・カニーニ:ロティート-チェッリーノ、合意に近付く(Tuttomercatoweb.com)
ミケーレ・カニーニはラツィオ移籍に近付いているという声が出回っている。いくつかの情報による事実では、ロティートとチェッリーノは650万ユーロの完全移籍オプション付きレンタルで合意を見つける方向に近付いているようだ。この交渉にはステンダルドのレンタル移籍が含まれる可能性もあるが、その場合にはラツィオは年俸の60%を負担しなければならない。



・カニーニの代理人「ラツィオは偉大なクラブ」(La Lazio siamo noi.it)
ラツィオとバッラルディーニのアイデアにはミケーレ・カニーニが生まれた。現在のところ、彼はビアンコチェレステ守備陣補強の具体的な足音となっている。ロティートとターレは彼以外の選手もリストアップしているが、最新の状況ではラツィオは彼に狙いを定めたようだ。
昨日、ロティートとチェッリーノは連盟会議の際に交渉を行った。当初、チェッリーノ会長は600万ユーロの完全移籍オプション付きレンタルという解決を評価してはいなかったが、最新の状況では同会長はカンピオナート開幕でCBを務めたロペス-アストーリというコンビを確信している。
そこで、Lalaziosiamonoi.itはカニーニの代理人であるコントラット氏と連絡を取った。「リヴォルノ戦でカニーニがプレイしなかったのは、彼がメルカートに出されているからだ。ミケーレは万全な状態にあるが、クラブの技術的な選択を穏やかに受け止めている。彼は監督のグループに属しているからね。ラツィオについては、新たな動きはない。これはクラブ側に関する談話だし、ロティート、ターレ、チェッリーノ辺りに聞いて欲しい。我々が言えることは、ラツィオという解決は我々にとって楽しいものだということだけだ。ラツィオ移籍は大きな場所でバッラルディーニと再会し、大きなクラブでプレイすることを意味している。バッラルディーニとの接触?No、絶対にない」。  


☆モラービト氏(カニーニの代理人を管理)
「カニーニがラツィオに?我々は60-70%だと思っている。昨日、ロティートとチェッリーノは連盟会議の場で会談を行い、トレードについて話し合った。この二人の関係が交渉に影響を与えないことを願っている。残念ながら、以前両者の関係にはヒビが入っていたんだ。でも、状況は変わるかもしれない。ラツィオはレンタルを望んでいる?カリアリは別の解決を求めているが、交渉はどのような形でも進展することができるだろう。ラツィオには交渉に含めることのできる多くの要素が存在しているしね。たとえばステンダルドさ。バッラルディーニ?バッラルディーニは初日からラツィオにカニーニを招こうとしていた。サンベネデッテーゼ、カリアリでカニーニと一緒に過ごしたバッラルディーニは、彼の潜在能力を熟知しているんだ。カニーニの状況?良いよ。カニーニは靭帯の負傷によって成長を止められてしまったが、私はそれでも将来はカニーニのものだと確信している」(Lazialita.itよりソース不明)



☆Luiz Onofre MeiraDS(グレミオ)
「Reverのラツィオ行き?ラツィオのアプローチは知っているが、公式なオファーは届いていない。公式オファーは、分割払いではなく、我々にとって利益のあるものでなければならない。グレミオには非売品の選手は存在していないが、我々の要求を満たすオファーでなければ我々は興味は持たないよ。低い額を提示されても興味は起こすつもりはない。また、我々は分割払いも好んでいない。誰かを獲得したいのならば、現金を支払わなければいけない。Reverの保有権の50%は我々、20%はクラブの株主が所有している。Fabio Meloはラツィオの特使と連日話をしているし、交渉は近日中に進展するかもしれない」(Blogaodogremio.com)



