☆エディー・レヤ監督
「今後について?もっと落ち着いた状態で働くためには、多すぎる戦力を薄くすることにプライオリティーを置かなければならない。35-40人の選手と働くことは不可能なんだ。余剰人員の問題を解決したら、2,3,4人の才能ある選手を見つけなければいけない。候補?名前については明かせない。会長とは将来に向けた計画を立てるために話し合う必要があるね。既にこのチームの骨格になっている要素は誰もがわかっているはずだし、これらの選手の残留に加えて一部の選手補強が行われることを願っているよ。 目指すべき目標?ラツィオのようなクラブは欧州のステージに目標を向けなければならない。この目標のために働かなきゃいけないんだ。 不運なシーズンを過ごしたサラテについて、そしてコラロフの将来について?サラテは議論されるべき選手だが、彼は個人としてではなく、チームとしてプレイしなければならない。これが理解できれば、国際的レベルの選手になれるだろう。彼にはフィジカル、テクニック、才能があるのだから。ただ、彼がラツィオにとって基本的な選手になるとしたら、それはさっき言ったことを理解できた時だけだ。コラロフについては多くのオファーがあるが、彼が残留するかそうでないかは私次第の話ではない。私ができるのは技術的な意見を与えることだけであって、オファーを考えることじゃないんだよ。経済面はクラブに関する談話になるしね。私は彼には残って欲しいと思っているよ。彼はまだ最大の成熟期を迎えたわけではないし、あと1年ほどで重要な選手になると思っているんだ。 フロッカーリとレデスマについて?レデスマにはピッチの中央で力を発揮する技術と個性がある。また、フロッカーリはカンピオナートで最も重要な選手のうちの1人だと思っているよ。 クルス?彼はジョカトーレとしての経験を終えたいという意向を明かした。この決定はカンピオナート終盤に熟されたようだよ。彼は私に大きな手助けをしてくれた。彼はたとえ最高の状況になくても、起用できる状態にあったんだ」(La Lazio siamo noi.it/Sky 5/17)



・サラテ「僕の望みはラツィオに残ることだ!」(Repubblica.it 5/16)
“また会おう”の別れだけ。「僕はラツィオにいたい」。ラツィオのティフォージは、どのような状況でもビアンコチェレステの背番号10を常に歓迎してきた。
サラテの状況。彼はスタメンから外されることが多くなった。「彼には財産と重要なクオリティがあるし、すごく期待している。でも、彼は自分のためではなくチームのためにプレイしなければならない」。レヤはこのように説明した。「僕はポジション保証なんて欲しくない。自分を議論に含む準備はできているよ。ただ、プレイスタイルについては、これが僕のスタイルだし、変えることはできない」。本日、ブエノスアイレスに出発する前にサラテはこのように語った。現時点では、答えはここで終焉を迎えた。しかし、チーム始動までの間にも反論が消えることなく行われることは明らかだろう。兄のセルヒオ代理人は、長い間ローマからマウリートを脱出させることが可能な移籍先を探しているのだ。ロティート会長は、少なくとも3000万ユーロ以下のオファーには応じない方針となっている。



