・今日のビデオ:ラツィオの偉大なる勝利:ユヴェントス0-1ラツィオ(Lazialita.it)
2000年4月1日土曜日-カンピオナート28節:ラツィオはスクデット獲得へ向けた最後の可能性を賭けて、トリノのデッレ・アルピに向かった。首位ユヴェントスとの勝ち点差は「6」。
この試合、ラツィオのスヴェン・ゴラン・エリクソン監督は右サイドにセルジオ・コンセイソン、左サイドにネドヴェドを配置するという積極的な布陣を並べた。一方でユヴェントスのアンチェロッティ監督はジダン-デル・ピエロ-インザーギのトリオを起用し、コンパクトなシステムを敷いた。
前半はこれといったゴールチャンスがないまま終了したが、65分、ビアンコネリとビアンコチェレステの運命を変えるエピソードが起きた:チロ・フェラーラがこの日二枚目のイエローカードを受け、ファリーナ主審に退場を言い渡される。その直後、ユヴェントスが守備陣を立て直す前に、ヴェロンのクロスからのディエゴ・シメオネが先制弾を叩き込む先制を許したユヴェントスはすぐさまコヴァチェヴィッチを投入したが、カピターノのネスタと正GKマルケジャーニが不在のラツィオの守備陣は完璧なパフォーマンスを見せた。そして、重要な結果が到着した。
試合後、シメオネはティフォージに向けて指を三本立てるジェスチャーを見せ(勝ち点差「3」)、スクデットへ向けたカンピオナートが再開された。ペルージャがユーヴェの過った姿勢を利用して勝利し、ラツィオが歴史上2度目のスクデットを獲得したのは、この試合から1ヶ月ほどあとのことだった。

ユヴェントス:ファン・デル・サール:フェラーラ-モンテーロ-ユリアーノ-ペッソット(76分ビリンデッリ):コンテ(77分コヴァチェヴィッチ)-タッキナルディ(53分タッキナルディ)-ダヴィッツ:ジダン:デル・ピエロ-インザーギ:(ランプッラ-トゥドル-バキーニ-オリセー):監督-アンチェロッティ
ラツィオ:バッロッタ:ネグロ-コウト-ミハイロヴィッチ-パンカーロ:コンセイソン(56分スタンコヴィッチ)-アルメイダ-ヴェロン-シメオネ-ネドヴェド(77分ロンバルド)-インザーギ(85分ラヴァネッリ):(コンチェッティ-ゴッタルディ-センシーニ-ボクシッチ):監督-エリクソン
主審-ファリーナ