゼンチン:良好な関係にあるラツィオとリーヴェルプレートは、カリーソの買取オプション行使へ向けた話し合いを開始した。既に若手DFGerman Alejandro Pezzella('91)のオプションを手に入れているロティートは、多くのクラブが関心を持っているFunes Moriにも興味を示している。
その他:チリのUniversidad Catolicaに所属するMFFrancisco Silva('86)の名前が浮上している。なお、ビアンコチェレステはウルグアイやヴェネズエラのカンピオナートにも注目している。



・不満を抱くディアキテ:レヤはコッパ・イタリアで起用方針も、本人は1月のメルカートを待つ...(La Lazio siamo noi.it)
-今シーズンはディアキテにとって転機の1年になるはずだったが、これまでのところは全くの期待外れに終わっている。現在、ディアキテは大きな困難の瞬間を過ごしていると言えるだろう。カンピオナートでのプレイ時間は0分、さらには招集メンバーからも除外:評価を逆転させることが可能であると確信していた彼は、決してこのような事態は予想していなかった。
-夏の時点では、ディアキテはレヤからも大きく考慮されビアーヴァのバックアッパーという立場にあった。しかし、4バックへの布陣変更はすべてを難しくしてしまった。1年前、バッラルディーニ率いるラツィオがスーペルコッパを掲げたとき、ディアキテは北京の魔法の夜のレギュラーの一人だった。だが、その後レヤが到着したことで、経験豊富なディアスとビアーヴァがCBに配置されることとなり、ディアキテは非常事態の代償を支払う羽目となった。
-これまでのところ、リヒトシュタイナー、ビアーヴァ、ディアス、ラドゥの4人のDFは保証を与えるパフォーマンスを示しているため、レヤには守備陣を変更する意向は全く存在していない。このような状況において、ディアキテの代理人は問題の解決へ向けて動き出しており、ロティート会長と電話で接触した。
-不満を抱くモビド:カンピオナート首位というラツィオ全体の幸せは、ディアキテ自身にとっては個人的な失望によってすべて消え失せてしまった。それでも、彼は決して反発は起こさない方向を選択した。自らの限界、自らの改善の余地を理解している彼は、決して声はあげずに黙って働いており、ビアンコチェレステティフォージやチームメイトの情熱を冷ますような行動を取る意向はないのだ。ただ、成長することのできない現状において、彼は既に1月のメルカートでの移籍を要求している。
-その一方で、レヤは10月27日に行われるポルトグルアーロとのコッパ・イタリアでディアキテにチャンスを与えようとしている。ディアキテにとっては、まだ生きていることを示す絶好のチャンスとなるだろう。