☆クラウディオ・ロティート会長
「クラブはいくつかの選択を行い、今シーズンは失敗してしまった。でも、私は5年の間何の正当性もない争いに巻き込まれてきた。私は、今シーズンのタイトルを手にしたのがインテルと我々だけであることを忘れていない。カンピオナートではもっと違う結果に期待していたんだがね。 今シーズンは私がラツィオにやってきて最低のシーズン?最も悪いシーズンだったかどうかはわからない。明日の他チームの試合結果を待つ必要があるしね。我々がシーズン開幕時に3タイトルのうちの1つを獲得していたことを忘れる必要はないよ。シーズン中はなかなか調子が上がらなかったが、最終的には復活した。シーズン終盤にはグループ精神を持ってこのチームの価値を示せただろう。このカンピオナートが異なる日程で行われていたとしたら、ラツィオはもっと上位で終わっていたはずだ。残念ながら、カンピオナートは状況とエピソードでできている。我々は、北京でのスーペル・コッパのために、不安定なスケジュールで準備したツケを払ってしまった。また、カップ戦のために3日ごとにプレイすることで、最高の状態でトレーニングする機会も減った。これによって、無数のケガ人が出た。ダボ、マトゥザレム、フォッジャ、メグニはほとんどプレイできなかっただろう。 誰のミスか?私のミスもあったよ。それでも、選択を下すときには確信を持って行っている。人々は個々の利益、つまりラツィオの結果だけを見るもので、将来の状況は見ない。私がレンタル移籍や移籍金ゼロで多くの選手を手に入れ始めたとき、私は非難されていた。それが今、私は大きすぎるグループについてあれこれ言われている。我々にこれらの選手がいなかったとしたら、我々は更なる大きな問題を抱えていただろう。この6年間、誰も私には感謝しなかった。結果は時間で見るものだ。買い取りオプション付きレンタル移籍での補強も、このような理由から行っているんだよ。ラツィオは選手の評価額を連盟に提出する書類に記し、買取オプション付きレンタルで獲得している。ラツィオがお金を持っていないというニュースを書かれているが、ラツィオは常に選手のためにお金を支払ってきた。我々には、重要な欧州のカンピオナートで輝くことのできる選手を保っていると胸を張って言える誇りがある。 今シーズンがアツい1年にならなかったのは私も理解している。夏のメルカートでは、偉大なFW補強が必要だと考え、クルスを獲得した。ただ、彼には身体的な問題があった。それでも、彼は良いスタートを切って、周囲も『大きな補強』だと考えていた。このチームの唯一のミスは、DF補強を実現させることができなかった点だろう。我々はその責任を負うよ。 我々は道徳性とクオリティを持った選手を狙わなければならない。だから、ここから去ることを望んだ選手は売ってきた。今は、もしもクラブから去ることを望んだ選手がいたとしても、必須条件が見つからない限りは移籍することはできない。 レデスマがラツィオに残りたがっていることは幸せに思うか?反体制派のページは過去になったのか?メディアは一部の人々に様々なレッテルを貼ってきた。選手起用の選択を下すのは監督であり、私ではないと今まで何度も言ってきただろう。 一部の選手たちがクラブから離れようとしていること?人生において彼らはいくつかの選択を下すことになる。ただ、選択は共有されるべきもので、どちらか一方に損害を与えてはいけない。例えば、ロゼフナルはオファーが届いたときに『偉大なクラブからのオファーが来ました。僕は移籍しても満足だし、会長がオファーを拒否してラツィオに残ることになっても満足です』と話してきたんだ。私にとってはすごく困難な選択だったが、私は彼を安心させるために、最善の策を探した。それなのに、一部の選手は移籍金ゼロでクラブから去ることを決めていた。これは問題がないとは言えない。その選手たちは、我々が期待を寄せて手に入れた上に評価を安定させてきた要素だったわけだからね。だから、我々はクラブを守る必要があった。我々の手元にいる選手に、他のクラブが連絡を取ることは禁止されているはずだ。それなのに、司法上のシステムでは効力がなくなってしまう。もう過去については話したくないね」(La Lazio siamo noi.it 5/16)



・ムスレラ:契約更新のサインが明日に延期(La Repubblica 5/16)
ムスレラの契約更新のサインは、月曜日の夕方になされる見込みとなった。新契約は2015年までの年俸140万ユーロとなる。



☆ウスマヌ・ダボ(ラツィオでは通算155試合4得点)
「ラツィアーレとの別れはすごく刺激的だった。子供の頃に戻ったかのように泣いてしまったよ。すべてのラツィアーレの人々に感謝している。僕にとって、このユニフォームに袖を通したことは誇りだよ。ラツィオのことは決して忘れない。最も美しい瞬間は、当然ながら昨シーズンのコッパ・イタリア優勝だけど、この6年間でティフォージやスタッフと共に築いた素晴らしい絆も忘れられない。ティフォージに挨拶に行ったときは、心が震えた。ここで長い時間を過ごしたあと、チームメイトやビアンコチェレステのすべての人々に別れを告げるのは本当に難しい。こんなに強い感情を持ったのは初めてだよ...」(La Lazio siamo noi.it 5/16)



☆トンマーゾ・ベルニ
「個人的にはグループに最低限の貢献を与えることができて納得している。2試合の出場機会では問題なくやれたしね。最終的にチームもA残留を達成できたし幸せだよ。僕らはシーズン終盤になってからやっとグループになった。そして、最高の状態を保つことに成功した。本当ならシーズン開幕時にこういう風にしなきゃいけなかったんだけどね。新シーズンに向けてNorciaに再集合したとき、火の粉は一つにまとまるはずだ。 僕の今後?監督が多くの戦力保持を望んでいないことは知っている。カルチョは11人しかプレイできないしね。僕は、自分の可能性を示すチャンスがあることを望んでいる。だからこそ、今シーズンの2試合の出場機会はすごく重要だった。あれがあったから、今は将来を穏やかに見られるようになったんだ。期待しているよ」(La Lazio siamo noi.it 5/15)



☆セバスティアーノ・シヴィーリア
「俺のラツィオでの将来?今日の試合がこのユニフォームでの最後の試合だったのかどうかは知らない。クラブとはまだ何も話していないんだ。だから何を言えばいいのかなんてわからない。数週間ほど様子を見よう」(Noibiancocelesti.net 5/15)