☆ロベルト・マンチーニ氏 インタビュー(La Lazio siamo noi.it)
10年前の今日、ラツィオはヨーロッパ・スーパーカップでマンチェスター・ユナイテッドを破るという魔法の夜を過ごした。この夜の主役の一人だったロベルト・マンチーニはRadio Incontroに登場し、10年前の勝利の記憶を語った。



−ロベルト、あの夜を覚えているかい?
「美しい思い出だ。ヨーロッパ・スーパーカップを戦うのは簡単なことじゃない。大きなチームに対する素晴らしい夜だったよ。私には大きな記憶が残っている」



−あなたは選手として6回、監督として1回勝利を収めた。立場によって勝利の感情は違うのかな?
「選手としての私、監督としての私は異なっている。選手としては、ピッチ上で勝ちたいという願望を前面に押し出していた。でも監督は違う仕事をしなければならない。ただ、満足感は同じくらいの価値があるよ。私にとって、勝利は最も美しいことだ」



−心残りは?
「すごく強かったチームなのに、CL決勝で戦えなかったことだ」



−99年、あなたとアルメイダは中盤でコンビを組んだ。どうして?
「多くの攻撃陣がいたんだけれど、中盤のクオリティーが若干欠けていたから」



−ある日、状況が改善されれば、ローマに帰って来てくれるでしょうか?
「ローマではすごく美しい時間を過ごすことができた。でも、監督として将来のことを話すのは難しいよ。ローマとラツィオには大きな記憶があるけどね」



−パンデフのことはどう思いますか?
「偉大な選手だが、まだ改善の余地が残されている」



−ジュゼッペ・シニョーリがラツィオから去った原因があなただというのは本当?
「No、絶対にない。彼はローマの伝説だ。私は、彼がラツィオから去ったのはサイクルが終わったからだと思っている。彼はプレイしたがっていたにも関わらず、居場所がなかったんだ。彼はラツィオにとって重要な選手だったし、我々の間には良い関係があった」



−サラテについては何か話せる?
「強い選手だ。まだ若いし、改善の余地があるね。彼には絶対的なカンピオーネになるための特徴のすべてが揃っている」



−クラニョッティとの思い出は?
「会長とは最高に素晴らしい思い出が残っている。愉快な人間だった彼は、強いチームを作った。彼はすぐに選択を下していたよ」