・Barrera獲得に近付く(Il Messaggero)
ラツィオはPablo Barrera獲得締結に近付いている。しかし、他クラブからの横槍の可能性も残されているため、交渉は素早く終えなければならない。メキシコの右翼にはいくつかのクラブが興味を示しており、注目は日に日に増しているようだ。イングランドでは、マンチェスター・ユナイテッドとトッテナムが獲得を考えていると囁かれている。
おそらく、昨日ロティート会長がターレDSと共にミラノへ出発したのは、これが理由だろう。ロティートとターレは、Pumasから派遣された特使Nino Maisto氏と会談を行い、すべてを固めた。交渉はまだ途中の段階にあるが、状況は良好だ。
Pumasは300-400万ユーロほどでBarreraを放出すると見られている。ただ、問題はBarreraがEU外登録枠となる点にある。ラツィオは同じEU外登録枠となるボゴシアン獲得も間近な状況にあるのだ。つまり、ラツィオはBarreraかボゴシアンのいずれかを選択するという簡単ではない決断を下す必要がある。マルティネス獲得消滅を受けたレヤ監督にとって(フォルメッロではまだ期待が抱かれているが)、Barreraの到着は喜ばしい出来事となるだろう。しかし、同時にレヤ監督はFWを放棄することも望んでいない。
現時点での見解:ラツィオにはボゴシアンのようなタイプではフロッカーリがいるものの、Barreraのようなタイプの選手はいない。そして移籍金:ボゴシアン700-800万ユーロ vs Barrera300-400万ユーロ。ラツィオは検討を続けているが、時間は迫っており、早く決断を下さなければならない。
「ラツィオ?ファンタスティコだね」。Barreraはメキシコ代表の合宿でこのように語った。(Corriere dello Sport)



☆Maisto(Barreraを管理するPromanageのパートナー)
「ラツィオがBarreraに興味を持っているのは事実だ。BarreraがEU外登録となることを考えれば、ラツィオの会長は十分な評価を下していると思うよ。 私から見れば、パブロは大きな改善の余地を持った良い選手だ。欧州のカルチョは複雑だが、パブロはまだ23歳だし、2年目からは成熟を示すことができるはずだよ。彼に対しての正しい状況が保証されたクラブに行けば、爆発することができるだろう。これはイタリアでのプレイで実現するかもしれないね。 ターレ、会長とは近いうち(今日か明日になる可能性)に話すことになる。パブロがラツィオに移籍する可能性は十分あると思うよ。パブロはラツィオからの関心というニュースを大歓迎していたんだ。彼はイタリアで自分の力を試すことを夢見ていて、ラツィオに行く可能性に熱心になっている。そして、Pumasにも彼を放出したいという願望がある。交渉を終える状況は全て揃っているよ。 さっきも言ったように、パブロにはラツィオに到着する可能性があるが、両クラブは移籍形態について交渉を行う必要がある(買い取りオプション付きレンタルも除外されていない)。Pumasがパブロを放出するのは明確だが、交渉を急ぐべきだね。W杯開催中であるという点を忘れてはいけないんだ。W杯は重要なショールームのようなもので、価格はもう上昇しているんだよ」(La Lazio siamo noi.it)