・サラテ事件の勃発:アル・サッドがラツィオを告訴(Corriere dello Sport)
サラテ事件が起こったが、ラツィオとアルゼンチンの才能は現状が確かなモノであることを確信している。アル・サッドは、FIFAに向けてビアンコチェレステの契約解除条項行使の問題を訴えた。
爆弾は昨晩に爆発したが、兆候は2,3日前から漂っていた。アル・サッド側はEttore Mazzilli弁護士を通して、法廷闘争の準備を進めていたのだ。アル・サッドは、FIFAへ向けてサラテの資格剥奪処分、ラツィオのメルカート活動禁止を要求している。これに対し、ビアンコチェレステは公式な返答を出し、全ての書類を提出した。今後はローザンヌの法廷か国際的な連邦機関に向かうことになると見られており、4月か5月には判決が下されると予想されている。
記憶に新しいだろうが、ロティートのドーハ訪問とアラブのクラブとの交渉決裂後、マウロ・サラテは4月29日に契約解除条項の行使を選択し、Marco Celani弁護士と共に手紙を通してアル・サッドへ意志を伝えた。これらの動きは合法的なモノで、移籍金もしっかりと支払われていた。だが、アル・サッド側は5月7日までに一括払いで問題を解決することを求め、ロティート会長は6月5日にサラテに代わって2020万ユーロをアル・サッドへ支払ったため、アル・サッドは訴えを進めた。
現在、何が起きているのだろうか?現時点では何もなく、ビアンコチェレステは穏やかな状態を維持している。アル・サッドと2年間交渉を続け、すべてを知っているサラテのマネージャー、ルッツィ氏も次のようにコメントしている。「我々は穏やかだ。選手を失ったアル・サッドが、このような訴えを起こしたがるのは当然だよ。サラテは契約解除の条項を行使した。これはマウリートがラツィオを選択したという大きな証拠だよ。危険性はない」。



☆セルヒオ・サラテ代理人(サラテの代理人)
「ラツィオはサラテを買った。アル・サッドは望みを口にすることができるが、問題があるようには思えない。ラツィオはサラテの契約の中に契約解除の条項があることを見つけ、相応の額を支払ったんだ。アル・サッド側の振る舞いについては私には説明できない。彼らに尋ねてくれ」(Tuttomercatoweb.com)