・メルカートの動き(Corriere dello Sport)
ロティートはCB補強の取り組みを続けており、現在の主要な候補はカニーニとなっている。
ミラノでの連盟会議の際、ロティートはチェッリーノ、D'Ippolito代理人と顔を合わせた。D'Ippolito代理人はカリアリが興味を示しているレッジーナのヴァルデスをチェックしており、ヴァルデスがカリアリに到着することになるのならば、カニーニはアッレグリの戦力から除外されることになるだろう。ロティートとチェッリーノの会談はポジティヴなものだった。現時点では、ラツィオ側は500万ユーロでの買取オプション付きレンタルを提示し、チェッリーノ会長はより多くの資金を求めている。
一方で、ラツィオは別の選択肢への足音も除外していない。ラツィオは常にマルコ・マテラッツィを考えている。マテラッツィの名前は、パンデフに対してインテルが調査を行ったという声が出回ったあと、すぐに再浮上した。
また、ラツィオはブラジルでもミランダとReverを気に入っている。だが、ラツィオはEU外選手となる両者については最高でも買取オプション付きレンタルでしか獲得できない状況にある(EU外登録のカリーソはレンタルでサラゴサに移籍しており、同じ形式でしか獲得できない)。ロティートが異なる方向で交渉を行うには、マキンワかパンデフを完全移籍で放出しなければならない。



・DF補強:カニーニ獲得を交渉(Il Messaggero)
先日、ロティートとチェッリーノは電話で接触し、非公式な会談を行った。話し合いの内容はカニーニだ。両者は平和的に再会し、交渉を成立させるという可能性に向けて議論している。
マトゥザレムに700万ユーロ、サラテに2000万ユーロを費やしたラツィオは、レデスマとパンデフを売らない限り大きな経済的投資を行えない状況にある。そのため、カニーニ獲得の唯一の解決策は600-700万ユーロでの買取オプションを付けた形のレンタル移籍だと考えられている。ロティートはスウェーデンから帰ってきたあとに交渉を閉じるかもしれない。
また、ラツィオはグレミオのReverも依然として考慮している。今週、ビアンコチェレステはRever獲得に向けた交渉を開始しており、400万ユーロの買取オプション付きレンタルでの獲得を狙っている。この獲得方法は、レンタルでサラゴサに放出したカリーソと同じ形式となっており、新たにEU外選手を登録できる唯一の手段となっている。なお、ブラジルではミランダの名前も挙がっているが、彼の価格は1200万ユーロとなっているため、獲得が実現する可能性はほとんどないだろう。ミラノでの連盟会議以降、CB補強の状況は変化し、ミケーレ・カニーニが周囲をリードしている。



・DF補強:カニーニがポールポジション(Il Tempo)
バッラルディーニの戦力を完成させるDFとMF:ラツィオの経営陣は最小の努力で最大の結果を得るための実行可能な道を探している。クルスとビサーリのほかに、サラテ、マトゥザレム、エリセウの獲得に3000万ユーロを費やしたビアンコチェレステの財源はほとんど空の状態にあり、ラツィオはまずは現有戦力を放出しなければならない。
CBの補強では、国外の選手の交渉は無視され、ミケーレ・カニーニがポールポジションに浮上した。交渉は100万ユーロのレンタル移籍+500万ユーロでの買い取りオプションで締結されるかもしれない。また、インテルとの間ではパンデフ-マテラッツィという活動も生まれている。インテルの経営陣はパンデフのことを考えており、ラツィオはCBを探しているのだ。マテラッツィ獲得という道は実行可能となっている。一方で、CBの補強として常に名前が挙がっているReverとミランダの獲得は難しい状況にある。サンパウロもグレミオもレンタルでの譲渡に応じる意向がないのだ。なお、最新の状況ではウェスト・ハムのUpson、Collinsの名前も提案されている。
ラツィオ経営陣のプライオリティーはDF補強にあるが、彼らは同時に中盤の補強も考えている。そこで、ラツィオハウスにはレッチェのEdinhoの名前が再浮上したほか(1月にも補強候補となっていた)、ボラッティへのアプローチも再開されるかもしれない。
最後に、ロティートは昨日レデスマの代理人であるD'Ippolito氏と会談を行った。レデスマにはヴォルフスブルグ、アトレチコ・マドリードが関心を示している。レデスマの移籍が実現した場合には、ラツィオはジェマイリ獲得に動き出すかもしれない。トリノはジェマイリを800万ユーロと評価している。