・“新たなマイコン”Pablo Pintosが最初の補強(Il Messaggero)
ラツィオは長い間、メルカートでの即座のヒットのために動いていた。そして、ロティート会長はついに最初の補強を到着させた。あとは時間の問題だ。交渉はすべて完了している。または、ほぼ完了している。
ラツィオにはサン・ロレンソのウルグアイ人Pablo Pintos('87)が到着しようとしている。右SBを本職としているPintosは、今シーズンは38試合4得点という結果を残した。数ヶ月間彼を指揮したシメオネは、彼に対して惜しみない絶賛を送っている。以前、チョーロは次のようにコメントしていたのだ。「Pablo Pintosは激しい上下運動を行うことができる選手だ。彼のクオリティとスタミナは私に感銘を与えたよ。彼はピッチ上では決して疲れないんだ。彼のような特徴を持ったSBは私の周囲にはほとんどいないし、彼の将来に関して私は素晴らしい光を予想している...」。Pintosのプレイスタイルはインテルのマイコンを思い起こさせるものである。
アルゼンチンのいくつかのメディアは、既に両クラブの交渉の詳細を伝えており、ラツィオはPintos獲得のために250万ユーロ以上のオファーを出したと見られている。このオファー額は、数年前にDefensor SportingからPintosを獲得した際に100万ドルほどしか支払わなかったサン・ロレンソにとって重要なものだ。大まかな交渉はここ10日間でほぼ終わっており、交渉完了はすぐに到着するだろう。Pintosには以前から長い間いくつかのクラブ(ヴァレンシア、アトレチコ・マドリード、パレルモ、カターニャ、パルマ。カリアリも昨年関心を示していた)が獲得に動いていたが、ラツィオが競争に打ち勝つ形となった。
彼の獲得については、レヤ監督もいくつかのDVDを参照した上で承認した。Pintosは2015年までの契約に満足してサインすることになるだろう。彼はEU外枠となるが、マキンワやコラロフに移籍の可能性があるため問題はない。Pintosはリヒトシュタイナーとポジションを争うことになると予想されており、スカローニは放出されると見られている。



☆Eugenio Ascari氏(FIFAの代理人、南米の選手に詳しい人物)
「Pintos?今年、彼は楽しいシーズンを過ごした。彼は2009年8月にサン・ロレンソに到着したが、ウルグアイ時代は左SBで起用されていたよ。まぁ、ラツィオは彼についてリヒトシュタイナーの代役として考えていると思うけれどね。Pintosにはマイコンと似た特徴がある。フィジカル面はマイコンと同等とは言えないけどね。サン・ロレンソでは4バックの右でプレイしたが、レヤの5人の中盤の右サイドでも自然にプレイできるはずだよ。彼は良いアタックを持ったSBだからね。 彼はまだ若い?彼が本当にラツィオに行くのなら、重要な投資になるよ。彼にはアトレチコ・マドリードやセヴィージャのようなスペインの重要なクラブも動いていたわけで、ラツィオはその競争に勝ったということになるんだ。これは大きなヒットだよ。 ウルグアイ代表に選ばれていないこと?彼はまだ大きな価値を持ったクラブでプレイしたことがないのだから、当然だよ」(La Lazio siamo noi.it)



☆マルク・リヒトシュタイナー(ステファン・リヒトシュタイナーの兄弟であり、代理人)
「ラツィオはPintosを獲得した?私もステファンも幸せに思っている。ステファンはローマを気に入っていて、ラツィオで快適に過ごしているよ。彼は会長が多くの有効な戦力と共に再建を図る方針であることを知っているし、ラツィオが強いチームになることを望んでいる。ステファンにとって競争は苦しみではないよ。彼にとっては、同じポジションの強いチームメイトとの競争は刺激であり、成功を収めるためにはより良いものとなるんだ。 トッテナムがステファンを欲しがっている?これは噂だ。記事を読んだのは認めるけれど、しばらくの間は何もコメントはしたくない。ラツィオのPintos獲得とリヒトシュタイナーの今後は何もリンクしていないよ」(La Lazio siamo noi.it)
※記事の最後に『リヒトシュタイナーにはトッテナムが600万ユーロのオファーを出した。現時点では仮説の可能性に過ぎないが、Pintosが噂通りにラツィオに到着するのならば、リヒトシュタイナーはプレミアリーグでの経験に向かうかもしれない』という文章あり。