・DF補強:Braghieri、Toloiが浮上(Il Tempo)
6月に契約が満了するシヴィーリアはこのまま退団する見込みで、ディアキテとクリバリも放出される(クリバリは再びレンタル放出):ラツィオはステンダルドの立場の評価を待ちつつ、新たなCBの補強に動いている。
現在のところ、ラツィオの経営陣は南米に注目している。求める人材は既に出来上がった。空中戦に強い将来有望なCBだ。リストには、ロサリオでGuillelmo・ブルディッソとCBを形成したDiego Luis Braghieri('87)の名前が記されている。EUパスポートを所持しているBraghieriは、今シーズンは27試合2得点という結果を残した。また、経営陣のノートにはU-20ブラジル代表に選ばれているゴイアスのRafael Toloi('90)の名前も含まれている。彼もEUパスポートを所持しており、移籍金は300万ユーロほどと評価されている。



・メルカートの動き(Repubblica.it まとめ)
-レアル・マドリードはコラロフ獲得に向けて明日にもローマに特使を派遣することになった。ただ、コラロフにはマンチェスター・シティも獲得に動き出している。
-一方、ラツィオはコラロフの代役をブラジルで発見した。グレミオのファビオ・サントス('85)である。2010年12月に契約満了を迎える彼は、ポルトガルのパスポートを所持しているためEU内登録が可能となっている。移籍金は200万ユーロほどだ。
-ラツィオの動きはここでは止まらない。ラツィオはもう1人のブラジル人、ラファエル・トロイ('90)の獲得にも動いている。最新の状況において、ビアンコチェレステ経営陣は彼に魅了されたようだ。ロティート会長は彼をすぐにフォルメッロに連れて来るために300万ユーロを費やす準備ができている。
-RAFAEL TOLOI:確かな将来性を持った投資。ラツィオの守備陣では、シヴィーリアが契約満了に伴い退団、ディアキテがおそらくレンタル移籍、クリバリも放出される見込みとなっている。南米のメルカートで多くの経験を積んだAscari氏は、トロイの才能を絶賛した。「印象的なフィジカルと優雅な動きを持った選手だ。すごい左足も持っているよ。ドゥンガは彼を南アフリカへ連れて行くことを考えていた」。
-ミランとパレルモの影:トロイの特徴は、既に欧州クラブの標的となっている。ラツィオにとって、パレルモやミランのようなクラブとの競争に打ち勝つことは簡単ではない。「ミランは強い関心を示した。−Juan Figer代理人が明かした。−でも、現時点ではまだ決定的な動きはない。彼らの補強リストにはラファエルの名前が記されているが、これまでのところは何の調査もないし、正式なオファーも届いていないよ」。
-BOGHOSSIAN:パコ・カサルのグループはBoghossianの移籍金として1000万ユーロを求めているが、ラツィオは400-500万ユーロ以上を費やすことは望んでいない。そのため、交渉は600-700万ユーロで終えられるかもしれない。ただし、Boghossian獲得レースにはジェノア、サンプ、スポルティング・リスボンも参戦する準備ができている。
-マルティネス:夢。マンチェスター・シティ、ユヴェントス、フィオレンティーナなども狙う彼に関して、カターニャ側は少なくとも1500万ユーロを得るための競売を行おうとしている。『最小の努力で最大の利益を』。カターニャのこの方針を見ると、マルティネスを共同保有で獲得することは不可能ではないものの、非常に難しいだろう。



☆Ascari氏(南米のメルカートに詳しい人物)
「Braghieri?良いCBだ。大きな身体を持った彼にはラツィオの他にもカターニャが追跡を行っている。彼にはEUパスポートを所持しているという利点もあるよ。唯一の疑いは昨年負った足首のケガにあったが、完全に復活したね。Braghieriの特徴はステンダルドと似ているが、スピードは彼よりも上だろう。 Boghossian?印象的なフィジカルを持った選手だ。大きな歩みを作る運命にあるよ。フロッカーリとのコンビも上手くいくだろう。私は、ロティートがパコ・カサルと会って交渉を開始したことを知っている。 Toloi?私を興奮させた選手だ。印象的なフィジカル、素晴らしい左足、優雅なプレイ。U-20代表でプレイしている彼について、ドゥンガは南アフリカに連れて行くことを考えていた」(Lazialita.it)