☆フランチェスコ・トッティ(ローマ)
「今日の勝利は本当に美しいものだった。このデルビーは両チームが正面からぶつかり合った本物のショーだったよ。試合の経過を見続けて、終了の笛が吹かれたときには、勝利という熱い空気に押し潰されてしまった。誰かを怒らせるつもりはなかったんだ」(自身の公式サイトより。一部抜粋)



☆カッセッティ(ローマ)
「試合後に何が起きたのか?ラドゥがナーバスになっていて、何人かと揉めていた。それから、俺が彼らを落ち着かせるためにそっちに向かって。俺はあのようなヒストリーは避けた方が良いって思っていたんだ。それからはもう何も見ていない」(La Lazio siamo noi.it)



☆パオロ・ディ・カーニオ氏
「トッティの行為?たとえラツィアーリティフォージにとって不愉快であろうと、俺からすれば当然の行為だ。ローマのデルビーは特別なモノなんだよ。だからトッティの行為が下品だとは思わねぇし、ああいうパフォーマンスをするのも理解できる。ローマがスクデットを取ってラツィオがセリエBに落ちるなんて、トッティからすればメッチャ気分の良いことだろう。俺はアイツのパフォーマンスは何も非難しない」(La Lazio siamo noi.it)



☆エディー・レヤ監督
「トッティ?彼は重要な選手だし、変なパフォーマンスは避けなければいけないはずだ。試合後に起きたことは残念だよ。あれは10試合の出場停止に値している。私の選手たちも、間違った形であのジェスチャーに反応してしまった。おそらく、我々はいくつかの出場停止であの行為の代償を受けることになるだろう。あのようなことは起こって欲しくなかったんだがね」(Sky)
「ローマの年であることは明らかだ。フロッカーリのPKはあと10cm高ければ十分だったのにね。あのPKから、我々は意気消沈し、ローマは息を吹き返した。それでも、ローマのゴールはPKとFKだけだった。前半の我々は完全に試合を支配していたし、もっと良い運命に値していたよ。残念ながら、試合というのはエピソードで出来るものなんだ。 私がトッティに対して10試合の出場停止を求めたこと?それは確かだ。勝ったチームというのはもっと行儀良くあるべきだ。試合が終わった後、私の選手たちは失望していた。その後、彼はムスレラとラドゥの近くで親指を下に向け、混乱が生まれた。私は挑発した張本人を真っ先に非難したい。あのような態度は教育にも良くないじゃないか。また、スタンドでもいくつかの衝突が起きた。勝利したのなら、自らのティフォージと喜ぶべきなんだよ。サッカー選手というものは偉大なモノであるべきだし、私はこのような姿勢を公然と非難する。 PKキッカーは元々フロッカーリだったのか?コラロフのあとのPKキッカーはフロッカーリだった。でも、これは非難することはできないエピソードだし、誤解しないで欲しい。 ジェノヴァでは多くの選手が出場停止?レデスマの退場は残念に思っている。良心が存在していることを望むよ。 FKの失点シーンはムスレラの責任か?あのような状況で有罪判決を下すことはできないよ。 ジェノア戦でのコラロフの代役は誰か?デル・ネーロなどがいる。レデスマのポジションにはバローニオがいる。 交代直後にナーバスになっていたリヒトシュタイナーとは話したか?彼はうまくやっていた。でも、私はサラテを投入し、右サイドをビアーヴァで埋めることを好んだんだ。 テストの結果?我々は良い形でデルビーに向けた準備を行ったし、ローマに対してどのように立ち向かうべきかも理解していた。私は選手たちに挨拶しなければいけない。ただ、我々は今後も安心感を持たずにこれを続けなければならない。選手たちには、カンピオナートが終わるまでは残留できるかわからないと既に話している。我々はまだ安泰とは言えないんだ。最後まで戦わなきゃいけない」(La Lazio siamo noi.it)



☆イリ・ターレDS
「私は、ラツィオがしっかりとプレイし、敗北したデルビーを見た。追加点を奪えていたとしたら、重要な結果に辿り着けていたんだろうけれどね。 トッティ?トッティのジェスチャーは下品だし、デルビーに勝った人間として敬意に値しない存在だ。我々にはもっと報いを受ける価値があったし、大きな苦しみを感じている。でも、これからも穏やさを維持し、A残留へ向けて力を証明することが重要だ。我々は、ラツィオがまだ生きていることを示した。 ティフォージ?『ありがとう』としか言えないくらい素晴らしかった... 今後?現在の順位は我々を悩ませている。我々は、我々がミスを犯したことを理解しているよ。でも、今は裁判を行う時間じゃない。それはシーズンが終わってからだ」(La Lazio siamo noi.it)



・コラロフとレデスマが出場停止、ステンダルドが緊急手術(La Lazio siamo noi.it)
ジェノア戦ではコラロフとレデスマが出場停止となる。また、ローマ戦で鼻骨を骨折したステンダルドは緊急手術を受けたが、1週間後の試合に出場することは難しい状況にあり、ラドゥも試合終了後の行為をテレビ判定される可能性がある。